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多くの人の夢に出現した謎の中年男の恐怖⁉アメリカ発の都市伝説『This Man』

ゆめは、私たちの生命活動を支える重要な営みであると共に、解明されていない点も多くある神秘的な世界と言えるでしょう。

そんなゆめには、一風変わった都市伝説が存在します。

それが、ゆめの中に現れる謎の中年男性『This Man』です。

世界中の人々がゆめの中で彼と遭遇したと主張し、ちょっとした騒ぎを引き起こしたことがあります。

この記事では『This Man』という不気味な中年男性の都市伝説について調査し、その起源や正体について考察をまとめていきます。

ぜひ最後まで読み進めて『This Man』の謎に迫ってみてください。

『This Man』は現実のものなのでしょうか、それとも単なる集団幻覚なのでしょうか?

『This Man』とは?

『This Man』は、何千もの人の夢の中に突如として現れるが現実では姿を現さないと言われる謎の人物です。

世界中で彼をゆめの中で見たという証言が寄せられ、謎が謎を呼び都市伝説として有名になりました。

This Manが現れたゆめの内容は多岐に渡り、ロマンチックなものや性的なもの、恐ろしいもの、一緒に空を飛んだというものもあれば、何もせずに見つめてきたものもあるとされています。

一度見たら忘れられない特徴的な顔ですね…。

『This Man』恐怖の始まり

『This Man』の物語の始まりは、2006年1月にひとりの女性が精神科のドアを叩いたところから始まります。

女性は悩みを聞いた医師に対し「ひとりの男がゆめに何度も現れている!」と訴えます。

医師が夢に出てくる男性の顔を描かせたところ、非常に特徴のある男性の似顔絵が完成しました。

しばらく後のことです、その似顔絵を他の男性患者が見て「自分もその男を夢で見た」と言ったことで騒ぎが大きくなりはじまります。

似顔絵の男が気になり始めた医師が4人の同業者にこの絵を送ったところ、他の精神科医が担当する患者たちも「その男性を夢で見たことがある」と答えたのです。

さらに、どの患者も「ゆめで男を見たことはあるが、現実では見たことがない!」と答えたそうです。

このゆめの中の男性は『This Man』と名付けられました。

その後『This Man』は世界中に拡散され、2000人以上の人がゆめの中で遭遇していると言われています。

『This Man』に対する考察

『This Man』が多くの人のゆめに現れる理由は、多くの考察がなされています。

その内容は次の通りで、現実的で納得できるものから荒唐無稽なものまでたくさんの考えがあるようです。

『This Man』に対する考察

  • This Manの話を聞いた人がThis Manを考えてしまったために夢に出てきた。
  • 夢の中で会った人の顔の記憶があいまいで、思い出そうとしてThis Manの似顔絵を思い浮かべてしまう。
  • 無関係の人が共通で見る無意識の原型イメージである。
  • 企業が人々に精神的な条件をつけてThis Manの夢を見せている。
  • This Manは神が具現化した存在である。

個人的には『This Man』神説と無意識の原型が好みの説です。

『This Man』の正体

『This Man』は、その話が拡散され始めた頃からある噂が流れていました。

その噂の内容はTHIS MANは『ゲリラ・マーケティング』ではないか?と言うものでした。

This Manを調べていたひとたちは、ThisMan.orgをホストする企業がguerrigliamarketing.itというウェブサイトもホストしていることを発見することになります。

そしてKookというウェブサイトでの2010年の投稿や、2012年に"Viral 'K' Marketing"と題された印刷媒体での記事で、アンドレア・ナタレ氏がThis Manは虚偽の存在で「バイラルマーケティング」を行っていたことを認めたのです。

ただ、何のマーケティングかは発表されておらず真相は不明のままで本当にマーケティングであったのか疑問視する意見もあるようです。

This Manの影響で世界中がパニックにならないように、マーケティングだと嘘をついた可能性も…。考えすぎでしょうか?

情報の補足

  • ゲリラマーケティング :「低コスト&型破りな広告戦略」のことを指し、これまでの慣習に囚われない自由な発想が消費者から大きな注目を獲得していることが最大の特徴。
  • バイラルマーケティング主にインターネットやメールにより、クチコミを利用して不特定多数に広まるよう仕掛けていくマーケティング手法のこと

まとめ

本記事では、ゆめの中に出現する謎の男『This Man』についてご紹介してきました。

This Manは、仕掛け人が虚偽の存在であることを発表した後もしばらくの間は現実のものとして取り扱われていました、

その事ひとつをとっても、世間に与えた影響の大きさが理解できます。

また、現在でも一部のひとは『This Man』の存在を信じ恐れているようです。

結局のところ、信じるかどうかは個人の信念に依存すると言う事なのでしょう。

『This Man』は現在でも多くの媒体で作品化されていて、人々の興味を引き続けています。

本記事を読んで『This Man』に興味を持った方は是非そういった作品に触れてみてはいかがでしょう?

あなたは『This Man』の存在を信じますか?もしかしたら今夜あなたのゆめの中に『This Man』がやってくるかもしれませんよ…

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