富山市の中心に位置する複合施設『富山市民プラザ』
公共機関や商業施設が纏まっていることに加え、様々なイベントを行うことで、幅広い世代に支持され多くの人が利用する人気施設です。
しかしこの施設、人間以外のモノも出現するという噂が流れているのです。
本記事では、『富山市民プラザ』で過去に起きた出来事や噂される心霊現象を調査し、紹介していきます。
富山県『富山市民プラザ』
『富山市民プラザ』とは
『市民プラザ(しみんぷらざ)』は、富山県富山市に存在する複合施設です。
富山市の核として市民が集まる、総曲輪地区の大手通りに位置しており、富山市政100周年事業の一環として建設されました。
富山市の中心地区を活性化し、活力ある都市づくりのシンボル施設として存在感を示しています。
商業的な利用だけでなく、各種芸術・文化イベント、外国語専門学校や市民学習センターなど生涯学習の場として、広く市民に利用され親しまれています。
『富山市民プラザ』の場所
〒930-0084 富山県富山市大手町6-14
『富山市民プラザ』で過去に起きた事件・事故
富山市民プラザが建設された土地は、かつて『富山市民病院』が運営されていました。
富山市民病院は、場所を変えて現在でも富山市民の健康を支えているため本記事では、市民プラザの前身で会った病院を『旧富山市民病院』と表記します。
旧富山市民病院は1940年代から運営されていた病院で、その歴史は非常に古いものでした。
長い歴史の中で、病院の規模は絶えず拡張されていき、感染症患者の対応や救急患者の受け入れといった重要な役割を持つことになります。
市民にとってなくては、ならない医療の場となる一方で、数多くの患者が命を落したと言われています。
県や市が運営している大きな病院では、どうしても死者数が増加しがち・・・
『富山市民プラザ』で起こる心霊現象
病院で命を落した人の幽霊が現れる
市民プラザの前身である『富山市民病院』は、救急患者や感染症の患者を受け入れていました。
また、重病の患者も数多く入院していたために、闘病中に命を落してしまう人もたくさんいたそうです。
そう言った人の魂は、いまでも土地に残り続けており、病衣を来たままの姿で市民プラザ内に現れると言われています。
何度もお祓いをしているそうですが、払いきれないそうです。
ウワサされる心霊現象
- 病院時代に命を落した患者の幽霊が出現する。
『富山市民プラザ』心霊スポット化の理由を考察
市民プラザが心霊スポットと呼ばれるようになった理由は、土地に由来する情報がもとになっていると考えられます。
市民プラザが建設される前の同地は、『富山市民病院』として多くの人が集う場所だったそうです。
かなり大きな病院で、感染症や重病、救急患者まで幅広く対応していたことで市民の健康を支えていました。
しかし反面、病院内で命を落す人も多数いたと伝えられています。
市民プラザを利用する人のなかには、市民病院時代に家族の最期に立ち会った人もいるでしょうし、地元民であればもとが病院だったことは当然知っていることでしょう。
そういった情報を知ったうえで施設を利用すると、ふとした瞬間に見える筈がないものを見てしまうことも・・・⁉
そうして、心霊現象のウワサが広がり『富山市民プラザ』は、心霊スポットとして知られるようになっていったと考えることが出来るのです。
ただ、この考察はあくまでも「幽霊が存在しない」という視点でのものです。
大きな病院と言うものは、兎に角、融通がききません。
たとえ患者であっても病院のルールには従うほかなく、重病で余命に少ない入院患者は、様々な不満を抱えていることが少なくありません。
そう言った人たちの最期は、得てして辛く悲しいものになりがちです。
特に、富山市民病院では、救急患者の受け入れや感染症患者の対応をしていたそうなので、『何が起きたのか分からないうちに絶命』した人や『痛みや苦しみの中で救いを求めながら』死んでいった人が多数いることは間違いないでしょう。
そのような人の魂は、成仏できずにその地に残り続けると言われているので、病院跡地を利用した市民プラザで心霊現象が起きても不思議ではありません。
そして、プラザの利用者が幽霊を目撃することで、うわさが広がり心霊スポット化した可能性も排除することはできないでしょう。
病院や老人施設系での心霊現象は本当に多いです・・・。
『富山市民プラザ』訪問時の注意点
富山市民プラザは、全身である病院時代にたくさんの死者が出ていると噂されています。
病気やケガによって無念の死を迎えた人たちの魂が彷徨っている場合、遊び半分や冷やかしで同地を訪れると彼らの尊厳を傷つけ、怒りを買う可能性があります。
肝試し感覚で『富山市民プラザ』を訪問するのはやめておきましょう。
また、『富山市民プラザ』は、現在でも多くの人が利用する総合施設です。
心霊現象を目的として訪問すると、他のお客の迷惑になる可能性があります。
場合によっては、管理者からのお叱りを受ける可能性がありますので、同施設の利用時には迷惑になるような行為は避けましょう。
風評被害が起こる可能性もありますからね!
体験談・噂話
清掃作業員の話
私は、特に霊感が強いわけではなかったのですが、富山市民プラザでの清掃業務中にはじめて心霊体験をしました。
それは、プラザ内での清掃業務について、数週間が経った頃のこと・・・
いつものように、廊下の掃除をしていると、ふと視線を感じたのです。
その廊下は従業員用の通路で、施設の利用客はまず通らない場所でした。
絡み付くような視線がどうしても気になり、顔だけを視線の方向に向けると若い女性がこちらを見ていたのです。
目が合ってしまったので、少し焦りつつも軽く会釈をしたんですけど、頭を上げると女性の姿はその場から消えていました。
会釈をした一瞬の間に?隠れるところもないのに・・・。
気のせいだったのかとも思ったのですが、よくよく女性の姿を思い出してみると、少しおかしなことがあったんです。
それは、女性が来ていた服!
まるで、古い病院着のような服でした。
その話を同僚にしてみると、市民プラザの土地が昔は病院で、たくさんの人が亡くなっていたことを教えてくれたのです。
あの女性は、病院で亡くなった患者さんだったんでしょうか・・・。
私は、市民プラザで幽霊が出ると知り、怖くなってしまったので、すぐに清掃の仕事をやめてしまいました。
女性の幽霊は、いまでも廊下を彷徨っているのでしょうか?
まとめ
本記事では、富山県の心霊スポット『富山市民プラザ』を紹介しました。
富山市民プラザは、かつて富山市民病院だった場所に建設されています。
富山市民病院の歴史は長く、その歴史のなかで多くの市民を救って来ましたが、反面、多数の死者がいることも間違いないようです。
大きな病院としての特性上仕方のないことですが、命を落した患者は無念の想いを抱えて、その場所にとどまっていると言われています。
そういった噂や施設利用者が幽霊を目撃することで、富山市民プラザは心霊スポットとして知られるようになっていったのでしょう。
本記事を読んで、富山市民プラザの心霊現象に興味を持った方がいるかも知れませんが、富山市民プラザは現在も多くの人に利用されている施設です。
遊び半分や冷やかしで訪問して、他の利用者の迷惑にならないように気を付けて下さい。
亡くなった患者さんの魂にも敬意を払いましょう。