『泣塔』とは
『泣塔(なきとう)』は、神奈川県鎌倉市に存在する慰霊碑・供養塔です。
鎌倉市から県道32号経由で約12分にあり、鎌倉時代の合戦で死んだ武士たちの魂を弔うために建てられたと言われています。
名前の由来は、『風が吹いたときに泣き声のような音が聞こえたから』『青蓮寺に移したときに「元の場所に帰りたい」とすすり泣く声が聞こえたから』『無き人(無縁仏の意)の塔が訛った』など諸説あるようです。
周辺は林のようになっていて、4方向をフェンスで囲まれ周囲から隔離されたようになっています。
泣塔の建つ一角の地名を「陣出(じんで)」といい、その名を冠して「陣出の泣塔」とも呼ばれるそうです。
『泣塔』の場所
〒247-0064 神奈川県鎌倉市寺分424
周囲の敷地と合わせて鎌倉市が買収したため、参拝には鎌倉市役所へ許可を取る必要があるとのことです。
『泣塔』で起きた事件・事故
泣塔で過去に起きた事故や事件は不明ですが、1333年6月に起きた洲崎合戦の戦死者を弔うための慰霊碑と言われているので、心霊スポットと呼ばれても不思議はないでしょう。
過去の戦では多くの犠牲者が出ているようですね。
『泣塔』でウワサされる怪異
泣塔では、『祟り』のウワサが囁かれているようです。
『横須賀海軍の工場がが造営された時、塔を撤去しようとした人間が次々と不審な死を遂げた』『泣塔を見た者が後日幽霊と遭遇した』『国鉄大船工場は供養塔を撤去しようと試みたが、死傷者が相次ぎ断念した』『泣塔が建つ土地を所有した者は貧乏になる』『夜な夜な戦没者のすすり泣く声が聞こえてくる』などの伝承が残されています。
ウワサされる怪異
- 横須賀海軍の工場がが造営された時、塔を撤去しようとした人間が次々と不審な死を遂げた。
- 泣塔を見た者が後日幽霊と遭遇した。
- 国鉄大船工場は供養塔を撤去しようと試みたが、死傷者が相次ぎ断念した。
- 泣塔が建つ土地を所有した者は貧乏になる。
- 夜な夜な戦没者のすすり泣く声が聞こえてくる。
塔に触れると祟りがあるそうです。