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立ち入り不可能⁉水没した最恐の隧道!岩手県の心霊スポット『猿岩トンネル』

古いトンネルには数多くのいわくが付きまとい、それに伴う心霊現象のウワサが囁かれているケースが多々あります。

岩手県奥州市には、岩手県で最も恐ろしいと言われる手掘りのトンネル『猿岩トンネル』が存在します。

過去に作業員が命を落としたとされるこのトンネルでは、どのような怪奇現象が起こるのでしょうか?

本記事では、岩手県奥州市の心霊スポット『猿岩トンネル』のウワサを紹介していきます。

岩手県『猿岩トンネル』とは

『猿岩トンネル(さるいわとんねる)』は、岩手県奥州市に存在する廃トンネルです。

昭和22年頃に素掘りで掘られた古いトンネルで、全長はおよそ700m、内部の道幅は非常に狭く車のすれ違いも困難だったと言われています。

胆沢ダムの右岸約3kmほど上流にある猿岩を一直線に貫く形で、入り口から少しの部分はコンクリートで舗装されていますが、途中からは手掘りのトンネルらしく剥き出しの岩肌が続きます。

トンネル内部には照明がないため、真っ暗で恐ろし気な雰囲気が漂い、迫力は抜群だったそうです。

もともとは、伐採された木を貯木場まで運搬するための『水沢営林署森林軌道』の線路が設置されていた跡地でした。

水沢営林署森林軌道が廃線した後も、木材運搬や石淵ダム貯水池の巡視ルートとして利用されていたようです。

そして、胆沢ダムの建設がはじまると、ダムの工事用道路として活躍することになったトンネルでした。

胆沢ダムが完成すると役割を終えて、貯水池内に水没しましたが、雨の量が少なく貯水量が減少すると『猿岩トンネル』の姿が現れます。

猿岩トンネルは、2013年4月に完全に水没してしまい現在は侵入することはできません。

『猿岩トンネル』で起こる心霊現象

猿岩トンネルでは水没するまでは、有名な心霊スポットだったため、数多くの怪奇現象がウワサされていました。

工事中に命を落とした作業者の幽霊が現れるといったトンネルでは定番の話に始まり、『壁から無数の手が伸びてくる』『トンネルを通過した後に車の窓に手の跡が残っていた』『女性の声が聞こえてくる』『幽霊が家までついて来る』など噂の内容は多岐に渡ります。

作業員の幽霊が現れる

猿岩トンネルでは、作業中に多数の作業員が犠牲になったと言われています。

トンネル完成後も、作業員の幽霊が出現するのだそうです。

壁から無数の手が伸びてくる

肝試しで猿岩トンネルを訪問したひとが、壁から伸びて来る無数の手を目撃したそうです。

伸びてきた手は、侵入者を捕えようとするかのように動き、肝試しのメンバーを追いかけてきたと言われています。

トンネルを通過した後に車の窓に手の跡が残っていた

猿岩トンネルを車で通過した人の話では、トンネル通過後に車を見ると無数の手の跡が残されていたそうです。

もしかしたら、壁から伸びてきた手が車を捕えようとした結果なのかも知れません。

夜間にトンネル付近で女性を車に乗せるとトンネルを抜けた頃には姿が消えている

猿岩トンネルでは、トンネルの近くで女性を車に乗せてはいけないと言われていました。

トンネル付近で女性を車に乗せても、猿岩トンネルを抜けると女性は姿を消してしまうのだとか!

女性が姿を消した後には、びっしょりと濡れたシートだけが残されているそうです。

猿岩トンネルでは、訪問すると幽霊が家まで憑いて来ると言うウワサもあるので、幽霊の可能性がある女性を車に乗せるのはやめておいた方が良いでしょう。

ウワサされる心霊現象

  • 命を落とした作業員の幽霊が出現する。
  • 壁から無数の手が伸びてくる。
  • トンネルを通過した後に車の窓に手の跡が残っていた。
  • どこからか女性の声が聞こえてくる。
  • 幽霊が家までついて来る。
  • 夜間にトンネルの付近で女性を車に乗せると、トンネルを抜けた頃には消えシートが濡れている。
  • 行方不明になった無人で走る白い車の霊が出る。
  • トンネル入り口に白い靄がかかっている時、トンネルに入ると不吉な事が起こる。
  • トンネル出口から謎の光が猛スピードで追いかけてくる。

