本日は、2023年10月13日の金曜日!
13日の金曜日といえば、多くの人にとって不吉な日とされています。
しかし、なぜ13日の金曜日は恐れられているのでしょうか?そしてその起源は一体⁉
この記事では13日の金曜日の起源について調べて、それにまつわる歴史や都市伝説を解説します。

私は13日の金曜日と言えば『ジェイソン・ボーヒーズ(Jason Voorhees)』のシリーズが好みですね…。
13日の金曜日の起源

13日の金曜日が不吉な日とされる要因は、いくつかあるようです。
ここでは、各起源を簡単に説明していきます。
キリスト教起源説
13日の金曜日が不吉とされる起源は、キリスト教の逸話の中に隠されています。
もっとも有名な説は『キリストが磔刑に処せられた聖金曜日の前の晩に催された最後の晩餐で、キリストを含めて13人の人がいたから』という説です。
そのため、金曜日は不吉な日、そして数字の13はとりわけ縁起が悪いと言われるようになったとされています。

キリスト教の影響力が強いヨーロッパでは、この考え方が一般的とされているようです。
心理的起源説
13日の金曜日には、心理的な要因を起源とする説があります。
偶数の12という数字は『1年は12カ月、1日は24時間』など馴染みが深いことに比べ、13という数字は馴染みが薄く不規則であることから、漠然とした不安を煽ると言うものです。
都市伝説起源説
13日の金曜日にまつわる都市伝説も多数存在しているようです。
『鏡の前で13回キャンドルを灯すと悪霊が現れる』『黒猫が不運をもたらすという信念があるため、13日の金曜日に黒猫を見ることは特に不吉』『13日の金曜日に病気や事故が増加する』といったものが有名な都市伝説として語られています。
都市伝説以外にも13日の金曜日には様々な事件が起きたとウワサされています。
過去50年を振り返ると、『アンデス山脈での飛行機墜落事故が発生』『バングラデシュでの大竜巻発生』『少年が13時13分に稲妻に打たれた事故』などが13日の金曜日に発生しているようです。
しかし、これらの事故や事件は、「迷信深い人たちはこの日に起こった不幸な事件に敏感になり、より鮮明に記憶している傾向がある」ことにより噂されているだけに過ぎず、13日の金曜日がそれ以外の日と比べてより危険であることを示すデータは存在しません。
13日にかかわる都市伝説
- 13日の金曜日に病気や事故が増加する。
- 13日の金曜日に黒猫を見と不幸が起こる。
- 鏡の前で13回キャンドルを灯すと悪霊が現れる。
- 13日の金曜日に結婚式を挙げると不幸になる。
- etc.

日本で言う仏滅や友引に近い考えなのかもしれませんね…。
現代の13日の金曜日

現代では13日の金曜日が不吉な日とし知られ、広く受け入れられています。
海外の多くのビルでは13階が欠番とされ、13日の金曜日に飛行機に乗りたがらない人がいると言われています。
しかし多くの場合、13日の金曜日が不吉であるという証拠や科学的な根拠はみつかってはいません。
まとめ
本記事では、13日の金曜日が不吉とされる理由をまとめてきました。
13日の金曜日の不吉さについては、宗教的な起源や心理的要因、都市伝説といった様々な由来があるようです。
これらの信念が強く残ることで、13日の金曜日を不吉なものとして忌避する傾向があります。
しかし、これは日本の仏滅に通じる主観的な考えや迷信で、科学的な根拠はありません。
このような理由から、必要以上に恐れる必要はないと言えます。
逆に海外の結婚式場では、13日の金曜日になると費用が安くなるケースもあるらしいので、便利に利用してみてはいかがでしょう!

日本では13よりも4や9と言った数字が避けられるイメージです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。