水場には霊が集まると言われますが、今回紹介する湖『神楽女湖(かぐらめこ)』にも恐ろしい噂が存在します。
この場所で何が起こったのか…。
一緒に謎に迫っていきましょう。
『神楽女湖(かぐらめこ)』とは
『神楽女湖(かぐらめこ)』は、大分県別府市の鶴見岳南東側山腹にある湖です。
周囲1㎞ほどの大きさで、阿蘇くじゅう国立公園の一部に含まれます。
神楽女湖は、6月には大量のハナショウブが咲き乱れ鑑賞会がおこなわれます。
『神楽女湖(かぐらめこ)』の場所
〒874-0000 大分県別府市別府 神楽女湖
神楽女湖は6月にはたくさんののハナショウブが咲き乱れる観光地です。
『神楽女湖(かぐらめこ)』で起きた事件
『神楽女湖(かぐらめこ)』では過去に小学5年生の女子が行方不明になっているそうです。
『神楽女湖(かぐらめこ)』の近くに少年自然の家があるのですが、そこに来ていた子供がオリエンテーリング中に行方不明になりました。
賢明の捜索により、駐車場脇の雑木林のなかで死体で発見されたと言われています。
事件・事故両方の可能性で操作が行われた結果、転落事故によるものであると判断されたようです。
『神楽女湖(かぐらめこ)』でウワサされる怪異
「子供に話し掛けないで下さい」
小学5年生女子の事故死から一週間ほど後のこと、現場で少女の幽霊が目撃されたという噂が広がりはじめます。
雨が降る日の夕方や夜に、神楽女湖の近くを小学生くらいの女の子が歩いているそうです。
声をかけると、「家に帰りたいから車に乗せて欲しい」と言って来るので親切心で車に乗せると、女の子が途中で消えたり車が事故にあったりするそうです。
事故の後は、当然女の子は消えてしまいます。
はじめは、誰かが考えた怪談話とされていたのですが、目撃者が見た幽霊と死亡した女の子の姿が同じだったことから一気に噂が広がりました。
この場所には、一時期『子供に話し掛けないで下さい』という看板が立てられていたそうです。
切ってはいけない桜の木
『神楽女湖(かぐらめこ)』にはもうひとつ怪談話が伝えられています。
神楽女湖に向かう道に1本の桜の木がポツンと立っているのですが、この木が曰く付きなのです。
かつて道路整備のために、この木を伐採する話が出たのですが木を切ろうとした人がケガをしたり死亡したりすることが続いたそうです。
そのため、この桜の木は伐採されることなく、そのままにされていると言われています。
この桜の木には何度も車が衝突しているのですが、倒れることがなかったそうです。
噂される怪異
- 小学生の幽霊があらわれる。車に乗せると消えてしまうか事故にあう!
- 切ることができない桜の木がある。伐採しようとすると不幸が起こる。
2件とも正確な情報ソースは見つけることが出来ませんでした。
まとめ
今回は、大分県別府市の『神楽女湖(かぐらめこ)』を紹介しました。
この地で語られる噂は、悲しい事故がもとになって生まれた怪談話と理由の分からない不思議な話でした。
やはり水にある場所には、何かしらの霊が集まり不思議な現象を引き起こすのかもしれません。
『神楽女湖』は6月になるとハナショウブが見ごろになります。
大分県別府市にお出かけの際は、『神楽女湖』まで足をのばしてみては如何でしょう。
心霊スポットを訪問する際は、事故に気を付けて下さい。