岩手県盛岡市には、心霊スポットとして有名なダムがあります。その名は『綱取ダム』。
『夜になると多くの幽霊が彷徨う』と噂されるこの場所では、過去に一体何が起きたのでしょうか?
本記事では、岩手県の『綱取ダム』についての情報を紹介します。
是非最後まで読み進めて、『綱取ダム』で起きるとされる怪現象をご紹介します。
岩手県の心霊スポット『綱取ダム』とは
『綱取ダム(つなとりだむ)』は、岩手県盛岡市の中津川に存在する重力式コンクリートダムです。
高さ59メートル、堤頂長247メートルの規模を誇るダムで、1972年に調査が開始され、1974年に着工、1982年に竣工しました。
総工費は約160億円で、洪水調節、不特定利水、上水道の供給を主な目的としています。
中津川は過去に洪水被害を頻発させており、その対策として建設された綱取ダムは、地域の安全を守る重要な役割を担っています。
また、農業や工業への水供給、盛岡市民の飲料水供給の安定化にも貢献しているダムです。
ダムの総貯水容量は1,500万立方メートル、有効貯水容量は1,330万立方メートルで、国産第1号のクロスフロー水車を搭載し、最大200キロワットの発電能力を備えており、この電力はダム管理に利用され、余剰分は東北電力に供給されています。
石灰岩を骨材に使用するなど、独自の工法も注目ポイントで、洪水防止と水資源の安定供給を通じ、盛岡市の重要なインフラとして機能している重要なダムです。
ダムの上は道路になっていて、普通に車が通行しています。
『綱取ダム』で起こる心霊現象
少女の幽霊の目撃談がある
綱取ダム周辺では、「少女の幽霊」の目撃談があります。
この少女の幽霊は、白い服を着た姿で現れ、ダム湖の方角をじっと見つめているそうです。
少女は無表情で立ち尽くしており、話しかけたり近づいたりすると憑りつかれるという噂があるようです。
この少女は、「過去に水難事故で命を落とした少女ではないか」という言われています。
自殺者の霊の出現
綱取ダムでは、過去に複数の自殺が報告されており、亡くなった人々の霊が湖畔をさまよっている言われています。
夜になると「人影が見える」「耳元で誰かが囁く」といった体験をしたという話があります。
こうした噂の背景には、自殺者たちの無念や苦しみが解消されていないという解釈がされてるようです。
訪れた人が強い恐怖感や悲しみを覚えることから、霊感のある人にとっては危険な場所だと言われています。
ウワサされる心霊現象
- 少女の幽霊の目撃談がある。
- 自殺者の霊の出現の噂がある。
『綱取ダム』の場所
私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。
『綱取ダム』で過去に起きた事件・事故
自殺者がいる
綱取ダムでは、過去に入水自殺が多発し、自殺の名所として知られていたそうです。
自殺者が出た場合、具体的な情報は、公開されないことが多いため、信頼性の高いニュースソースからの報道は確認できませんでした。
そのため、これらの噂は不明ですが、多くの人が話題にしていると言うことは、過去に何かしらのトラブルが起きている可能性は十分に考えられます。
また、事故により命を落とした少女がいると言う噂もありますが、こちらも根拠となる情報は見つかりませんでした。
『綱取ダム』心霊スポット化の理由を考察
綱取ダムが心霊スポットとして知られるようになった背景には、以下のようにさまざまな要因が考えられます。
複数の要因が複合的に絡み合うことで、綱取ダムは心霊スポットとして知られるようになったと考察されます。
しかし、これらの情報の多くは噂や伝聞に基づくものであり、実際の事実とは異なる可能性もあります。
訪問の際は、地元住民への配慮と安全確保を心がけ、噂に惑わされず冷静な行動を取りましょう。
1. 自殺者の存在
綱取ダム周辺では、過去に自殺が多発していたとされています。
具体的な統計データは公開されていませんが、地元の噂や一部の心霊情報サイトでは、自殺者の霊がさまよっているとの報告があります。
このような背景から、ダム周辺での心霊現象の噂が広まったと考えられます。
2. 幽霊の目撃情報
綱取ダムには幽霊の目撃情報があります。特に有名なのは、ダムを見つめる少女の幽霊の目撃談です。
彼女に話しかけると憑依されるという噂もあり、非常に印象的な噂となっています。
また、少女の幽霊以外にも、女性や男性の幽霊の目撃情報が報告されています。
これらの目撃情報が、綱取ダムを心霊スポットとして広める要因のひとつになってることは間違いないでしょう。
3. ダムの雰囲気と立地
綱取ダムは、昼間は釣り人や観光客で賑わうものの、夜間は人通りが少なく、静寂に包まれます。
この静けさと薄暗さが、不気味な雰囲気を醸し出し、心霊現象の噂を助長している可能性があります。
また、ダムという非日常的な施設が、恐怖感を増幅させている可能性もあります。
4. 歴史的背景
綱取ダムの建設に伴い、周辺地域での土地の変遷や、過去の事件・事故があった可能性は捨てきれません。
これらの歴史的背景が、心霊現象の噂を生む土壌となっていることも考えられます。
『綱取ダム』訪問時の注意点
綱取ダムを訪れる際は、安全面と地域住民への配慮を忘れずに行動しましょう。
ダムの周辺は、夜になると灯が少ないため非常に暗くなります。
転倒や事故のリスクが高くなり、不審者として警察や住民に通報される可能性もあるため、出来れば日中に訪問した方が良いでしょう。
また、大声で騒いだり、ゴミを放置するなどの行為は、地域住民の迷惑になるので絶対にやめてください。
心霊現象の噂は心理的影響によるものも多く、確実に体験できるものではありません。過剰に期待しないよう注意しましょう。
訪問時は動きやすい服装や携帯電話、懐中電灯を用意するなど事前準備をしっかり行ってください。
まとめ
本記事では、岩手県の心霊スポット『綱取ダム』を紹介しました。
このダムは、明るい時間帯には多くの人で賑わう人気の釣りスポットですが、日が落ちると一転して危険な心霊スポットへと変化します。
綱取ダムでは過去に多数の自殺者があり、今でもその幽霊が彷徨っていると言われています。
夜になるとダム周辺は人影もなく、心霊的な現象以外にもさまざまなトラブルが起こる可能性があります。
肝試し目的であっても、できれば夜間に『綱取ダム』を訪問するのは避けた方が良いでしょう。