広告 中部地方の心霊スポット 山梨県 心霊スポット

非業の最期を迎えたおむつの慰霊碑⁉山梨県心霊スポット『おむつ塚』

『おむつ塚』とは

『おむつ塚(おむつづか)』は、山梨県山梨市にある墓地・慰霊碑です。

非業の死を遂げた『おむつ』の供養のための塚だと言われています。

『おむつ塚』の場所

〒405-0025 山梨県山梨市一町田中875-9

現地を訪問しても悪戯などをしないようにしましょう。

『おむつ塚』で起きた事件・事故

おむつ塚では、過去に『おむつ』と言う女性が地主に拷問、生き埋めにされた伝承が残されています。

【おむつづか】

川沿いに広がる桃畑の一角に、石の地蔵が寄せ集められたような塚がある。これが“おむつ”という名の女性を祀ったおむつ塚である。今でも7月15日にこの塚の前で法要がおこなわれているという。

かつてこの地には、よそから嫁に来る者は前もって地頭(地主)に挨拶に行くという習わしがあった。おむつもそれに従って地頭の屋敷へ挨拶に行った。この土地の地頭は好色で、美しいおむつを見ると、手籠めにしようと言い寄った。おむつは抵抗するが、地頭はおむつを軟禁して身を任すことを強要する。だがおむつが拒絶し続けたために、地頭は拷問に掛け、ついには毒虫などと共に生きたまま土中に埋めてしまったのである。

帰ってこないのを案じたおむつの母親は地頭の屋敷へ赴き、そこで無礼があって手討ちになったと知らされる。しかし事の真相を悟った母親は、娘の埋められた場所へ行って一掴みの栗の実を撒くと、地頭への呪いの言葉を吐いて絶命した。

この直後から地頭の周囲には怪異が起こり、とうとう家人や身内を斬り殺し、自らも狂死してしまった。そしておむつの祟りを恐れた子孫は塚を建てて、おむつの供養を執りおこなったのである。しかし明治の終わり頃に、身内同士の財産をめぐる争いから刃傷沙汰を起こして、一族は絶えてしまったという。

さらに一丁田中にある陣屋(田安陣屋)跡の屋敷では、深夜に寝ていると、天井が落ちてくるという怪異が「おむつの祟り」として、大正の頃までまことしやかに噂されていたという。

日本伝承大鑑  https://japanmystery.com/yamanasi/omutuduka.html

地域のしきたりを利用して随分と非道な行いを…。

『おむつ塚』でウワサされる怪異

おむつ塚では、幽霊の出現などは報告されていません。

伝承として『呪い』や『祟り』が起こると噂されています。

ウワサされる怪異

  • 呪いや祟りが起きた。
  • おむつを殺害した一族が祟りによって絶えてしまった。
  • 一丁田中にある陣屋跡の屋敷で寝ていると、深夜に天井が落ちてくる。

おむつさんの魂が安らかに眠れるようにお祈り申し上げます。

    -中部地方の心霊スポット, 山梨県, 心霊スポット
    -, ,