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村人惨殺⁉狂気の伝説が残る神奈川県の心霊スポット『ジェイソン村』

神奈川県相模原市に『ジェイソン村』と呼ばれて恐れられる廃墟が存在します。

この場所は、映画13日の金曜日のジェイソンを想起させる恐ろしい名前の通り、かつて『惨殺事件』が起きたと言われています。

本当にジェイソンのように残忍な殺人事件が起きたのでしょうか?

本記事では、神奈川県の心霊スポットに伝わる伝説と秘密を調査してその真相に迫っていきます。

ぜひご一緒に恐怖のベールを開いていきましょう。

神奈川県『ジェイソン村(神奈川県)』

『ジェイソン村(神奈川県)』とは

『ジェイソン村(神奈川県)じぇいそんむら(かながわけん)』とは、神奈川県相模原市に存在する廃墟です。

1970年代に撮影された航空写真では、11軒の廃屋が確認できますが、2019年代になると廃屋の周囲にバリケードが設置されていたようです。

また、バリケードまでの道程も整備はされていないので、倒木や伸び放題になった草に阻まれて辿り着くのは困難な状態だったと言われています。

さらに2022年2月になると、最上部の建物はすべて解体撤去されて、中断部には複数の平屋建ての建造物が半壊した状態で残されていました。

最下部の建物は残存しているものの、深い藪に囲まれて接近は困難な状態に!

一部の2階建て建造物が少し離れて存在していましたが、半壊状態で朽ちている状態になっていました。

そして2023年11月時点では、ボロボロのゲートが撤去されて新しいオレンジ色のゲートが設置されていました。

敷地が買収されたらしく、新たな管理者によって建造物はすべて解体・撤去されて更地になっています。

現在では、建物は何も残されていないようです。

『ジェイソン村(神奈川県)』の場所

住所〒252-0185 神奈川県相模原市緑区日連1411
最寄り駅相模湖駅
アクセス相模湖駅から徒歩でおよそ17分
備考監視カメラ、バリケードが設置された管理地です。
建造物はすべて解体・撤去されています。

『ジェイソン村(神奈川県)』で過去に起きた事件・事故

ジェイソン村(神奈川県)には、とても恐ろしい伝説が残されています。

その伝説は、以下の通りです。

『ジェイソン村の伝説』

あるとき、精神を病んで人間不信になっていた青年が恋人が他の男と密会している場面を目撃!怒り狂った青年は斧で村人を惨殺していき、最後には自分も命を絶ってしまった…。

村は廃墟になったが、しばらく後になると、その土地にホテルが建設されることになった。

無事にホテルは建設され営業が開始されたものの、宿泊客から「シャワーから、血のように赤い水が出てきた!」という苦情が相次いだ。

ホテルは水道業者を呼んで調査を行ったが、赤い水が出てくる原因は不明のままだった…。

そしてホテルからは客が離れていき遂には廃業!

現在では、完全に廃墟となりその状態と事件内容が映画『13日の金曜日』をイメージさせることからその廃墟は『ジェイソン村』と呼ばれるようになった…。

伝説には、住人の娘が自殺したというバージョンもあるようですね…。

『ジェイソン村(神奈川県)』で起こる心霊現象

ジェイソン村は全国的に有名で、心霊番組やホラー作品のテーマにもなっています。

ジェイソン村で噂される心霊現象は、『廃水管から男のうめき声が聞こえてきた』『耳元で「助けて」という声が聞こえた』『自殺した青年の幽霊が出た』など、様々な内容が語られているようです。

自殺した青年の幽霊が出現

ジェイソン村では、自殺した青年や惨殺された村人の幽霊が目撃されているそうです。

殺された村人も自殺した青年も、その魂が救われずに彷徨っているのでしょうか?

不気味な声が聞こえる

廃村内を探索していると、廃水管から男のうめき声や耳元で「助けて」という声が聞こえたという人が一定数いるそうです。

ジェイソン村伝説の凄惨な結果を物語っているかのような心霊現象ではないでしょうか?

