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イースト・マーテロー博物館の呪わレた『ロバート人形』

アメリカ、フロリダ州にあるイースト・マーテロー博物館に呪われた人形が展示されているのを知っていますか?

彼の名前は『ロバート人形(Robert the Doll)』

『ロバート人形』の都市伝説は、数十年もの長い期間に渡って語り継がれてきました。

人々はなぜ『ロバート人形』に魅了されるのでしょうか?

今回の記事では、彼の持つ恐怖の物語と不可解な魅力を『ロバート人形』の起源や歴史と一緒に紹介していきます。

呪われた人形の話は、何故か心惹かれますね。

『ロバート人形』の起源と歴史

『ロバート人形(Robert the Doll)』は、1904年にドイツの名高い玩具製造会社、シュタイフ社によって製造されました。

この人形は、ウィンドウディスプレイ用にデザインされたものでしたが、キーウェストのオットー家の祖父がドイツを訪れた際に購入され、孫のロバート・ユージーン・オットーにプレゼントとして渡されたとされています。

ロバート・オットー少年はこの人形に自らの名前を与え、幼少期から深い絆を築いていきます。ロバート人形は、少年の成長と共にあり、彼の日常生活に深く関わってたのです。

一見、少年と人形の友情を想起させるエピソードですが、オットー家の人々はロバート人形に対して形容し難い不気味さを感じていました。

それは、少年と人形が会話している声を聞くことがあったからです。少年の声かけに対して、人形が少年とは異なる声で応答しているかのように感じたそうです​​。

このような現象が続いたことで、周囲の人々はロバート人形に対して不気味な印象を強めていき、やがて『呪われた人形』と噂するようになっていきます。

呪いの噂が広がっても、ロバート・オットーはロバート人形を手放すことはなく成人となります。ロバート・オットーは人形を自宅に保管し、特別な部屋を設けて世話をし続けました。

しかし、ロバート・オットーの妻はロバート人形の不気味さに耐えられず、屋根裏部屋に閉じ込めるよう彼に求めました。

しかし、ロバート人形が封じられた後も家の中では、奇妙な現象が治まることは無く怪奇現象は報告され続けたそうです。

1974年にロバート・オットーが亡くなった後に、マートル・ロイターという人物が、ロバートの住んでいた家を購入することになるのですが、その家のなかには、件のロバート人形も残されていたのです。

ロバート人形は、マートル・ロイターのもとでも数々の怪奇現象を起こし、最終的にはイースト・マーテロー博物館に寄贈されることになったのです。

人形はイースト・マーテロー博物館に寄贈されたロバート人形は、多くの人の興味を惹くことになります。

この呪われた人形を一目見ようと、現在でも多くのひとが博物館を訪れています。そして、訪問者たちは、人形に対する敬意を示すために、写真を撮る前には必ず許可を求めるようになりました。

