車で走っていると、女性が乗せてくれと頼んできて、承諾した後しばらくすると女性が消える・・・
トンネルや墓地近辺でよく聞く怪談話です。
今回紹介する鳥取県の『旧日野橋』では、昭和の終わりに、そのようなウワサが広がったといわれています。
この橋では、いったいどのような出来事があったのでしょうか・・・。
あまりにも有名な怪談話・・・謂れなどはあるのでしょうか?
『旧日野橋』とは
『旧日野橋(きゅうひのばし)』は、鳥取県米子市に存在する橋で、女性の幽霊が現れると言われている心霊スポットです。
日野川をまたぐ全長365.8m、幅5.8mの橋で、昭和4年(1929)に完成しました。
素晴らしい景観を持つ旧日野橋は、米子を代表とする景観として、地域の人々に愛されています。
『旧日野橋』の場所
鳥取県米子市 山陰道
『旧日野橋』は文化財に指定されているようです。迷惑行為はやめましょう…。
『旧日野橋』で起きた事件
『旧日野橋』では、命に係わるような事件や事故は報告されていません。
『旧日野橋』でウワサされる怪異
『旧日野橋』では、幽霊の目撃が報告されています。
とくに有名なのは、女性の幽霊の話です。内容は次のようになっています。
『旧日野橋』の怪談
『ある時、一台の車が旧日野橋を走っていると、女性がやってきて「車に乗せてほしい」と言われました。
その女性があまりにも美人だったこともあり、運転手は頼みを聞き入れ車の後部座席に女性を乗せました。
しばらく車を走らせた運転手「どこまで行きますか?」と尋ねると女性は、「もう少し先まで」と静かに答えます。
その後、さらに車を走らせた運転手が後ろを振り返ると、女性の姿は消えておりシートがずぶ濡れになっていました。』
この話は、昭和の終わり頃に広がったウワサです。噂に出てきた車が白い乗用車だったため、当時は日野橋周辺に白い車が集まっていたそうです。
この怪談は週刊誌にも取り上げられたそうです。
まとめ
今回は、鳥取県の心霊スポット『旧日野橋』を紹介しました。
『旧日野橋』では、命にかかわるような事故や事件が起きた情報は確認できないため、怪談話が広がった理由はわかりません。
かつて雑誌に取り上げられたこともあるようで、鳥取県では有名な心霊スポットのようですが現在では、文化財としての側面が強いようです。
観光で訪れる際は、他の方の迷惑にならないように行動してください。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
またのご来館をお待ちしております。