私たちが日ごろから使用している地名には、過去に起きた出来事や注意を促す目的で名前を付けられたものもあります。
今回紹介する心霊スポットは、そのように過去の出来事がもとになって名付けられたとウワサされている『死入道峠(しにゅうどうとうげ)』です。
いかにも恐ろし気な名前が付けられているこのスポットには、どのような過去と心霊現象があるのでしょうか?
その秘密に迫っていきましょう。
『死入道峠(しにゅうどうとうげ)』とは
『死入道峠(しにゅうどうとうげ)』は、愛媛県松山市に存在する峠の心霊スポットです。
この峠の先には高縄山と言う山があり、そこは【江戸時代の頃に姥捨て山】だった場所です。
高齢で働けなくなった家族を山に捨てるために通った峠であるため、死へ入る道と書いて死入道峠と呼ばれていたと言われています。
死入道峠と呼ばれていたのは、今から10年以上前のことで現在では『笹ヶ峠(ささがとうげ)』と呼ばれています。
死人道峠と間違われることも多かったそうです…
『死入道峠(しにゅうどうとうげ)』の場所
愛媛県松山市庄府県道17号線
現地は一般の道なので、訪問の際は他の人の迷惑にならないようにしましょう。
『死入道峠(しにゅうどうとうげ)』で起きた事件
『死入道峠』は、過去に姥捨て山へとつながる峠であったことで、多くの悲しい出来事があったことは間違いないでしょう。
それに加え、2009年には『23歳の男性が出会い系サイトで出会った女性を絞殺して、遺体を遺棄』する事件が起きています。
悲しい過去を持つ土地なのでしょうか…
『死入道峠(しにゅうどうとうげ)』でウワサされる怪異
『死入道峠』では、幽霊の目撃がウワサされています。
女性の幽霊、老婆の幽霊、老爺の幽霊などが目撃されているようです。
これは、過去に姥捨て山に続く峠だったと言われていることや、2009年の事件がもとになっていると考えられます。
ウワサされる怪異
- 女性の幽霊が目撃される。
- 老婆の幽霊が目撃される。
- 老爺の幽霊の幽霊が目撃される。
地元民のウワサでは、幽霊よりもイノシシの方が怖いとも言われています!
まとめ
今回は、愛媛県の心霊スポット『死入道峠(しにゅうどうとうげ)』を紹介しました。
ここは過去に姥捨て山に続いていたことから、『死に入る道』と名付けられたと言われています。
また、2009年には事件も起きており、これらの情報が纏まることで、幽霊の目撃が囁かれるスポットになっていると考えられます。
心霊スポットとしては興味深い場所ではありますが、地元の方たちが日常的に利用する道なので、訪問する際は迷惑にならないように行動しましょう。
また、噂では幽霊は出ないがイノシシが出るとも言われているので、山道を散策する際は注意が必要です。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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