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侵入厳禁⁉姥捨て山伝承が残る三重県心霊スポット『旧女鬼トンネル』

古いトンネルには、歴史とロマンが詰まっています!

そして、そんな古い歴史を持つトンネルには、当たり前のように恐ろしい心霊現象のウワサもついて回るものです。

今回ご紹介する三重県の『旧女鬼トンネル』も、同様で恐ろしい伝承と心霊現象がウワサされています。

本記事では、三重県の心霊スポット『旧女鬼トンネル』について、噂される心霊現象や伝承を調査して紹介しています。

三重県『旧女鬼トンネル』とは

『旧女鬼トンネル(めきとんねる)』は、三重県多気郡多気町に存在する廃トンネルです。

1996年(平成8年)に『新女鬼トンネル』が開通したことで、『旧女鬼トンネル』は役目を終えて、両側の入り口がしっかり封鎖されています。

役目を終えて封鎖された旧女鬼トンネルですが、その歴史は暗いウワサに満ちているのです。

もともと、この辺りには、熊野街道(熊野古道)伊勢路の最初の難所である、『女鬼峠』が存在しており、旅人はその峠を越える必要がありました。

当時の女鬼峠は、難所と呼ばれるほど険しかったらしく、多くの人が命を落したと伝えられています。

また、その恐ろしい名前の由来については複数の説があるものの、『女鬼峠には人食い鬼がいるという伝説』があり、地元の観光案内にも記されています。

こういった話があるためか、『旧女鬼トンネル』とその周辺では、心霊現象が多発するとして恐れられているようです。

『旧女鬼トンネル』で起こる心霊現象

女性の幽霊が出現する

旧女鬼トンネルで最も有名な心霊現象は、女性の幽霊の目撃談です。

肝試しでトンネル内を歩いていたら、手招きする女性が立っていたり、姿は見えないけれど女性の声が聞こえてくるといった噂が流れています。

交通事故にあう

肝試しで旧女鬼トンネルを訪れた後に、交通事故が起きるという噂もあるようです。

なかには、女性の幽霊が追いかけてきたため必死に逃げていたら、ハンドル操作をミスして事故を起こした人もいるとか⁉

また、トンネル訪問後に原因不明の高熱に苦しんだ人もいるようです。

カメラなどの機械が故障する

トンネルに入ると、カメラや照明器具が突然壊れてしまうと言われています。

肝試し中に、ライトが突然消えてしまい真っ暗なトンネルの中でパニックを起こした人もいるとか⁉

ウワサされる心霊現象

  • 女性の幽霊が出現する。
  • 交通事故にあう。
  • 謎の体調不良になる。
  • カメラなどの機械が故障する。

トンネルの入口の扉が開いていると不吉なことが起こる前触れというウワサもあるそうです・・・。

『旧女鬼トンネル』の場所

住所〒519-2166 三重県多気郡多気町野中
最寄り駅佐奈駅
アクセス佐奈駅から徒歩で30分ほど
備考新女鬼トンネル開通後、旧女鬼トンネルは封鎖されています。

『旧女鬼トンネル』で過去に起きた事件・事故

旧女鬼トンネルでは、トンネル完成後に起きた事件や事故ではなく、それまでの歴史的な背景や地元に伝わる伝承が恐怖の対象となっているようです。

旧女鬼トンネル(女鬼峠)の由来はいくつかあり、はっきりとはしません。

しかし、女性の悲劇にまつわる地名であることが強調されているのは確かです。

トンネルの東にある女鬼峠周辺に伝わる話と『女鬼』の名前の由来を一緒に紹介してきます。

人食い鬼の伝説

人食い鬼の伝説は、既に記事内で紹介していますが、改めて紹介します。

女鬼峠では人食い鬼が出現したという伝承が残されています。

鬼に食い殺された女性の幽霊が、頻繁に目撃されたことから『女鬼』という名前で峠を呼ぶようになったと言われているようです。

また、他説もあり、昔は死者を土葬していたため、死体を食べるために鬼が地域に集まり、住人に危害を加えるようになりました。

その鬼を鎮めるために、毎年、に若い娘を生贄に差し出していたのですが、やがて鬼と一緒に生贄にされた娘の幽霊が姿を見せるようになったそうです。

このことから『女鬼』の名前がつきました。

どちらにしてもイヤな話なのです・・・。

処刑場説

女鬼峠は江戸時代頃に、女性罪人専用の処刑場があったと言われています。

