ある日ニュースで、「岐阜県の有名心霊スポットが火災で全焼した!」と言うニュースが流れました。
廃墟の名前は、『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』
この喫茶店は、少し変わった立地と不吉なウワサが流れる、有名な心霊スポットでした。
現在では、更地になってしまい廃墟を見ることはできませんが、いまでも情報を探せばたくさん発見できます。
少し寂しい場所に立地していた、この喫茶店に何が起きたのでしょう?
本記事では、『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』で起きたと言われる事件や心霊現象をご紹介しています。
岐阜県『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』とは
『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】(きっされ・あーる、ゆーしーしーきっさてん)』は、岐阜県岐阜市に存在した喫茶店の廃墟です。
正式名称は『Les Halles(レ・アール)』ですが、『UCC COFFEE』の文字が大きく書かれていたことから『UCC喫茶店』と呼ばれるようになりました。
鉄骨2階建ての建造物で1階が喫茶店、2階はオーナー家族の住む自宅として使用されていたそうです。
正確な廃業の理由は不明ですが、喫茶店が閉店してからは廃墟の状態で放置されていました。
時間の経過と共に廃墟は心霊スポットとして有名になっていき、肝試し目的の訪問者やゴミの不法投棄が増加!
不法侵入を防止するために、立入禁止の立て看板やゲートが作られていましたが、2016年8月16日に火災が発生して廃墟は全焼してしまいました。
その後、焼け落ちた廃墟は綺麗に片付けられて、現在では更地になっています。
火災の原因は、タバコのポイ捨てか花火の可能性が示唆されているようです!不法投棄されたごみに火が燃え移ったのかもしれませんね。
『喫茶レ・アール(UCC喫茶店)』で起こる心霊現象
喫茶レ・アール【UCC喫茶店】で起きる心霊現象は、色々なモノが報告されていますが、喫茶店らしい心霊現象も発生しているようです。
女性の幽霊が現れる
建物の2階部分に女性の幽霊が現れるそうです。
無理心中の結果、命を落したオーナーの家族なのでしょうか。
自宅だった建物の2階から、肝試しに来た人たちを観察していたのかもしれませんね・・・。
オーナーの幽霊が現れる
喫茶レ・アールは、経営難でオーナー一家が無理心中したために、廃業したというウワサがあります。
そして、廃墟には自殺したオーナーの幽霊が出現するそうです。
やはり、無念な気持ちが強すぎて成仏できないのでしょうか?
どこからともなくコーヒーの香りが漂ってくる
廃墟は荒れ果てて、ごみが散乱している状態なのにもかかわらず、どこからともなくコーヒーの香りが漂ってくると噂されていたようです。
自殺したと言われているオーナーが、飲む人のいない珈琲を今でも入れ続けているのかもしれません。
誰もいないのに話し声が聞こえてくる
誰もいないにもかかわらず、廃墟の奥の方から人々が談笑する声が聞こえてくることがあったと言われています。
また、肝試しをしていた若者たちが、廃墟内で笑い声がするのを聞いたという話もあるそうです。
ウワサされる心霊現象
- 女性の幽霊が現れる。
- オーナーの幽霊が現れる。
- コーヒーの香りが漂ってくる。
- 廃墟から話し声や笑い声が聞こえてくる。
オーナー家族の心中や自殺に準じた心霊現象が起きているようですね・・・。
『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』の場所
住所 | 〒501-3131 岐阜県岐阜市祇園2丁目29 |
最寄り駅 | 各務原市役所前駅 |
アクセス | 各務原市役所前駅から徒歩で移動すると78分 |
備考 | 廃墟は取り壊されて更地になっています |
『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』で過去に起きた事件・事故
喫茶レ・アールでは、過去に経営難を苦にしたオーナーが家族と共に無理心中をしたと言われています。
しかし、一家が無理心中の末に亡くなったという情報は見つけることが出来ておらず、すべては噂であり憶測の域を出ない情報です。
一部の噂では、心中はしておらず一家で夜逃げしたために、喫茶店内の備品がそのまま放置されていたのではないかと考えている人もいるようです。
真実は闇のなか・・・。
『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』心霊スポット化の理由を考察
喫茶レ・アール【UCC喫茶店】が心霊スポットになった理由は、その立地と廃墟の不気味さが理由だと考えられます。
もともと喫茶レ・アールは、少し民家から離れた田園の中にポツンと1軒だけ建っていました。
恐らく営業していた頃にも、物寂しさを感じさせる雰囲気を醸し出していたと推測されます。
そのような喫茶店が、ある日、突然閉店!しかも店内を見ると設備がそのままの状態で放置されている・・・。
普通の閉店ではなく、何かただ事ではない事件や事故が起きたのではないかと想像する人は少なくないでしょう。
その結果として、『一家心中』や『娘がレイプされて自殺した、それを追ってオーナーも自殺!』『反社会的な団体が関与している』などの様々なウワサが流れることになったのだと考えられます。
そして、そのような想像がウワサとして拡散する中で『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』には、自殺したオーナーの幽霊が出る、廃墟から談笑が聞こえるといった心霊的な噂が生まれていったのではないでしょうか?
