崩壊した廃墟の旅館と白い着物の幽霊のような人影

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白い服の女の霊が彷徨う⁉大阪府の心霊スポット『ほととぎす旅館』

大阪には多くの心霊スポットが存在し、それぞれが恐怖の対象となっています。

しかし、そんな心霊スポットの中でも「最恐」と呼ばれる廃墟があります。

その廃墟は「ほととぎす旅館」です。

かつては多くの宿泊客で賑わっていた温泉旅館に、いったい何が起きたのでしょうか?

本記事では、大阪府の心霊スポット「ほととぎす旅館」を紹介します。

大阪府『ほととぎす旅館』とは

廃墟となったほととぎす旅館の外観
ほととぎす旅館の渡り廊下
ほととぎす旅館廃墟化した内装

『ほととぎす旅館(ほととぎすりょかん)』は、大阪府阪南市にある旅館の廃墟です。

ほととぎす旅館の付近には温泉があり、複数の旅館が立ち並び、観光客で賑わっていたそうです。

地域が発展した流れとしては、1930年に阪和電鉄(現:JR西日本阪和線)の山中渓駅が開業し、交通の便が良くなったことを受けて、1931年7月に温泉旅館「ほととぎす」が開業しました。

1950年から1960年代にかけて、「ほととぎす」や「阪和館」、「山中荘」、「元禄」、「つるのや」といった複数の旅館が開業し、「大阪の奥座敷」と称されるほど栄えていたそうです。

しかし、1970年の大阪万博後に始まった阪和自動車道の建設(1974年開通)や府道の拡張工事による土地の接収により、「山中荘」と「阪和館」は廃業に追い込まれました。

その後の1970年代以降、第二阪和国道(現・国道26号)や阪和自動車道の開通、国鉄紀勢本線の複線電化などにより交通網が大きく改善され、南紀方面の温泉地域、特に白浜や勝浦などへのアクセスが容易になりました。

この結果、宿泊客は山中渓から南紀地域の温泉へと流出し、次第に山中渓の旅館業は衰退。最終的に、2005年までに全ての旅館が廃業することとなります。

現在では廃墟が残るのみですが、2021年8月4日放送のフジテレビ系番組「世界の何だコレ!?ミステリー」で『ほととぎす旅館』が取り上げられたことで、心霊スポットとしての知名度が上昇しました。