基本的にジェイソン村伝説に沿った内容の心霊現象が起きているようですね…。

ウワサされる心霊現象

  • 自殺した青年の幽霊が出現する。
  • 惨殺された村人の幽霊が出現する。
  • 不気味な声が聞こえる。

『ジェイソン村(神奈川県)』心霊スポット化の理由を考察

『ジェイソン村(神奈川県)』が心霊スポットと呼ばれるようになったのは、廃墟の雰囲気とそれによって誕生した『ジェイソン村伝説』が大きな理由だと考えられます。

ジェイソン村に伝わる伝説が本当であれば、まさに『ジェイソン村』の名前にふさわしい心霊スポットと言えるのでしょうが、インターネットや新聞を調べても『ジェイソン村』で語られるような事件は、見つけることが出来ません。

さらにネタバレをしてしまうと、神奈川県の『ジェイソン村』があった場所には、村は存在していませんでした。

つまり、心霊現象の根拠となる『ジェイソン村伝説』自体が存在しないことになります。

では、残されていた建物は何だったのかと言うと、その正体は『モーテル』でした。

写真などを見みると分かるのですが、どの建物も似たような作りになっおり、これは、部屋ごとに建物が独立するタイプのモーテルの特徴です。

モーテルが廃業して建物が放置された後に周囲に草が茂り、ヤブに覆われてた結果、廃村のように見えてしまったことが『ジェイソン村伝説』のはじまりだったようです。

つまり、『ジェイソン村伝説』真っ赤なウソと言うことになります。

ジェイソン村

じつは『ジェイソン村』の名前を持つ廃墟と、村人が惨殺されて犯人が自殺したという『ジェイソン村伝説』は、日本全国各地に存在しています。

インターネットで検索すると、新潟、秋田、千葉、栃木、茨城、神奈川、山梨、熊本にジェイソン村があることが確認できました。

その中で元祖と言われているのが、『神奈川ジェイソン村』『茨城ジェイソン村』の2ヵ所です。

しかし、神奈川のジェイソン村の事件がデマだったことは、前述のとおりです。

だとすると、茨城のジェイソン村はどうでしょうか?

結論からいくと『茨城ジェイソン村』でも、殺人事件は起きていませんし、こちらは村ではなく工場跡地のようです。

当然ですが、他の件に存在する『ジェイソン村』でも村人の惨殺事件は起きていません。

では、伝説のモデルは一体どこから?

杉沢村伝説

各地のジェイソン村で、同じような惨殺事件が伝説として残されているにもかかわらず、そのすべてがデマ情報でした。

ここで疑問になるのが『ジェイソン村伝説』の惨殺事件は、どこから発生したものなのか?ということでしょう。

これについては、多くの人が青森県の都市伝説『杉沢村伝説』が元ネタだと考えているようです。

実は、この『杉沢村伝説』も都市伝説なのですが、話のもとになっている惨殺事件は、1938年に岡山県で起こった『津山事件(津山三十人殺し)』です。

『津山事件』は実際に起きた惨殺事件で、『発狂した青年が2時間足らずで村人30人を殺傷し、最後には自殺した』という有名な大量殺人事件で、横溝正史の小説『八つ墓村』の元ネタでもあります。

廃村に見える不気味な雰囲気のロケーションを知った人々の中で『津山事件』、映画『ジェイソン』が結びつくことで、日本各地に『ジェイソン村』が誕生することになったのでしょう。

津山事件は、色々な場所で話題に登る有名な事件です!