当時は、調査の技術や知識も現在よりも劣っていたうえに、男尊女卑の時代であったため冤罪で処刑された女性もいたことでしょう。

そういった人も含めて、峠付近には女性の幽霊が出現するようになったと言われています。

鬼は、目に見えない邪悪なものを含めて呼称されているので、処刑された女性の幽霊が出現するということで『女鬼』と呼ばれるようになったそうです。

姥捨て山伝説

女鬼峠は、一部では『姥捨て山』と呼ばれていたらしく、近隣の村で役に立たなくなった老人が捨てられたという話があります。

その待遇に納得している老人もいれば、納得出来なかった者も当然損竿しており、捨てられた老婆は鬼婆となったそうです。

そして、峠を通りかかる者を襲ったために鬼女が出る峠で『女鬼』と呼ばれるようになったのだと言われています。

人柱説

女鬼トンネルは、その工事が非常に難航したトンネルだったそうです。

そのため、村の女性を人柱としてトンネル内に埋め込んだと言われています。

人柱の女性を複数人、トンネル内に生きたまま閉じ込めて放置したらしいのですが、しばらく後に工事を再開するために入り口を解放すると、ひとりの老婆が生き残っていました。

その老婆は、生き埋めにされた他の女性を食べて生き延びていたそうです。

この話がもとになり、『女鬼』という名前が付けられたと言われています。

どれもこれも、人間が怖い話しになってしまいますね・・・。

『旧女鬼トンネル』心霊スポット化の理由を考察

旧女鬼トンネルとその周辺地域、特に女鬼峠にまつわる伝承や噂が、心霊スポットとしての名声を高めたと考えられます。

この地域はかつて熊野街道・伊勢路の難所として知られ、厳しい自然環境とその地形が盗賊や野盗による襲撃の舞台となりやすい条件を備えていました​​​​。

女鬼峠やその周辺は昼間でも薄暗く、昔から様々な恐ろしい噂が絶えず流れていました。

これらの地域は、困難な交通条件により外部との物資のやり取りが限定され、結果として貧困や飢餓に苦しむことが多かったと推測されます。

このような厳しい生活環境は、「姥捨て山」、「処刑場」、「人柱」といった、後ろ暗い話のもとになったのではないでしょうか。

この地域特有の歴史や伝承、さらにはその地形から生じる様々な話は、心霊スポットとしての旧女鬼トンネルの評判を高め、訪れる者の想像をかき立てる要因となりました。

特に、旧女鬼トンネルでは、女性の幽霊の目撃談や不可解な現象が多く報告されており、これが心霊スポットとしての名声をさらに確固たるものにしていったのでしょう。

心霊スポットであっても、そこに宿る歴史や伝説に敬意を払いましょう。

『旧女鬼トンネル』訪問時の注意点

旧女鬼トンネルは、現在では廃トンネルとして封鎖されています。

封鎖している扉に破損があり、入ろうと思えば入れないことはないようですが、内部に灯りはなく足元もおぼつきません。

また、長期間封鎖されている空間は空気が淀み不衛生な状態です。

場合によっては、危険な細菌やウイルスが漂っている可能性も否定できません。

迂闊にトンネル内に侵入しないようにしてください。

霊的な危険以外にも、物理的な危険や人的なトラブルが起こり得るので侵入は厳禁です!

体験談・噂話


私が学生だった頃に友人達と行った時の話

トンネル内に入りました。

すると真夏にも関わらず酷く寒かったです。トンネル内は水が滴る音が鳴り響き、湿度が高くスマホの画面は水滴が付くほどでした。

ある程度進むと恐怖心を抑えることが出来ないほどの悪寒に襲われます。当時学生だったので面白半分で動画の撮影を行っていたのですが3人中3人とも映像が全く取れていませんでした。

その日は車通りがいつも以上に少なく、言葉で表すなら静寂といった感じでした。丁度アプリで心霊探知機も使ったのですが悪寒のするエリアのみ数値が跳ね上がり、3段階の内最高数値の数値が表示されました。

余談ではありますが、それ以降私は酷い冷え性になりました。あまり調子に乗って行くべき場所では無いと思います。

地元民だからこそ言えますが、あそこは遊び半分で行くべきでは無い場所です。行く際は、お気をつけて。

心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=22#chapter_taikendan_1436

好奇心、慢心、来訪厳禁!

