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景勝地に潜む恐ろしいウワサとは⁉静岡県の心霊スポット『錦ヶ浦』

静岡県熱海市の錦ヶ浦は、長く続く切り立った断崖絶壁と、そこからの眺望がすばらしい事で人気の観光地になっています。

しかし、実はこの場所は、自殺の名所としても有名で過去に多数の自殺者が命を落としているのです。

そして、自殺者の幽霊が出現するという噂が流れはじめると、肝試し目的で訪問する人も増えていきました。

本記事では、『錦ヶ浦』で噂される心霊現象や体験談、心霊スポットと呼ばれるようになった理由を紹介していきます。

静岡県『錦ヶ浦』

『錦ヶ浦』とは

『錦ヶ浦(にしきがうら)』は、静岡県熱海市に存在する断崖絶壁・景勝地です。

静岡県熱海市の市街地沿岸部の南端にある断崖地域で、伊豆の玄関として知られています。

多賀火山の初期に噴出した物質が見られる地域で、その景観の美しさから映画やドラマのロケ地として使用されることも多いようです​​。

この名前の由来は、太陽が昇る際に光が浦に注ぎ、眩しい五色の光となって輝く様子が京の錦織を思わせることから来ており『錦ヶ浦』と名付けられました。

魚見崎の南から約1キロメートルにわたって断崖が続くこの名勝地は、魚見崎から錦ヶ浦、そして曽我浦まで約2キロメートルの範囲に及び、崖の高さは80メートルにもなります​​。

錦ヶ浦自体に特定の歴史的事件が起こったわけではありませんが、古くから多くの人々に親しまれ、日本の景勝地として重要な位置を占めています。

また、熱海城が錦ヶ浦の山頂にありますが、これは歴史的に実在した城ではなく観光目的で建設された施設であり、熱海市内からの眺望が楽しめることで知られています​​。

観光地として、錦ヶ浦は自然の美しさやロケーションの素晴らしさを生かしたスポットとして、一度は訪問してみる価値がある場所と言えるでしょう。

『錦ヶ浦』の場所

静岡県 熱海温泉

『錦ヶ浦』過去に起きた事件・事故

錦ヶ浦は、『自殺の名所』としてその名を知られています。

断崖絶壁は、飛び降りると、まず助かることはがないので、自殺願望を抱いた人が多く訪れるといわれているようです。

断崖絶壁が広く続いているため、多くの人生に絶望した人が投身自殺をしたと言われています。

また、崖の上に走る道路にはガードレールが設置されていなかった時期があり、過去には交通事故で崖下に転落して命を落としたひともいるそうです。

命を落した人の数は、指の数では足りないほどだとか!

『錦ヶ浦』で起こる心霊現象

錦ヶ浦では、自殺者の幽霊の目撃談が多く語られています。

タクシードライバーが女性の幽霊を乗せてしまった話や、トンネル内で子ども幽霊が現れて襲ってくるという話が特に強く語られているようです。

また、女性の悲鳴が聞こえて来たり、心霊写真も頻繁に撮影されているといった話も聞かれています。

錦ヶ浦では、自殺者達の霊が悩んでいるに取り憑いて引きずり込むと言われているため、精神的な不安を抱えている人はこの場所を訪問しない方が良いそうです。と言われています。

