『ヤセの断崖』とは

『ヤセの断崖(やせのだんがい)』は、石川県羽咋郡志賀町に存在する断崖絶壁です。
海面からの高さが35m~55mもあり、崖上から一望する日本海は圧巻の眺望です。
名前の由来は『断崖周辺の土地が痩せて農作物が栽培できなかった』や『断崖の上に立ち身を乗り出して崖下を覗くと身が痩せる思いがする』ことであると言われています。
松本清張の名作『ゼロの焦点』で、映画のロケ地としても利用されました。
また、ヤセの断崖から徒歩3分ほどで、源義経が頼朝の追手から奥州に逃れる途中に舟を隠したと言われる入江『義経の舟隠し』に辿り着くことが出来ます。

2007年3月25日に発生した能登半島地震によって崖の先端部分が崩落し、先端部分は立入禁止となっています。
『ヤセの断崖』の場所
〒925-0577 石川県羽咋郡志賀町笹波

景色が良いので、日中の訪問をお勧めいたします。
『ヤセの断崖』で起きた事件・事故
ヤセの断崖は、福井県の東尋坊に次いで自殺の名所として有名です。
かなりの高さがある断崖絶壁なので、自殺だけでなく転落事故による死者もいると考えられます。

手すりが断崖よりも前に設置されていて、崖のそばには柵などが無いので、危険度はかなり高いです。
『ヤセの断崖』でウワサされる怪異

ヤセの断崖では、自殺者の霊が頻繁に目撃されているようです。
また、崖に近づくとあの世に誘う声が聞こえてくると言われています。
ウワサされる怪異
- 自殺者の霊が目撃される。
- 崖に近づくと、あの世に誘う声が聞こえてくる。

崖の近くでふざけていると、転落の危険が…。