こんばんはkataribeです!
今回の記事では、島根県で最恐と呼ばれる心霊スポット『石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)』と『賽の河原』を紹介します。
天然記念物にも指定されている観光地にはどのような謂れがあり、心霊スポットと言われるようになったのでしょうか。
ぜひ最後まで読み進めて真相に迫って下さい。
『石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)』とは
島根県の『石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)』は天然記念物に指定される『千畳敷が広がる海岸』です。
環境省の「かおり風景100選」に選ばれた『石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)』は、浅い海の中でたい積した約1,600万年前の地層が、明治5年の浜田地震などにより隆起してできた隆起海床です。
千畳敷の表面には、まるで畳を敷いたように見える規則的な亀裂が縦横に走っていて、それが畳ヶ浦の名の由来になっています。
地質学的に非常に価値のあるもので広さは約5ヘクタールで東京ドームより少し広いです。
島根県『賽の河原』とは⁉
石見畳ヶ浦の千畳敷に行くには『畳ヶ浦隧道』と呼ばれるトンネルに入り『賽の河原』を通って海岸側に出る必要があります。
『賽の河原』は、岸壁が波によって削られて生まれた『海食洞』です。
洞窟のなかには、川のように岩地を裂いて海水が流れている場所があります。
海沿いの洞窟を通過するので、転倒してケガをしないように注意してください!
『石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)』の場所
〒697-0003 島根県浜田市国分町
『石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)』で起きた事件
『石見畳ケ浦』には、潮の流れの影響で多くの水死体が漂着しているそうです。
また、この海域では海難事故や入水自殺が異常なほど発生しています。
他にも地域的な伝承として『間引き』の話があります。
貧しい家庭では、障害を持った子どもや双子、女児や育てていけないと判断された子どもが生まれたときにすぐに殺してしまいました。
この子殺しが『間引き』で、かつての日本で行われていた悲しい風習です。
この間引かれた子どもは、川や海に流されていました。
そうした遺体が潮流に乗って『賽の河原』の辺りに漂着していたようです。
悲しい歴史や地形的な問題で、心霊スポットとして成立しているのですね・・・。
『石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)』でウワサされる怪異
『石見畳ケ浦』や『賽の河原』では、【子供の声が聞こえた】【洞窟内で撮影した写真に子どもが写った】【洞窟内を歩いていると笑い声が聞こえる】【白くもやもやした不思議なものを見た】など子どもが関係する不思議な現象がたくさん起こっています。
賽の河原の名前の通り、子どもにちなんだ心霊現象が多いのは過去の間引きが関係あるのでしょう。
噂される怪異
- いないはずの子供の声が聞こえた!
- 洞窟で撮影した写真に子どもが写っていた!
- 洞窟内を歩いている時に笑い声が聞こえた!
- 白いモヤモヤとした不思議な物体が目撃される!
悲しい子どもの霊が存在しているのでしょうか・・・
まとめ
今回は、島根県で最恐といわれる心霊スポット『石見畳ケ浦』と『賽の河原』を紹介しました。
もともと水辺には霊が集まると言われていることに加え、地形や海流、過去の謂れが強く結びつき同地は心霊スポットと噂されるのでしょう。
ただ、『石見畳ケ浦』の地形は学術的にも価値があるものなので、観光として訪問しても良いかも知れません。
現地を訪問する際は、悲しい過去がある場所であることを忘れずに礼節をわきまえて行動しましょう。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。またのご来館をお待ちしております。
島根県旅行の際は、現地を訪問してみては?