山形県村山市には、バラの花を最大限、魅力的に魅せる公園が存在します。
公園の名前は、『東沢バラ公園』といい、その名前にもバラが入っているようにバラへのこだわりは生半可ではありません。
さらに、「恋人の聖地」にも認定されていて、カップルの憩いの場としても知られています。
そんな、キラキラと眩しく薄暗い話しとは縁がなさそうな『東沢バラ公園』にも、心霊現象の噂が流れています。
本記事では、「恋人の聖地」とまで呼ばれるキラキラスポットである『東沢バラ公園』でウワサされる怪奇現象について紹介していきます。
『東沢バラ公園』で起こると言われる心霊現象や過去の事件・事故の噂も紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
『東沢バラ公園』とは

『東沢バラ公園(ひがしさわばらこうえん)』は、山形県村山市に存在する公園です。
山形県村山市では昭和31年ごろに、もともと自然が多い東沢公園を整備して自然公園化し観光地にする計画が始まり、計画の一環でバラの花が植えられたそうです。
その後も整備を続け、設備が拡張されていき、平成14年に『東沢バラ公園』が誕生することになりました。
公園の面積は、7ヘクタール(東京ドーム約3個分)であり、広大な敷地のなかに約750品種、2万株のバラが咲き乱れています。
東沢バラ公園にしか存在しないオリジナルの品種もあり、来園者の目と鼻を楽しませています。
東沢バラ公園は、環境省から「かおり風景100選」の認定を受けているほか、2015年4月には「恋人の聖地」に認定されたそうです。
東沢バラ公園のなかに3ヶ所あるローズゲートは、バラで彩られた可愛らしい門で、くぐると幸せになると言われています。
また、東沢バラ公園にある『幸せのローズベル』は、二人で鳴らすと幸せになると言われているスポットです。

恋人と訪問して、ローズゲートをくぐって、ローズベルを鳴らすと2人の仲はさらにアチアチに!
『東沢バラ公園』の場所
〒995-0023 山形県村山市楯岡東沢1-25
『東沢バラ公園』で起きた事件・事故
東沢バラ公園では、自殺者が多発しているとの噂があります。
池のなかへの入水自殺は複数件あり、他にも首吊り、灯油をかぶっての焼死など普通とは違う自殺が多いのが特徴と言われています。
また、公園の土地は、むかし修行僧たちの修練所として利用されていたそうで、現在でも修行僧がお経や句を掘った石が砕かれて埋められているそうです。
修行僧たちの修業はかなり厳しい内容で、多くの僧が命を落としたとも言われています。
このように歴史的な背景や多発したと言われる自殺者の噂がもとになり、『東沢バラ公園』は心霊スポットと呼ばれるようになったと考えられます。

池のなかから、腐乱死体が乗った車が引き上げられたこともあるとか…。
『東沢バラ公園』でウワサされる怪異

東沢バラ公園では、幽霊の目撃情報が多数あるようです。
『夜の駐車場に女性が現れる』『夜になるとブランコが勝手に揺れている』『池の中に人が立っていた』『滝で写真を撮ると複数の霊が写り込む』『電話ボックスを利用するとガラスが血で染まることがある』など、色々な心霊現象が報告されています。
基本的には、自殺した人を想起させるような心霊現象がたくさん起きているようです。

特に人工の滝の辺りには霊が集まっていると噂されています。
ウワサされる怪異
- 夜の駐車場に女性が現れる。
- 夜になるとブランコが勝手に揺れている。
- 池の中に人が立っていた。
- 滝で写真を撮ると複数の霊が写り込む。
- 電話ボックスを利用するとガラスが血で染まることがある。

水場が危険なのは、霊が集まりやすい環境があるからでしょうか…。
まとめ
本記事では、山形県の心霊スポット『東沢バラ公園』を紹介しました、
『東沢バラ公園』は日本有数のバラの名所で、恋人たちの憩いの場となっています。
日中の明るい時間帯には、数多くの家族連れや恋人たちで賑わう公園です。
反面、自殺者が多数出ているスポットでもあるようで、夜になると怪奇現象が起きることでも有名なようです。
公園が心霊スポット化した理由は、自殺者の他にも、この土地が過去に修行僧たちの修行場であったことも関係があると言われています。
過去から現在に至るまでに、この土地で命を落とした者たちが、生を謳歌する恋人たちに嫉妬して姿を現すのかも知れません。
『東沢バラ公園』を訪問する場合は、夜間ではなく昼の明るい時間帯にして咲き誇るバラの花を観賞する方が良いでしょう。

『東沢バラ公園』に出掛ける際は、他の観光客の迷惑にならないように行動しましょう!大きな声で心霊現象の噂話をするのは、マナー違反ですよ‼