『常葉少年自然の家』とは
『常葉少年自然の家(ときわしょうねんしぜんのいえ)』は、福島県田村市に存在する教育施設の廃墟です。
昭和54年(1979年)に東京都中野区が開設した区営林間学校で、中野区の小中学校が移動教室として使用していました。
しかし、福島第一原発から32kmの距離にある事と施設の老朽化に伴い、震災後は移動教室で使われることはなくなったそうです。
使われなくなった理由には、原発関連以外に心霊現象が関係していると言われています。
施設自体、取り壊す計画が浮上していますので、侵入しないようにしましょう。
『常葉少年自然の家』の場所
〒963-4601 福島県田村市常葉町山根鰍5-29
私有地に勝手に入ると、罪に問われる場合があります。また、廃墟は単純に危険なので許可のない侵入は厳禁です。
『常葉少年自然の家』で起きた事件・事故
常葉少年自然の家で過去に発生した事故や事件は不明です。
ただ、太平洋戦争の際に疎開地として利用されていたらしいので、何らかのトラブルがあった可能性は否定できません。
戦時中には悲しい出来事がつきものですからね…。
『常葉少年自然の家』でウワサされる怪異
常葉少年自然の家では、この手の施設につきものである定番の怪談話が複数ウワサされています。
施設のなかには23の部屋があるのですが、その中に1つだけ使用してはいけない部屋があると言われています。
過去にその部屋を使用した人の話では、窓から誰かに覗かれている気配を感じたり、部屋中が白いモヤに包まれる、押し入れの戸に血の跡のようなものがついていたなどの現象が起こったそうです。
また、『中野区在住の人が夜中に施設の外を歩いていると、後ろから肩を叩かれて「あんた、中野の人かね?」と声をかけられ、振り返ると誰もいない』という怪奇現象も報告されています。
さらに、『小学校のバスが少年自然の家付近に近づいた時に、バスの前に突然人影のようなものが飛び出してきたが、誰もいなかった』という現象が多発し、自然の家までのルートを変更したことがあるそうです。
ウワサされる怪異
- 23の部屋のうち怪奇現象が起こる部屋がある。
- 中野区在住の人が夜中に施設の外を歩いていると、後ろから肩を叩かれて「あんた、中野の人かね?」と声をかけられ、振り返ると誰もいない。
- 小学校のバスが少年自然の家付近に近づいた時に、バスの前に突然人影のようなものが飛び出してきたが、誰もいなかった。
疎開した子どもたちの無念が残されているのでしょうか?