もう20年以上も前…会社の後輩からこの話を聞き、好奇心と疑惑を持ちました。果たして心霊等の噂は本当なのか?密かに夏休みに仲間達と肝試し計画していた私は…執拗に案内を反対する後輩を説得、下見がてらに訪れてしまいました。梅雨時だった事もあり、やはり予想通りの荒廃した景観、不気味な雰囲気…後輩は既に何かを知り、恐れているのか付近で全く動きません。封鎖された入口には錆び付いた鉄製扉、鍵も無く半開き内部は当然暗闇。お調子者の私は後輩の手前、とても帰ろうとは言えず、ライト片手に内部へ…すると外界とは違い、完全に止まった時間、異常な冷気と空気の重さ…さ、さすがにこれは怖い!後悔と恐怖心を打ち消す様に声を出しながら誰が居るのか、おい?と呼びかける様にゆっくり進み、響くのは自分の声と足音、雨水の滴る音のみ…そうする内に突き当たりの封鎖出口に到着。それ以外は何事も無く安心、慢心した私。その日はそのまま後輩と帰りました。それから夏が過ぎかけた、残暑続く休日の午後…疲れて昼寝していた私は、まるで急に誰かに突き動かされる様に起き出し…『こんな夏の晴れた午後に寝ているなんて勿体無い、バイクで走れ!』と、当時趣味にしていたバイクにまたがり、充ても無く散歩ツーリングに出掛けてしまいました。すると何でこんな糞暑い中をバイク乗ってるんだ?と疑問を感じ…帰ろうとした最中、不注意にも本線に合流して来た車に行く手を塞がれ、急ブレーキ、転倒骨折!幸い怪我は軽かったが、バイクは傷だらけ。その後、加害者相手と援助者とゴタゴタまであり、仕事は暫く休職後も復帰。今から思うと…自分でもどうにも不可解な行動…これは!?まさか、あの時の霊達を興味半分にからかい、刺激してしまった報いなのではないか?と…静かにしていた霊の方々を怒らせてしまい、家まで後をつけられ憑かれたのではないか!と…恐らく彼らに報復、罰のランクでは命を奪うまでは行かず、怪我程度に許して貰ったのではないかと…それ以上の彼らの逆鱗に触れた場合は、最悪の死もあり得たと。当然それからの私は、霊の存在を信じ、また実感する様にもなり…改心しました。勿論、この体験は当時の後輩、友人達からの評価を踏まえての結論ですが、物証は有りません。しかし、後にも先にもこの様な事例は有りませんし、信じざるを得ません。皆さんも、決して行くなとは言いませんが…私の体験を信じて下さるならば、その昔の彼らの事を思うならば…未来永劫、来訪厳禁ですよ。

心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=22#chapter_taikendan_1436

まとめ

本記事では、三重県の心霊スポット『旧女鬼トンネル』を紹介してきました。

旧女鬼トンネルでは、昔から恐ろしい噂話や伝承が残されているだけでなく、現在でも多くの心霊現象が起きるとウワサされる、オカルト好きには魅力的なスポットと言えます。

しかし、旧女鬼トンネルが心霊スポットとして有名になったのは、その地に伝わる伝承や厳しい自然環境、そして過去に起きた悲しい出来事や噂が相まってのことだと考えられます。

封鎖されているトンネル内にズカズカと踏み入るのは、そこに残された歴史や伝承に対して礼を欠く行為だと言えるでしょう。

また、トンネル内部には灯りがなくどんな危険があるのか、予想がつきません。

旧女鬼トンネルを訪問する場合は、トンネル内部には侵入せずに外部から眺めるだけにとどめておきましょう。

余計な危険は避けて、心霊話を楽しみましょう。

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