栃木県で最も危険な心霊スポットと言えば、ここが思い出される人も多いのではないでしょうか?
その場所は、廃墟のレストラン『ブルースカイ』
過去に『悲惨な出来事が起きて廃業した』と噂されるこの場所で、いったい何が起きたのでしょうか?
本記事では、栃木県の心霊スポット『ブルースカイ』についての噂を紹介しています。
ご一緒に『ブルースカイ』の謎に迫っていきましょう。
栃木県『ブルースカイ』とは
『ブルースカイ(ぶるーすかい)』は、栃木県塩谷郡高根沢町に存在するレストランの廃墟です。
国道4号線の新鬼怒川橋近くの東岸に建っていたため、日光連山や那須連山を望むことが出来る展望レストランでした。
鉄骨2階建てレストランで、1966年7月竣工とされているが、空中写真では1958~1963年時点でその姿を確認できるようです。
正確な閉店時期は不明ですが、1982年時点で既に閉業したいたらしく、2007年頃には「管理物件」の看板が設置され、工事車両の出入りがありました。
建物の解体と再開発が噂されましたが、なぜか解体されることはなく、廃墟のまま放置されています。
廃墟の内部は、老朽化が進んでおり激しく荒廃しており、窓ガラスは、ほぼすべてが破損!壁や天井が崩落している状態です。
2012年の時点で2階へと上がる階段が崩れ落ちていたと言われています。
2022年4月時点では、草木に埋もれた状態になっており、2022年7月頃から不動産会社により売りに出されているようです。
廃墟の周辺には鉄パイプの柵や看板、のぼりが設置されていて、しっかりと管理されていることが分かります。
管理者からは、肝試しなどでの侵入を控えるように告知されているそうです。
『ブルースカイ』で起こる心霊現象
焼け爛れた姿の女性の幽霊が出現する!
ブルースカイでは、全身が焼け爛れた女性の幽霊が現れると言われています。
この女性の幽霊は、かつて『レストランブルースカイ』で働いていた女性だと噂されているようです。
女性は、レストランで働いている時に、酷いイジメを受けて心を病んでしまった末に、レストラン内で灯油をかぶり焼身自殺してしまったとか・・・。
廃墟を訪れる者を、恨みのこもったような悲し気な表情で見つめてくるのだそうです。
自殺したオーナーの幽霊が現れる!
前述の女性が焼身自殺した後から、ブルースカイの経営は急激に悪化していったそうです。
経営難に苦しんだオーナーは、最終的にノイローゼになりレストラン内で首を吊って自殺してしまったと言われています。
それ以降、首吊りしたオーナーの幽霊が出現して訪問者を出迎えるのだそうです。
男女の幽霊が交通事故に誘う!
自殺した女性とオーナーの幽霊と同じなのかは不明ですが、肝試しでブルースカイを訪れた人の前に、男女の幽霊が姿を現すそうです。
そして、その男女の幽霊に遭遇すると肝試しの帰りに交通事故に遭ってしまうと言われています。
このことから、男女の幽霊が交通事故に誘っていると噂されています。
ウワサされる心霊現象
- 焼け爛れた姿の女性の幽霊が出現する!
- 自殺したオーナーの幽霊が現れる!
- 男女の幽霊が交通事故に誘う!
廃墟を解体しようとすると怪我をする!または、不幸が起こる。というウワサもあるようです。
『ブルースカイ』の場所
住所 | 〒329-1233 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺1718-1 |
最寄り駅 | 宝積寺駅 |
アクセス | 宝積寺駅から徒歩30分 |
備考 | 廃墟は管理者により管理されています。 |
『ブルースカイ』で過去に起きた事件・事故
女性の焼身自殺
ブルースカイで有名な話は、この『いじめを受けた女性が焼身自殺した』というものです。
レストランで働いていた女性が、酷いイジメの末に精神を病んでしまい店内で灯油をかぶり、火をつけてしまったそうです。
結果、女性は焼け爛れた状態で死亡してしまったと言われています。
この女性については、美容師を目指していた女性がいじめを受けて心を病み、レストランの店先で焼身自殺したと言う内容の話もあるようです。
廃墟のなかに焼け焦げがあるために、有名になったエピソードかもしれませんね。
オーナーの自殺
先の女性の焼身自殺が起きてから、レストランは急激に経営状態が悪化!
経営難で悩んだレストランのオーナーは、ノイローゼになり建物の2階で首を吊って視察したと言われています。
解体業者の事故
レストラン廃業後、廃墟を解体するために業者が入ったそうです。
しかし、いざ解体作業に入ると作業員に謎の体調不良やケガが相次いだそうです。
その結果、廃墟は解体されることなくそのままの状態で放置されているそうです。
ただし、どの噂も根拠となる情報が見つからないのですよね・・・。
『ブルースカイ』心霊スポット化の理由を考察
レストラン『ブルースカイ』が心霊スポット化した理由は、長期間放置されている廃墟とその不気味な雰囲気が理由だと考えられます。
特に、一度業者が介入したにもかかわらず、建物が解体されずに放置されたことで、事情が分からない人には『何か』が起きたのだろうと想像させることになります。
さらに、レストランの閉店理由も正確な廃業時期も不明であることが、人々の想像に拍車を掛けたのでしょう。
事実、心霊現象のもとと言われている『女性の自殺』も『オーナーの自殺』も根拠となる情報はなく、起きてはいないとされています。
また、レストランが閉店した理由も新店舗の開店に伴い、古い店舗から撤退しただけと言う話もあるようです。
謎の多い廃墟の雰囲気は、心霊スポット感を醸し出しますからね!
『ブルースカイ』訪問時の注意点
ブルースカイは、管理者によって管理されている廃墟です。
勝手に侵入すると犯罪になってしまうため、肝試しなどで立ち入ることはやめましょう。
また、どうしても廃墟内に立ち入りたい場合は、管理者に連絡して許可をとってください。
許可を貰って立ち入る場合でも、廃墟内は老朽化が進んでいるため注意が必要です。
天井や壁が崩れて落ちてくる可能性もあるので、肌を露出しない服を着てヘルメットなども装着した方が良いでしょう。
基本は、廃墟内に入らない方が安全ですけども・・・。
体験談・噂話
体験談募集中
当サイトでは、心霊スポットでの体験談などを募集しています。もしよければ、コメント欄に書き込んでください。
まとめ
本記事では、栃木県の心霊スポット『ブルースカイ』を紹介してきました。
ブルースカイでは、女性従業員やオーナー自殺の噂が流れていて、心霊現象もそのウワサに準じた内容になっているようです。
ただ、女性やオーナーの自殺があったかは、情報が不十分で根拠のないウワサレベルの話と言えるでしょう。
また、噂の内容も複数のパターンがあり、確定的ではない印象です。
このような事から、ブルースカイは、廃墟の不気味な雰囲気と、不吉な噂話が合わさることによって生まれた心霊スポットだと考えることが出来ます。
本記事を読んでブルースカイの心霊現象に興味を持った場合でも、廃墟は管理者により管理されているため、勝手に侵入すると犯罪になります。
また、廃墟内は老朽化が進み危険な状態です。
施設内に踏み入らないようにしましょう。
ブルースカイで撮影された動画を紹介しておきますね。再生すると音が出るので注意してください。