『ジェイソン村(神奈川県)』訪問時の注意点

『ジェイソン村(神奈川県)』は、管理者によって周辺の場所から管理されています。

監視カメラやバリケードが設置されているうえに、現在では廃墟の建物は解体済みで残されていません。

私有地に勝手に侵入すると、犯罪になってしまうため現地を訪問するのはやめておきましょう。

そもそも廃墟がなくなっているので、リスクを犯してまで訪問する意味はありませんね…。

体験談・噂話


20年前のお話

これは17歳の時のお話です。
真夏の夜中、兄弟3人と兄の友達3人、そして私の友達2人でジェイソン村へ肝試しをしに行きました。
車で行きましたが道が狭く、途中から廃墟まで徒歩で行くことに。
廃墟が立ち並ぶ入り口にバリケードがあるのですが、まずそこで1回目の怪奇現象が起きました。二列になって歩いていたのですが、1番後ろの私と真ん中を歩く兄、最前列を歩く兄の友達の3人だけが、【たすけて】と耳元で突然囁かれたのです。その女性の声が聞こえた瞬間3人だけがビックリして今聞こえた?聞こえたよね!などと確認しあった次の瞬間、よくテレビで見るような現象が起こりました。
ライトが消えてつかなくなったのです。
まだ入り口にも到着してないのに全員ビビって猛ダッシュ!!
車に無事着いてライトがつくか再度チャレンジしてみたらつきました。
この心霊スポットは間違いなく女性の霊が助けを求めて彷徨ってるんだなぁーと実感しました。
この後ライトを持ってた兄はビーチサンダルで走った為、途中で片方脱げて無くなっていたのでみんなで探しに行くことに…。
2回目は無事何事もなくバリケードを越え廃墟まで行けました。
耳元で囁かれるあの感じは忘れられません。怖かった…。

心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=1223#chapter_taikendan_1196

お兄ちゃんから聞いた話

今からお話する話はお兄ちゃんから聞いた話です。

お兄ちゃんと友達1人できもだめしでジェイソン村に行きました。友達は霊感がすごく強いひとでした車で行きジェイソン村まで歩きで行かないと行けないそうなので歩きで行ったそうです。

歩いてる時に友達が真っ青な顔で見てきました。そして俺は「なんだよ」って言っても答えてくれませんでした。

そして俺はそのまま先に行きました。すると友達が急にピタと止まり「オイ」と言いました。

友達に「お前きずいてないな」と言われたのです。「は?」と俺は言いました。友達に「俺にお前の肩に何人物の人達がついてる」と言われました。

俺は信じられませんでした。そして「お前さっきから1人で前に言ってる」と言われました俺はいつも1人では行かないのにその時だけ1人で行ってました、霊が俺をジェイソン村に連れていこうとしてると言われました嘘だろと俺は思いました俺は怖くなり帰ろうぜと言いましたそして車に戻りましたでも、なぜか来たことの無い場所に来たのですそこはジェイソン村だったのです俺らは戻ってるかのように思ってたけどジェイソン村の方に歩いていってたのですまた怖くなり走って車に戻りましたそしたらやっと車に到着しました俺らは急いで家に帰りましたあの体験はもう絶対にしたくありません。私はこの話を聞いて自分もジェイソン村に行ってみたいなーと思いましたでもこの話を聞いて絶対に行きたくありませんでした。

心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」 より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=1223#chapter_taikendan_1196

伝説は嘘で、心霊スポットではないハズなのですが…。

まとめ

本記事では、神奈川県の心霊スポット『ジェイソン村』を紹介しました。

『ジェイソン村』自体は、日本各地に存在しており心霊スポット化した『伝説』もほぼ同じです。

しかし、その実態はすべての『ジェイソン村』が作られた物語であり、心霊スポットしては真っ赤なウソでした。

廃墟に残された建造物が醸し出す雰囲気と1938年に岡山県で起こった『津山事件(津山三十人殺し)』が、混ざり合うことでウワサのもとになっているのでしょう。

本記事で紹介した『神奈川県ジェイソン村』は、管理者が新しくなり、監視カメラやバリケードを設置して土地を管理しています。

建造物も解体・撤去されているので、心霊スポットとしての意義は減少している状態です。

ハンザ甥になってしまうので、勝手に敷地内に侵入しないようにしましょう。

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