ウワサされる心霊現象

  • 自殺した親子の霊を見た。
  • 女性の悲鳴が聞こえる。
  • 心霊写真が多く撮れる。
  • 無理心中をした親子の子供たちの霊が出る。

『錦ヶ浦』心霊スポット化の理由

錦ヶ浦が心霊スポットとなった理由は、『自殺の名所』として知られていることが最大の理由だと考えられます。

静岡県熱海市にあるこの地域は、美しい景観で知られる一方で、断崖絶壁からの飛び込み自殺や心中の場所としても長い歴史を持っています。

過去から現在に至るまでの自殺者の数は、数百人規模とも言われており、多くの心霊体験が語られるようになったのです。

錦ヶ浦では、特に女性の幽霊や子どもの幽霊が目撃されるという報告があり、これらの目撃談が心霊スポットとしての名声を高めています。

また、地縛霊が多いとされ、なかには訪れた人々を飛び降りるよう仕向ける霊もいるとの噂があります。

このような噂話や、自殺者がいたという事実が錦ヶ浦を心霊スポットとして有名にした理由であることは間違いないでしょう​​​​​​。

錦ヶ浦の美しい自然景観と暗い噂話、自殺があった事実が重なり合い有名心霊スポットを生み出したのでしょう…。

『錦ヶ浦』訪問時の注意点

錦ヶ浦は、美しい景色とは裏腹に、危険な断崖絶壁が続いています。

過去に多くの人が身を投げたと言われていますが、なかには不注意による事故で転落した人もいるそうです。

絶景に加えて、心霊現象が起こることで有名な場所ですが、あまりの高さに身がすくむと言う人が多数います。

死者の魂に誘われるか否かは別にして、常に危険が付き纏う場所なので足元に注意して、絶対に転落しないように注意してください。

体験談・噂話


タクシードライバーの談話

あれは、忘れもしない昭和50年の6月、梅雨の真っ只中のある夜のことです。

雨は夜中まで降り続き、空は一層暗く沈んでいました。その日、22時頃に錦ヶ浦のめがねトンネル入り口近を走っていると2人の女性客を拾ったんです。

二人の若い女性は「沼津まで」と告げると静かに後部座席に座りました。

道中、二人は一言も話さず、ただ前を見つめているだけでした。私は彼女たちの奇妙な行動に心を奪われつつも、雨に煙る道を黙々と走り続けました。

しかし、やがて、おかしなことに気付いたんです。いつもなら、目的地には20分ほどで到達するはずなのですが、なぜか30分経っても到着しないのです。

速度を落としているわけでもないのに、どうしてだろうと思案しつつ車を走らせていると、見覚えのない場所に辿り着いたのです。

そこは、古びた納骨堂の前でした。

「しまった、道を間違えたか…」と思い、車をバックさせようとして後ろを振り返ると、そこには衝撃的な光景が広がっていたんです。

さっきまで確実に、後部座席に座っていたはずの女性二人の姿が消えていたんです。

それはもうゾッとしましたよ。その後は無我夢中で車を走らせて会社まで戻りましたが、あれは今でも忘れられない出来事です。

観光客の話①

ある日のこと、観光客が海を眺めていると、風にまじって女性の悲鳴が聞こえてきました。

崖下を見下ろすと、大人一人と子供二人が海に浮かんでいるのが見えました。

大人はすでに海に沈んでしまったのか、海面には黒い長い髪が揺れているだけでした。

観光客は慌てて警察に電話をしようとして、もう一度海を見ると・・・。

そこには何もなく、静かに波を立てているだけでした。

観光客の話②

深夜に錦ヶ浦トンネルを車で走っていた時のことです。トンネルの中央に差し掛かったとき、不思議な光景が目に飛び込んできました。

トンネルの薄暗い灯りの下、何人かの子供たちが石を積んで遊んでいるんです。その数は5人か、それとも6人か、はっきりとは覚えていませんが、彼らはみんなで何かに夢中になって石を積み上げていました。

あまりに不思議な光景に、私はボーっとして子どもたちを見つめていました。

その時、子供たちの一人がこちらを見て、歯をむいて笑ったのです。その笑顔は、非常に不気味で嫌な予感を掻き立てるものでした。

そして突然、彼らは一斉に私の車に向かって襲いかかってきたのです。その瞬間、私はある噂話を思い出して、体が凍りつくような恐怖を感じました。

その噂話は『錦ヶ浦トンネルのなかで石を積んで遊んでいる子どもに捕まると、そのまま海の中に沈められる』というものです。

薄暗いトンネルのなかに、彼らの足音がトンネルの壁に反響し、まるで何十人もの子供たちがいるかのような錯覚に陥りました。

アクセルを踏み込む足に力が入ります!私は泣きだしそうになる心を落ち着かせて、必死に車を加速させました。

トンネルを抜けると同時に、背後から感じていた圧迫感が急に消え去りました。後ろを振り返る勇気はありませんでしたが、一安心すると共に、深夜の静けさが戻ってきました。

家に着くまでの間、何度も振り返りましたが、子供たちの姿はどこにもありませんでした。

あの夜の出来事は、今でも私の心に深く刻まれています。

私は今でもトンネルを通るたびに、あの子供たちが石を積んで遊ぶ姿を思い出し、ふとした瞬間に背筋が凍るような感覚に襲われるのです。

どれも実際に体験したくはない話しばかりですね!

まとめ

本記事では、静岡県の心霊スポット『錦ヶ浦』を紹介しました。

『錦ヶ浦』は、雄大で美しい景色を望む有名観光地ですが、自殺の名所や心霊スポットとしての側面を持ちます。

実際に過去には投身自殺をした人や転落事故による犠牲者がいるようで、自殺者の幽霊が目撃されているようです。

また、崖下を覗き込むと自殺者の霊が生者を海に引き込むと言われていますが、崖の高さが80メートルほどあり目がくらむうえに足元が悪いため注意しないと転落してしまうリクスがあります。

肝試し目的で夜間や雨の日にに訪問すると、足場の確認が不十分になり非常に危険なので昼間に出掛けて美しい景色を楽しみましょう。

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