このように、ロバート・オットー少年とロバート人形の間には、ただの所有者と玩具という以上の、深い絆と特別な関係が存在していたのです。

人形入手の経緯には、屋敷の使用人女性が呪いを込めて贈ったという説もあります。その女性は、不思議な魔術のような力を持っていたそうです。

『ロバート人形』の特徴と伝説

『ロバート人形』は特徴的な外見と恐ろしい逸話を持っていて、話題には事欠きません。

ロバート人形の外見的な特徴や、引き起こされたとされる怪奇現象をみていきましょう。

『ロバート人形』の外見

『ロバート人形』は、特異な外見と不気味な雰囲気で知られおり、その見た目は多くの人々に強烈な印象を与えます。

まず、ロバート人形の目はとても大きく、生き物のようです。

これは、当時の人形制作の特徴的なスタイルであり、見るものに不安と不気味な感覚を与えます。

さらに、その表情は無表情にも微笑んでいるようにも見え、その姿を見る者に何とも言えない不安を感じさせます。

この微笑みは、善意や友好の象徴ではなく奇妙で不気味なものといえるでしょう。

『ロバート人形』にまつわる怪談

ロバート人形の周囲で引き起こされる奇妙な現象は、都市伝説として語られています。

ロバート人形にまつわる最も有名な話は、ロバート・オットー少年が人形と会話を交わしているのを家族が耳にしたことでしょう。

ロバート・オットー少年がロバート人形をてにしてからしばらくすると、人形の置いてある部屋から子供の笑い声が聞こえてくるようになったそうです。

さらに、会話だけではなく、ロバート人形は『勝手に動き回る』『笑い声をあげる』『表情が変わる』といった現象が目撃されています。

また、窓のすき間から外の様子をうかがう、ロバート人形の姿も目撃されているようです。

他にも、衣類がバラバラに切り裂かれたり、家具や食器が無惨に破壊されることがあり、両親がオットーを叱りつけると彼は「僕じゃない!ロバート人形がやったんだ!」と答えたと言います。

誰かがオットー少年の悪口を言うと、ロバート人形の表情がみるみる歪み、睨みつけるような顔つきになったという話も残されています。

ロバート・オットー氏が没すると、彼の屋敷は売りに出されることになります。そして、屋敷を購入した新しい住人『マートル・ロイター氏』や訪問者も、ロバートの人形による怪奇現象を報告しているのです。

その現象は、それまでと同じように、家の中で物が勝手に動いたり、不気味な声が聞こえたりするといったもので、特に、人形が保管されていた屋根裏部屋や、その周辺で奇妙な音や足音が聞こえたと報告されています。

マートル・ロイター氏は、頻発する怪現象に耐えきれずロバート人形を博物館に寄贈します。

ロバート人形は、イースト・マーテロー博物館に寄贈されてからも、人々に強い影響を与えており、ロバート人形を軽視して、無礼な態度をとった訪問者に不幸が起こったという報告が後を絶ちません。

このため、多くの訪問者はロバート人形に対して敬意を表し、写真を撮る前には必ず許可を求めるようにしています​。

更に、ロバート人形の前で失礼な行動を取ったり、不適切な写真を撮ったりした人々からは、後悔の手紙が博物館に届けられることがあるそうです。

これらの手紙の中には、人形に対する謝罪や、呪いの解消を願う内容が含まれています​。

このように、ロバート人形にまつわる伝説は単なる噂以上のものであり、訪れる者たちに心理的な影響を与え続けているのです。

そして、その不思議な力は、今もなお多くの人々を惹きつけ、時には恐怖させています。

ロバート人形に対する際の注意点!

ロバート人形を見学する場合は、厳守するべきいくつかの注意点があります。

これらの注意事項を守らないと、ロバート人形の怒りや呪いを引き起こし、災いが降りかかると言われています。

彼のもとを訪れる際には、十分に注意してください。

ロバート人形に対する注意事項!

  • 彼に対して不敬な態度をとってはいけません。
  • 彼をバカにしたり冒涜するような行為をとってはいけません。
  • ロバート人形の写真を撮る際には、人形に許可を得る必要があります。

ロバート人形は、映画『チャイルドプレイ』のチャッキーのモデルだと言われています。

まとめ

ロバート人形の都市伝説は、その不気味さと不可解さから多くの人に恐怖と興味を抱かせる魅力を持っています。

彼の特異な外見や奇妙なエピソードは、人々の心に深い印象を残し『ロバート人形』の存在を世界に印象付けています。

ロバート人形の都市伝説は、怖い話やミステリーが好きな人々にとって、興奮と魅力の源泉となっているのです。

もし都市伝説に興味があり、ロバート人形の伝説に関わってみたいのであれば、実際にイースト・マーテロー博物館に足を運んぶことをおすすめします。

ロバート人形は都市伝説の枠を超えた実際のアート作品として展示されており、彼との邂逅はあなたにとって最高の体験になることでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。実際にアメリカまで行くのは大変なので、映画『チャイルドプレイ』を鑑賞するのもおススメです。

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