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忍者ではなく武者の霊が出現する廃墟!福岡の心霊スポット『忍者村』

福岡県福岡市西区徳永にかつて存在した「福岡歴史の町 忍者村」。

現在では更地となり、テーマパークだった頃の面影は残っていません。

しかし、廃墟が残されていた悪露には、心霊現象の噂が囁かれ、オカルト好きの好奇心を刺激していました。

本記事では、福岡県の心霊スポット「福岡歴史の町 忍者村」の情報を紹介します。

本記事は、2025/02/18に加筆・修正しました。

福岡県の心霊スポット『忍者村』とは

福岡県『忍者村』の廃墟の写真
福岡県の忍者村の廃墟の昔の写真
現在の忍者村の廃墟後の更地

『福岡歴史の町 忍者村(ふくおかれきしのまち にんじゃむら)』は、福岡県福岡市西区徳永にかつて存在したテーマパークです。

1980年代に開業したテーマパークで、江戸時代の町並みを再現し、忍者屋敷やからくり屋敷などが設置されていました。

手裏剣投げやロープ渡りなどのアトラクションが子どもたちに人気で、スタンプラリーを完了するとバッジがもらえるなどの特典もありました。

しかし、時代の流れとともに来場者数が減少し、2005年9月に閉園しました。

その後、同じ敷地内で「骨董村」としてリニューアルし、骨董品や民芸品を扱う店舗が並ぶエリアとなりましたが、こちらも最終的には閉鎖されました。

閉鎖後、施設は放置され、廃墟と化していました。

一部では心霊スポットとして噂され、テレビの取材が行われたこともあります。

2016年には、学校法人筑紫女学園がこの跡地を取得しましたが、具体的な活用方法は明らかにされていません。

現在、跡地は更地となっており、当時の面影は残っていません。

福岡市内で忍者体験を提供する常設の施設はありません。

ただし、近隣の佐賀県嬉野市には「元祖忍者村 肥前夢街道」という忍者・歴史体験型テーマパークがあり、忍者ショーや手裏剣投げなどの体験ができます。

『忍者村』で起こる心霊現象

武者の幽霊のイメージ画像

落武者の霊の目撃

「福岡歴史の町 忍者村」にはかつて、お化け屋敷が存在しました。

テーマパークの一部として作られたこの施設では、江戸時代の幽霊を模した演出が施されていました。

しかし、閉鎖後に忍者村を訪れた人々の間で、実際に落武者の霊を目撃したという噂が囁かれるようになります。

証言によると、鎧兜を身にまとった武士のような姿の影が、薄暗い建物の奥に佇んでいたり、誰もいないはずの廃屋内で甲冑の擦れる音やうめき声のようなものが聞こえたりしたというのです。

忍者村の周辺には、かつて合戦が行われたという伝説も残っています。

戦の犠牲者たちが成仏できずにこの地に留まり、忍者村の廃墟の中をさまよっているのではないか、と考える人もいます。

特にお化け屋敷のあった場所では霊的な現象が多く、心霊探訪を目的に訪れた者の中には「突然体が重くなった」「背中に誰かの手が触れる感覚があった」と証言する人もいました。

もともと恐怖を演出するための施設だったとはいえ、霊的なエネルギーを引き寄せる場所となってしまった可能性は否定できません。

視線を感じる

忍者村が閉鎖されてから数年後、廃墟となった施設を訪れた人々が共通して語る体験があります。

それは、「誰もいないはずの建物内で、強烈な視線を感じる」というものです。

特に、かつて忍者屋敷や江戸の街並みを再現したエリアでは、人の気配を感じたという証言が後を絶ちません。

昼間であっても、忍者村の奥に入ると、背後からじっと見つめられているような感覚に襲われる人が多いといいます。

何度も振り返っても誰もいない。

しかし、写真を撮影すると、ガラスに映るはずのない人影が写り込んでいたり、歪んだ顔のようなものが映っていたりすることがあるそうです。

心霊スポットでの写真撮影を趣味とする人々の間では、忍者村跡地で撮影された写真の異常現象がかなりの頻度で確認されており、「ここには何かがいる」という共通認識が広まっています。

また、視線を感じるだけでなく、耳元で誰かが囁くような声を聞いたという体験談もあります。

「帰れ」「見てるぞ」といった言葉が聞こえたという人もおり、これは廃墟内に残る何者かの念が発しているのではないかと考えられています。

かつて賑わっていた場所が、時を経て静寂に包まれることで、異界の存在がその場を支配するようになったのかもしれません。

不気味な人形やマネキン

忍者村が閉鎖された後、施設の一部はそのまま放置されました。

特に、忍者村内に設置されていた人形やマネキンは、長年の風雨に晒され、劣化しながらも廃墟の中に取り残されていたといいます。

訪れた人々は、暗い廃屋の中に立ち並ぶ無数のマネキンや、破損して首の取れた人形を目撃し、その異様な光景に恐怖を感じたと証言しています。

こうしたマネキンや人形は、長い時間をかけて「呪い」を帯びることがあるといわれています。

日本では古来より、人形には魂が宿るという考えがあり、粗末に扱うと祟られると信じられています。

そのため、忍者村跡地に残された人形たちも、時間の経過とともに何かしらの霊的なエネルギーを宿してしまったのではないか、という説が囁かれています。

また、廃墟を訪れた者の中には、「夜に写真を撮ると、人形の目が光って見えた」「気づいたら人形の位置が変わっていた」といった不気味な体験を報告する人もいます。

さらに、一部の人々は、忍者村のマネキンが人間の形をしていたため、「このマネキンたちは何かの供養のために置かれていたのではないか」と考え、より強い恐怖を抱くようになりました。