特殊な環境にある廃墟などは、色々な想像を掻き立てるものです。
『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』訪問時の注意点
『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』は、現在では、更地になっており建物は残っていません。
もし。訪問したとしても肝試しも廃墟見学もできないため、わざわざ出かける意味はないでしょう。
また、更地になっているとは言え土地自体には管理者がいる筈なので、迂闊に踏み入ると犯罪になってしまいます。
許可なく私有地に立ち入ることも、止めておいた方が良いでしょう。
更地になってしまうと幽霊も出現しにくいでしょうね…。
体験談・噂話
ミニストップ
10年以上まえ、喫茶店の近くのミニストップの駐車場で喫茶店の方を向けて車を止め、車の中で話しをしていました、時間は夜12時だったとおもいます。
喫茶店の周辺はあかりもなく、真っ暗でした。雨もふりだしました。そしたら、喫茶店がいきなりものすごく明るくなり、誰かが入って明かりをつけたのかな?とおもいましが、よく、見ると二つの火の玉が追いかけっこしてるかのように、グルグルまわってました。
その、火の玉は一瞬で消えてしまいました。この、喫茶店は私の地元で、ここのオーナーがヤクザの女に手を出して、ヤクザに多額のお金を請求され、お金を払えないかわりにと娘を抱かせろとなり、親の前でたくさんのヤクザにたらい回しに犯されたみたいな話しです。
犯されたことを苦におもった娘さんは自殺をはかり、お父さんであるオーナーも自殺をしたそうです。今はヤクザがここの土地を管理してるか何とか聞いたこともあります。
人魂を見たとき思ったんですが、たぶん、娘が成仏しないから、お父さんがずっと成仏することができないんだなて感じました。すごくかわいそうな話しです。
心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=320
まとめ
本記事では、岐阜県の心霊スポット『喫茶レ・アール【UCC喫茶店】』を紹介してきました。
喫茶レ・アール【UCC喫茶店】には、オーナー一家の心中や自殺の噂が流れていて、心霊現象もそのウワサに準じたものになっているようです。
ただ、本当にオーナー一家で心中や自殺があったかは、情報が不十分なため確証がありません。
また、噂の内容も様々なパターンがあり、いまひとつ信用できない印象です。
このような事から、喫茶レ・アール【UCC喫茶店】は、設備が残された廃墟の不自然な雰囲気と、家族に起きたとされる不幸な噂話によって誕生した心霊スポットだと考えることが出来ます。
ただ、喫茶レ・アール【UCC喫茶店】は2度の火災の後に取り壊されて、更地になっているため心霊現象の有無すら確認することが出来ません。
更地になっても土地は管理されているため、勝手に侵入すると犯罪になる場合があります。
ウワサのもとになった廃墟もないのに、わざわざ現地を訪問する必要もないでしょう。
喫茶レ・アール【UCC喫茶店】の怪現象については、ブログ記事や動画などで検索して楽しむ程度で良いのかもしれませんね。
喫茶レ・アール【UCC喫茶店】が残っていた頃に撮影された動画だそうです。