時代の流れと共に人足が遠のいて、徐々に廃れていったようですね。

『ほととぎす旅館』で起こる心霊現象

廃墟の旅館の中、白い着物をまとった女性がたたずむ光景

ほととぎす旅館は、大阪最恐の心霊スポットと呼ばれることもあります。

しかし、実は、この場所が心霊スポットとして有名になったのは、ここ数年のことです。

周囲に立ち並ぶ廃墟では、幽霊や火の玉が目撃されると噂されています。

白い服を着た女性の幽霊が現れる

ほととぎす旅館で噂される心霊現象の中でも特に有名なのは、白い服を着た女性の幽霊が出現するという話です。

この幽霊は、旅館の廃墟を訪問した人の間で噂され、多くの人に恐れられています。

白い服という特徴的な姿が不気味さを増すと同時に、その姿を目撃した人々が皆同じように証言することが、この噂の信ぴょう性を高めていると言えるでしょう。

この女性の幽霊の正体については諸説あります。

一部では、この旅館でかつて働いていた女将ではないかと言われており、彼女が何らかの理由で死亡した後も成仏できずに彷徨っているのではないかと考えられています。

その他にも、かつて宿泊していた客が何らかの事件や事故に巻き込まれて命を落し、そのままこの地に留まり続けているのではないかとも言われています。

幽霊が現れる場所についても一定の規則性はなく、廃墟内のあらゆる場所で目撃されたとの報告があるため、訪問者にとって予測不可能な恐怖が伴うのです。

心霊写真が写る

ほととぎす旅館では、写真撮影を行うと奇妙な写真が写ると言われているようです。

過去に、肝試しでこの旅館を訪れた人が建物の写真を撮影した際に、2階部分の窓に白い着物を着た女性が写っていたという噂があります。

この白い着物姿の女性の幽霊は、前述した【白い服の女性の幽霊】の話とも一致する部分があるため、ほととぎす旅館の心霊話を強化する要因になっているようです。

ウワサされる心霊現象

  • 白い服を着た女性の幽霊が現れる
  • 心霊写真がとれる。
  • 火の玉が出現する。

『ほととぎす旅館』の場所

住所〒599-0214 大阪府阪南市山中渓1250
最寄り駅山中渓駅
アクセス山中渓駅から徒歩5分
備考現在は廃墟となり立ち入りが制限されています

『ほととぎす旅館』で過去に起きた事件・事故

ほととぎす旅館は、周辺の環境が短時間で発展したものの、盛況だった期間は短かったそうです。

そのため、事件や事故に関する情報は見つかりませんでしたが、経営難にまつわる悲劇の噂が残されているようです。

経営者の自殺

山中渓の景気の良い時代が短かったため、経営難に陥った経営者が自殺したという噂が流れています。

同時期に温泉街にあった多くの旅館が廃業したことから、経営が厳しくなり、借金を抱えていた可能性も示唆されているようです。

浮浪者の遺体が発見された

ほととぎす旅館では、過去に建物内で浮浪者の遺体が発見されたという話があります。

浮浪者が亡くなった時期や原因は不明ですが、寒さをしのぐために廃墟となった建物で過ごしていたと考えられています。

遺体が一つだけだったことから、孤独の中で飢えと寒さに耐えきれず亡くなったと噂されているようです。

どの噂も根拠がないようで、噂の域を出ない話のようです。

『ほととぎす旅館』心霊スポット化の理由を考察

ほととぎす旅館が心霊スポットとなったのは、残された廃墟の雰囲気とオーナーの自殺や、浮浪者の遺体が発見された噂が理由だと思われます。

廃墟が醸し出す不気味な雰囲気や恐ろしいウワサは、旅館街の跡地を心霊スポット化する理由としては十分でしょう。

その状況に加えて、2021年8月4日に「世界の何だコレ!?ミステリー」でロケ地として使用されたことで、心霊スポットとしての知名度が一気に上がったと考えられます。

ほととぎす旅館が心霊スポットとして知られるようになった理由は、廃墟が持つ不気味さと過去の出来事の重さが絶妙に絡み合った結果と言えます。

廃墟として長い間放置された旅館は、誰も手を加えないまま朽ちていき、独特の雰囲気が生まれます。正直、それだけでも背筋がぞくっとするような恐怖を感じさせるものです。

そこに、オーナーが自ら命を絶ったという噂や、そこで浮浪者の遺体が発見されたという噂が流れたことで、「何かがありそうだ」と人々の想像をかき立てるきっかけになったと考えられるます。

また、ほととぎす旅館が2021年8月4日に放送されたテレビ番組「世界の何だコレ!?ミステリー」で取り上げられたのも大きな要因と言えるでしょう。

この放送によって、その名前が全国的に広まり、「どれほど怖いのだろう」と旅館の廃墟に興味を持つ人が一気に増えたのです。

メディアの影響力は我々が思う以上に大きく、ただの廃墟が誰もが知る心霊スポットになってしまってもおかしくはありません。

こうして、ほととぎす旅館は、「特別な空間」として多くの人に記憶される場所になったのでしょう。

心霊スポットとして有名になったのは、番組放送後からのようですからね…。

『ほととぎす旅館』訪問時の注意点

ほととぎす旅館は、老朽化が進み、非常に危険な状態です。

迂闊に侵入すると、建物の損壊や崩落によって思わぬ怪我をする可能性があります。

絶対に興味半分で勝手に侵入しないようにしてください。

また、私有地に無断で立ち入ると犯罪になりますので、決して立ち入らないようにしましょう。

許可を得て廃墟に入る場合でも、ヘルメットや安全靴を装備し、肌の露出を最低限に抑えられる服装を準備してください。

基本的には近づかない方が良いでしょう。

体験談・噂話

白い服の幽霊らしい女性が立つ廃墟の旅館のシーン

霊はすぐ後ろに・・・

僕は、この前電車でこの旅館まで行きました。

ですが、この旅館の最寄駅の山中渓駅の近くからすでに何だか後ろに誰かがいるような感じでした。しかし、振り返ってももちろん誰もいません。

気のせいかなと思って旅館までの山道を歩いて行くと旅館がちょうど見えてきたときに旅館の窓から誰かが覗いているような感じでした。

一度写真を撮ってみましたが、何も映りませんでした。そして、ようやく旅館に辿り着きました。中は物が散乱していてかなり歩きづらかったのですが、やはり後ろから誰かが見ているような感じでした。

ただし、振り返っても誰もいません。そのまま、階段を上って先ほどの誰かが見ていたような感じの窓を一枚写真を撮りました。

しかし、やはり何も写りません。しかし、撮った後に、戻ろうとしたとき、後ろから突然、足音が聞こえました。確実に聞こえました。

そして、なんと振り向くと、女の人が立っていました。急いで逃げて、もう一度後ろを見たらもう何もいませんでした。

それから、家に帰るまでは、後ろを見られているような感じもなく、無事に帰れました

心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=22#chapter_taikendan_1436

大学3年生、1年生の時の出来事です

8人乗りの車をレンタルし、男女7人でホトトギス旅館に行きました。車は立ち入り厳禁の立て札の前に停めて、
旅館に入りました。
旅館では写真や動画を撮りながら一通り回って遊びました。
車に戻る際、「後ろからお化けがきたぞ〜!逃げろ〜!」と、
来てもないのに私がふざけて言いました。
6人はおふざけと分かっていながらも逃げろ〜と言いながら車に
乗り込みました。そして運転手の私がエンジンをかける為、
キーを挿しエンジンをかけようとキーを回した時、
「キキキイィ、キキキイィ!!」と鳴るだけで、
エンジンがかかりませんでした。
おかしいと思い何度もしましたが、
エンジンがかかることはありません。
僕を含め7人は疑問よりも恐怖で誰一人喋りません。
私がこれは帰ることができないと思い、JAFに電話して
迎えに来てもらうことにしました。電話したところ、
2時間ほどかかると言われたので、待つことにしました。