トンネルでの霊的体験

忍者村跡地へと続く道には、小さなトンネルが存在しています。

このトンネルこそが、忍者村の心霊スポットの中でも特に異常な現象が多く報告される場所の一つです。

かつてこのトンネルは、忍者村へのアクセスルートの一部として利用されていましたが、忍者村が閉鎖された後は訪れる人も少なくなり、不気味な雰囲気が増していきました。

トンネル内では、以下のような怪異が頻発するといわれています。

  • 足音が聞こえる
    誰もいないはずのトンネル内で、後ろから足音が聞こえてくる。しかし、振り向いても誰もいない。足音はだんだん近づいてくるが、姿を現すことはない。
  • 白い影が横切る
    深夜にトンネルを訪れた者が、白い影が横切るのを目撃したという報告がある。特に、車で通る際に、フロントガラス越しに白い影がふわりと横切るのを見たという証言が多い。
  • 女性のすすり泣き
    深夜、トンネル内で女性のすすり泣く声が聞こえたという体験談が複数ある。声は遠くから聞こえたり、すぐ近くから聞こえたりと一定せず、不気味な雰囲気を醸し出している。

このトンネルに関しては、忍者村に関するものではなく、それ以前の時代に何かしらの事件があったのではないかともいわれています。

忍者村とは直接関係がないものの、この地域自体が霊的に強い場所である可能性が指摘されており、訪れる際には細心の注意が必要です。

ウワサされる心霊現象

  • 落武者の霊の目撃談がある。
  • 視線を感じる
  • 不気味な人形やマネキンの噂。
  • トンネルでの霊的体験

ただし、現在では確認できない現象も多いようです。

『忍者村』の場所

住所福岡県福岡市西区徳永545-1
最寄り駅JR筑肥線の今宿駅
アクセス今宿駅から徒歩約20分ほど
備考現在は更地になっています

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

『忍者村』で過去に起きた事件・事故

「忍者村」で発生した、命にかかわるような事故や事件は、記録に残されていません。

ただ、忍者村の敷地となっている場所の周辺では、かつて戦があったという噂があるようです。

また、忍者村の廃墟が残存していた頃には、バラバラになったマネキンが散乱していたり、森の中に首吊り死体を模した忍者の人形のようなものがぶら下がっていたそうです。

『忍者村』心霊スポット化の理由を考察

忍者村が心霊スポットとして知られるようになった背景には、いくつかの要因が考えられます。

まず、最も大きな要因は廃墟化による不気味な雰囲気でしょう。

忍者村の閉鎖後、園内の建物は放置され、時とともに廃墟化が進んでいきました。

忍者というテーマを活用した建物の荒廃した様子は、見る者に不気味な印象を与えることになります。

次の要因は、忍者村の敷地内で過去に戦が起きているという噂があることです。

この戦の噂と武者の幽霊が出現するという話が結びつき、心霊スポットとして有名になっていったのでしょう。

そして最後に、心霊現象の噂がメディアによって拡散されたことで、心霊スポットとしての知名度が高まったのだと考えられます。

『忍者村』訪問時の注意点

「福岡歴史の町 忍者村」の跡地は現在、更地となっており、施設の面影はほとんど残っていません。

そのため、訪問しても心霊スポットとしての姿を拝むことはできません。

また、現在、跡地は別の目的で利用されている可能性があります。

無断で敷地内に立ち入ることは法的に問題となるため、訪問の際は土地の所有者や管理者の許可を得るようにしましょう。

まとめ

本記事では、福岡県の心霊スポット「福岡歴史の町 忍者村」の情報を紹介しました。

かつて福岡市西区徳永に存在した「福岡歴史の町 忍者村」は、江戸時代の街並みや忍者の世界観を楽しめるテーマパークとして、多くの来場者に親しまれました。

しかし、閉鎖後は廃墟となり、心霊現象の噂が囁かれるようになります。

落武者の霊の目撃談や、不気味な視線を感じる体験談などが語られ、次第に心霊スポットとしての知名度が高まりました。

心霊スポット化した背景には、廃墟特有の不気味な雰囲気や、戦の跡地という伝説が関係していると考えられます。

また、テレビやネット上で取り上げられたことで、その存在がより広く知られるようになりました。

現在、忍者村の跡地は更地となっていますが、かつての歴史を知る人々の間では、今なお心霊の噂が絶えません。

忍者村跡地を訪れる際には、法的な問題に注意しつつ、周囲の環境や近隣住民への配慮を忘れないようにしましょう。

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