日本各地には、温泉旅館が存在します。そして、廃業して廃墟となった施設も営業中のものに負けない程たくさん存在しています。
バブル景気の際に多額の費用をかけて建設された旅館や娯楽施設の多くが、バブルの終焉と共に廃業していったのですが、それぞれに悲劇や喜劇、ドラマがあったことは疑いようのない事実です。
青森県に存在する『喜和楽園温泉』もそんな温泉施設のひとつなのかも知れません。
1998年ころには廃墟となっていたと言われるこの施設は、心霊スポットとして有名になりました。
『喜和楽園温泉』では、どのような出来事があったのでしょう?そしてどんな心霊現象がおきるのでしょうか?
本記事では、青森県の心霊スポット『喜和楽園温泉』について紹介していきます。
『喜和楽園温泉』とは
『喜和楽園温泉(きわらくえんおんせん)』は、青森県八戸市に存在する廃墟の温泉施設です。
県道134号線に沿って走っていると、オレンジ色の看板が見えてきます。
この、『喜和楽』と書かれた看板が温泉への入り口です。ただし、施設は廃墟になっており立ち入ると非常に危険です。
1970年代の末頃に開業し、経営不振により廃業!正確な廃業時期は不明とされていますが、1998年には既に廃墟になっていたと言われています。
2000年代の中頃に、不審火により本館が消失。2008年4月に隣接する空き家からミイラした白骨死体が発見されました。
遺体は、廃墟に住み着いていたホームレスのものだったそうです。
『喜和楽園温泉』の場所
〒039-1107 青森県八戸市櫛引大吹張
『喜和楽園温泉』で起きた事件・事故
喜和楽園温泉では、『ホームレスの遺体が見つかった』『集団暴行事件が起きた』『自殺者が多発している』といった噂が流れています。
うわさの多くは、真偽不明ですが『ホームレスの遺体』に関しては、本当で白骨化した状態で発見されたそうです。
本館が火災で焼失していますが、これは廃業後の不審火が原因だと言われています。
廃墟には色々な人が住み着いている可能性がありますから…。
『喜和楽園温泉』でウワサされる怪異
喜和楽園温泉では、遺体で発見されたホームレスの幽霊の他、女性や自殺者の幽霊が出現すると言われています。
なかでも、ホームレスの幽霊は頻繁に目撃されるらしく、旅館の跡地が居心地よく死後も住み着いているのでは!とウワサされているようです。
まぁ、最期を迎えるまで住み着いていたようですからねぇ…
ウワサされる怪異
- ホームレスの幽霊が現れる。
- 自殺者の幽霊が現れる。
- 女性の幽霊が現れる。
日本には、使われなくなった施設がたくさんありますからね…。ホームレスが住み着いているケースは意外とあるのかもしれません。
まとめ
本記事では、青森県の心霊スポット『喜和楽園温泉』の情報を紹介して来ました。
『喜和楽園温泉』は、廃業後にホームレスが住み着いていたらしく、ミイラ化した白骨遺体が発見されています。
施設の住み心地が良すぎたのか、ホームレスは死後もその場にとどまっているらしく、肝試しに来た人が幽霊を目撃しているようです。
『喜和楽園温泉』が心霊スポット化したのは、廃墟の雰囲気も理由のひとつだと思われますが、このホームレスの死が最大の原因なのでしょう。
本記事を読んで、廃墟の心霊スポットに興味を持った場合は、注意してください。この建物では、ホームレスは亡くなっていましたが、不法に居住している人が生存しているケースも考えられます。
また、廃墟は老朽化が進んでいる影響で物理的な事故が起こりやすい環境になってます。
そういった場合、迂闊に施設内に立ち入ると非常に危険ですので、肝試しなどで廃墟を訪問する際は管理者の許可を必ず取るようにしましょう。
廃墟にも心霊スポットにもそれぞれのロマンが…。