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老婆が走って追いかけてくる!埼玉の心霊スポット『畑トンネル』

埼玉県飯能市に位置する『畑トンネル』は、地元で「化けトン」や「ハタトン」として知られる有名な心霊スポットです。

このトンネルは、かつて飯能と青梅を結ぶ重要な交通路として利用されていました。

しかし、現在では老朽化や不法投棄の問題により通行止めとなり、ひっそりとその姿を残しています。

その静寂の中には数々の怪異が囁かれ、多くの人々が恐怖と興味を抱きながら訪れる場所となっています。

本記事では、埼玉県飯能市の心霊スポット『畑トンネル』の情報を紹介していきます。

本記事は、2025/02/08に加筆・修正しました。

埼玉県飯能市の心霊スポット『畑トンネル』とは

埼玉県飯能市の畑トンネルの封鎖看板の写真
埼玉県飯能市の畑トンネルの入り口の写真

埼玉県飯能市に位置する『畑トンネル』は、1910年(明治43年)3月31日に竣工した、埼玉県初のレンガ巻きトンネルです。

全長は約84メートルで、内壁には赤レンガが使用され、アーチ型の天井が特徴的な構造となっています。

このトンネルは、飯能市と青梅市を結ぶ旧道の一部として建設され、当時の交通の要所として重要な役割を果たしていました。

しかし、1987年に新たなバイパス道路が開通したことで、畑トンネルを含む旧道の交通量は大幅に減少しました。

その後、1998年と1999年の大雨による土砂崩れ、老朽化、不法投棄の問題が重なり、現在では両端がバリケードで封鎖され、車両の通行は不可能となっています。

トンネル周辺は豊かな自然に囲まれ、静寂な環境が広がっています。

近隣には民家が点在していますが、全体的に人通りは少なく夜間は人気(ひとけ)がなくなります。

現在、畑トンネルは歴史的な土木構造物としての価値が認められていますが、老朽化や安全性の問題から、立ち入りは禁止されています。

訪問を検討する際は、現地の状況や規制を十分に確認し、安全を最優先に行動してください。

『畑トンネル』で起こる心霊現象

トンネル内に出現する老婆の幽霊のイメージ画像

カーブミラーを見ると、何かが映っている

トンネルへ向かう途中の道には、カーブミラーが設置されています。

畑トンネルへ向かう際には何も映っていませんが、帰りに覗き込むと、見てはいけないものが必ず映っているといわれています。

しかも、そのミラーに映ったものは、目撃者の後をずっとついてきてしまうそうです。

畑トンネルからの帰りには、絶対にカーブミラーを覗かないほうが良いでしょう。良くないものを連れて帰ってしまい、周囲に危害が及ぶ可能性があります。

笑った顔のシミを見つけると正気を失う

畑トンネル内の天井には、大きな白いシミが多数あります。

その多くは苦しそうな表情をしているように見えますが、中にはひとつだけ笑った顔が存在するといわれています。

そして、その笑っている顔を見つけると、正気を失ってしまうとも噂されています。

実際に、この噂の通りになった人もいるらしいので、シミを見るときには十分注意が必要です。

トンネル出口で振り返ると、老婆が追いかけてくる

トンネルの出口で後ろを振り返ると、老婆が出現し、追いかけてくるそうです。

しかも、その老婆は四つん這いになり、驚異的なスピードで迫ってくるといわれています。

この老婆がなぜ四つん這いなのかは不明ですが、とにかく物凄い速さで追いかけてくるそうです。

あまりにも速いため、訪問者が全力で走って逃げても追いつかれてしまうことがあるといわれています。

足の速さに自信がない人は、絶対にトンネルの出口で後ろを振り返らないほうが良いでしょう。

ウワサされる心霊現象

  • トンネル内でカーブミラーを見ると、必ず何かが映っている
  • トンネル内のシミの中で、笑った顔の模様を見つけると死んでしまう
  • トンネル出口で振り返ると、老婆が追いかけてくる
  • 女性の幽霊が現われる。

『畑トンネル』の場所

住所埼玉県飯能市下畑768
最寄り駅西武池袋線「飯能駅」
アクセス飯能駅から徒歩約30分。
備考現在トンネルは封鎖されており、立ち入りは推奨されません

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

『畑トンネル』で過去に起きた事件・事故

畑トンネルの建設は1910年(明治43年)に開始され、当時の技術では難しいレンガ積みのアーチ構造で作られました。

工事は困難を極めましたが、記録上では殉職者の報告はありません。

しかし、完成後の時代には交通事故がいくつか発生しており、特にトンネル内での自動車事故や自転車の転倒事故が多数報告されています。

また、周辺の地形は昔から山賊や盗賊が潜んでいたとされ、詳しい内容は分かっていないものの、江戸時代には近くの峠道で強盗事件が相次いだ噂が残っています。

『畑トンネル』心霊スポット化の理由を考察

畑トンネルが心霊スポットとして知られるようになった背景には、トンネル内の暗さや老朽化、そして稲川淳二氏のホラービデオ『真・恐怖の現場~恐怖の検証 Vol.4』で紹介されたことが関与していると考えられます。

また、過去に起こった事故や噂が拡散し、インターネット上で心霊現象の報告が増加したことで、多くの興味本位の訪問者が集まるようになったことも要因の一つでしょう。

さらに、トンネルの歴史的背景として、かつて交通の要所だったことや、老朽化による閉鎖も、心霊スポットとしての噂を広める要因になった可能性があります。

  • 不気味な雰囲気:トンネル内の暗さや老朽化した構造が、不安感や恐怖心を煽ること。
  • 心霊番組での紹介:稲川淳二氏のホラービデオ『真・恐怖の現場~恐怖の検証 Vol.4』で紹介されたことが、心霊スポットとしての認知度を高めた可能性があります。
  • インターネット上の噂:インターネット上での心霊現象の報告や噂が拡散し、興味本位で訪れる人々が増加したこと。

『畑トンネル』訪問時の注意点

畑トンネルは現在、両端がバリケードで封鎖されており、立ち入りが禁止されています。

不法侵入は法律により罰せられる可能性があるため、絶対に無断での立ち入りは避けてください。

また、トンネル周辺は人けが少なく、夜間に訪れるのは非常に危険です。

  • バリケードの突破は絶対にNG:現在、トンネルの入口はバリケードで封鎖されています。不法侵入は法律違反となるため、注意してください。
  • 倒壊や落石の危険性:トンネルの老朽化が進んでおり、内部の構造物が脆弱になっている可能性があります。
  • 周辺は街灯が少なく、夜間は特に危険:足元が悪く、崖や急斜面があるため、転落事故の危険があります。
  • 心霊スポットとしての噂があるが、実際に危険なのは物理的な要因:怖い話に興味がある人が訪れることがありますが、本当に危険なのは老朽化や事故のリスクです。

まとめ

本記事では、埼玉県飯能市の心霊スポット『畑トンネル』について紹介しました。

埼玉県飯能市の『畑トンネル』は、老朽化したレンガ造りのトンネルで、現在は封鎖されているものの、心霊スポットとして知られています。

「天井に浮かぶ笑い顔の染み」や「追いかけてくる老婆」などの怪談が囁かれ、訪れる人が後を絶ちません。

しかし、心霊的な現象以上に、トンネルの倒壊リスクや不法侵入による問題が懸念されます。

畑トンネルを訪れる際は、安全を最優先に考え、決して無理に立ち入らないようにしてください。

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