電話して10分くらい経った頃です。
いきなり、「ポーンポーン」と車内に機械音が響きました。
この音の正体は、車がバックをした時などに、後ろに障害物が
ありますよーと教えてくれる警告音です。
車の右後ろ、左後ろ、前方の左右、4つにセンサーがあり、
なにか障害物があるとこれがなるみたいです。
車内からでもどこが光っているのかが
わかるようにもなっていました。
でも、私たちは車のエンジンもかかってないので
バックなんか出来るわけありません。
それがいきなり右後ろが光り、音を鳴らしています。
恐怖で全員が黙ってしまったので、私が場を和ます為、
「ネコかなんかちゃうかー?笑」と笑いながら言いました。
するのその瞬間、ポーンポーンと左後ろも鳴り始めました。
「一匹増えたなぁ、、笑」と続けた私でしたが、
正直本当に怖かったです。他の6人も黙ってしまっていた為、
みんなも怖かったんだと思います。
そして後方の両サイドが鳴り続いて1.2分後、ポーンポーンと、
前方両サイドが一気に2つ鳴り始めました。
車の外でなにかが私達を囲んだのだと思いました。
車内の空気は凍りつき、女の子達は泣き始めました。
もし猫なら逃げ出すだろうと思い、みんなに
「ドア開けていい?」と聞きました。
女の子達はやめてと私を止めようとしましたが、
真夏の車内でクーラーもなしだと本当に暑いのです。
そのせいもあり、私は言うことを聞かず、ドアを開けました。
すると、音は消え、光っていた4つのマークも消えました。
6人は安堵し、笑みがこぼれました。
雑談や睡眠をしたりしてるうちにJAFが到着しました。
JAFの方が到着してすぐにエンジンは無事かかりまひた。
でも、その方がボンネットを開け色々調べましたが、
動かなくなった理由が分からないと聞かされました。
そもそもなぜこんなところにいるのか問われ、
「実はここ、心霊スポットなんですよ!笑」と
私が旅館を指差して言うと、
「あーーー、そういえば前も同じようなことあったわ。」
と、言われ僕はぞくっとしました。

車も動くようになったし、7人でホトトギス旅館を後にしました。
旅館内で撮った写真をツイッターにあげると
いくつか、「ここに写ってるぞ!」とか、「顔があるな!」
と、コメントが来ましたが、確かに見えなくもない。
でも多分そう見えてるだけで違うだろうと思っていました。
でも1つだけ白い服を着た髪の長い女の人が写っていると
コメントが来ました。その子はわざわざLINEで事細かく
その霊が写っている場所を教えてくれ、見つけました。
確かに他の見えてるだけのものとは違い、
しっかりはっきりと写っていました。
僕は心霊現象も心霊写真も始めてだったので
嬉しかったです。

しかし、次の日朝起きてふと携帯を見ると、
前日7人で行ったメンバーのLINEのグループが
すごい動いていたので参加しました。
内容は、女の子の1人(アイちゃん)が朝起きると
右腕にすごい数の引っかき傷があるとのことでした。
その傷の写真もグループ内に貼られ、
私は驚きでいっぱいになりました。

ここからは事実ではなく私の考察なのですが、
最後までお付き合いください。

車はレンタルのもので、8人乗りの車を7人で乗りました。
乗り順は、
前(運転席と助手席) 、真ん中(3席) 、後ろ(3席あるが2人で乗った)
と、このようになっていました。
アイちゃんは後ろの席の真ん中に座りました。
とゆうことは、アイちゃんの右側の席には
誰も座っていなかったのです。(ここまでは事実、ここからが考察)

車が動かなくなり、なにかが車の周りを囲んだ時、
暑さに耐えきれなくなった私はドアを開けた時。
その瞬間に音は鳴り止み、マークも消えました。
その時私たちは「逃げたんだ、よかったよかった」と思い、
笑みを浮かべました。
だけど実は、逃げたのではななく、車内に入っていたとしたら?
8人乗りの車を7人で乗り、アイちゃんの右側の空いていた席に
座っていたのだとしたら??
と、私は考察しました。。

このホトトギス旅館に行こうと言い出したの私は
その日からアイちゃんに嫌われてしまいました。
アイちゃんごめんなさい。。。笑

心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=22#chapter_taikendan_1436

まとめ

本記事では、大阪で最恐と噂されている心霊スポット「ほととぎす旅館」を紹介してきました。

この地域は、昭和の一時期に非常に賑わい、繁盛した温泉街でした。

しかし、繁栄した時期は短く、時代の波に取り残されて旅館は次々と廃業しました。

その結果、「ほととぎす旅館」だけが廃墟として残っている状態です。

白い服を着た女性の幽霊や、心霊写真が撮れるという噂が流れていますが、廃墟は老朽化が進み、立ち入ると危険な状態です。

また、私有地のため、無断で立ち入ると犯罪になります。絶対に許可を得ずに廃墟に侵入するのはやめましょう。

本記事が、オカルト好きなあなたの興味を刺激できたなら幸いです。

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