多くの心霊現象が噂されていたため、夏休みの時期には多くの若者が肝試しに訪れていたそうです。

『猿岩トンネル』の場所

住所〒023-0403 岩手県奥州市胆沢若柳
最寄り駅なし
アクセス岩手県奥州市 栗駒焼石ほっとラインを車で移動
備考猿岩トンネルは水没し、内部には入れません

『猿岩トンネル』で過去に起きた事件・事故

猿岩トンネルでは、掘削時の事故や残酷な行いがあったとウワサが流れていたようです。

作業員の死亡事故

猿岩トンネルは、手掘りで作業が進められたトンネルのため、工事には多くの困難が伴ったと言われています。

特に強制労働を強いられていた作業者の扱いは劣悪で、工事中に事故や病気で命を落とした者も少なくなかったそうです。

人柱

猿岩トンネルは、あまりにも困難を極めた作業故に、人柱が捧げられたと噂されているそうです。

人柱となったのは、強制的に連れて来られた作業員だと言う話や、集落に住んでいた幼い少女だったと言う話があるといわれています。

どちらの情報も噂の域を出ない話のようです。

『猿岩トンネル』心霊スポット化の理由を考察

猿岩トンネルが心霊スポットと呼ばれるようになった理由は、トンネルの雰囲気と掘削時の噂が原因だと思われます。

もともと、トンネル自体が心霊スポットになりやすいのですが、なかでも手掘りのトンネルは内部が凸凹していることもあり、より心霊スポット化しやすい傾向がみられます。

猿岩トンネルは、内部の壁面や天井が凸凹であることに加えて照明がなく、真っ暗なため非常に不気味な雰囲気が漂っていたそうです。

そのようなトンネルの状況に加えて『強制労働を強いられた朝鮮人が居た』『人柱にされた少女がいる』など、いかにも死後に怨念が残されそうな噂が流れることで心霊スポット化に拍車がかかっていると言えるでしょう。

その噂を知ったうえで、真っ暗なトンネル内に侵入すれば、心理的な影響は計り知れません。

手掘りの歪なトンネル内を手元のライトの灯りを頼りに移動していれば、光の反射や歪んだ影が不気味なものにうつることもあるのではないでしょうか。

また、トンネルが水没する前には多くの若者が肝試しに訪れていたそうなので、ちょっとしたことでも大袈裟に表現しそれが拡散されていき、有名心霊スポットとなったのだと考えられます。

本当に人柱にされた人や強制労働で命を落した人がいるのであれば、強い怨念が残されていても不思議ではありませんが・・・。

『猿岩トンネル』訪問時の注意点

猿岩トンネルは、現在では水没しており内部に入ることは出来ません。

稀に、ダム湖の水量が減少した時に猿岩トンネルが姿を見せるらしいのですが、崩落の危険があるため内部に侵入するのはやめましょう。

手掘りのトンネルで、補強などはされていないらしいので、水没後は特に危険な状況になっていることでしょう。

体験談・噂話


地元若者たちの通過点

我々が若い頃は車の免許をとったら必ずと言っていいほどここに行く。

もちろん肝試し目的であったが、夜に行くと、下界との温度差の為か高確率で霧に覆われていて視界不良なことが多かった。

その後継がよりいっそう恐怖心を深めた。

罰ゲームでトンネルの中を友人の一人に数十メートル歩かせたところ(もちろん車は消灯して猛バック)、友人はパニック状態になり、数時間錯乱した状態となってしまった。

十数年経った今も笑い話になっているが昔大流行したあの有名霊媒師さえもパワーが強くて除霊拒否したという伝説のトンネル。

現在は新しいダムにより水没して行くことができないらしいが最近行ってないのでわからない。熊もよく出るので注意を。

全国心霊マップより引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=22#chapter_taikendan_1436

猿岩トンネルの動画

こちらは、猿岩トンネルが水没する前に撮影された動画のようです。

トンネル内部の雰囲気を確認することが出来ます。

猿岩トンネルの内部が気になる方は視聴してみては如何でしょうか。

注意!動画を再生すると音が出ます。

まとめ

本記事では、岩手県の心霊スポット『猿岩トンネル』を紹介しました。

『猿岩トンネル』は手掘りで作業が行われた古いトンネルで、『人柱が埋められている』や『強制労働させられていた作業者がいた』といったウワサが囁かれています。

心霊現象のウワサも数多く存在し、お盆の時期になると多くの若者が肝試しに訪れていたようです。

『猿岩トンネル』はすでに水没してしまっているため肝試しを行うことはできませんが、多くのブログや動画が残っておりトンネル内の様子を確認することが出来ます。

本記事を読んで興味を持って方は、動画などで確認してみてはいかがでしょう。

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