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大分の心霊スポット『手招き地蔵』水をかけると不幸が起きる!

大分県には、『手招き地蔵』と呼ばれるお地蔵様が存在します。

死者の魂を弔うはずのお地蔵様には、聞く者を恐怖させる恐ろしい噂が付きまといます。

過去にこの地で何が起きたのでしょうか?

今回は、大分県の『別大国道(手招き地蔵)』をご紹介します。

一緒に『別大国道(手招き地蔵)』の秘密に迫っていきましょう。

大分の心霊スポット『手招き地蔵』とは

大分県別府市の心霊スポット手招き地蔵周辺
大分県別府市の手招き地蔵

『手招き地蔵(てまねきじぞう)』は、大分県の大分市と別府市を結ぶ「別大国道(国道10号線)」に祀られているお地蔵さまです。

この手招き地蔵は、1961年(昭和36年)10月26日に発生した大規模な土砂崩れによる列車事故の犠牲者を供養するために建立されました。

この事故は、乗員乗客約70名のうち31名が死亡し、重軽傷者36名を出す大惨事となりました。

手招き地蔵は、右手を前に差し出し、左手に如意宝珠を持つ姿勢をしています。

一部では、地蔵の手が下がっていることから「手招き地蔵」と呼ばれ、人々の命を招いている、多くの霊が憑依して手が下がったなどの噂があります。

また、この地蔵に水をかけると不幸が起こるという言い伝えもあり、注意が必要とされています。

このお地蔵様のある付近では、追突事故や車線を越えての事故が頻発しているとの報告があります。

これらの現象が、過去の事故や災害と関連付けられ、心霊現象だという噂を呼んでいるようです。

『手招き地蔵』で起こる心霊現象

地蔵に水をかけると不幸が起こる

手招き地蔵には、水をかけると事故に遭ったり、不幸が訪れるという噂があります。

この噂は地元で語り継がれていて、注意喚起もされていると言われています。

一部では、実際に水をかけた後に不運が続いたという話もあるようです。

地蔵の手が下に下がっている

手招き地蔵の右手は、元々上向きだったといわれてます。

しかし、「多くの霊が集まったため、地蔵の手が霊の重みで下がり、手招きする姿勢になった」という噂があります。

この現象が「手招き地蔵」という名称の由来とされ、地蔵が霊を呼び寄せているとも言われているようです。

また、地蔵を訪れた人々の中には、手の位置が少しずつ変わっていると主張するひともいます。

がけ崩れ現場の壁面から無数の手が生える

がけ崩れが起きた現場の山際の壁面では、雨の日の夜になると無数の白い手が伸びているのが目撃されると言われています。

如何にもな条件下で目撃されるため、崖崩れで命を落した人たちの手だと言われているようです。

幽霊の目撃情報がある

手招き地蔵周辺では、幽霊が目撃されるといわれています。

中でも印象的なのは、夜間に人影が道路を横切り、そのまま海へ消えていくという話です。

また、幽霊が地蔵の方を指差す様子を見たと証言する人もいるようです。

交通事故の多発

手招き地蔵付近の道路では、追突事故や車線を越えた事故が頻発していると言われています。

この道路は緩やかなカーブであるにもかかわらず、不自然な事故が多発していることから、霊的影響が原因だとする噂が広がっています。

一部の運転者は、事故直前に白い影や人影を目撃したと証言しているようです。

ウワサされる心霊現象

  • 地蔵に水をかけると不幸が起こる。
  • 地蔵の手が下に下がっている。
  • 幽霊の目撃情報がある。
  • 交通事故が多発している。
  • がけ崩れ現場の壁面から無数の手が生える。

『手招き地蔵』の場所

住所大分県大分市神崎
最寄り駅JR日豊本線の西大分駅
アクセス西大分駅から徒歩約40分(約3.5km)
別大国道を大分市内から別府市方面へ。仏崎交差点付近で旧道に入る
備考路肩への駐車は非常に危険

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

『手招き地蔵』で過去に起きた事件・事故

土砂崩れが起きている

別大国道では、過去に土砂崩れが起きて多くの命が失われています。

1961年10月25日の深夜から、大分県は暴風雨に見舞われていました。

雨は降り続け、翌26日の午後3時頃、列車が通過した際に悲劇が起こります。

山沿いを走行中の列車に向けて大量の土砂が降り注ぎ、そのまま列車を飲み込んでしまったのです。

乗員乗客約70名のうち、死者31名、重軽傷者36名という大惨事となりました。

被害者の中には、下校中の子供も7名含まれていたそうです。

交通事故

『手招き地蔵』がある仏崎付近では、交通事故が多発しています。

別大国道は、未知の状態が良く高速道路並みのスピードで走行する車が事故を起こすことが多いため、死亡事故も頻発しています。

『手招き地蔵』心霊スポット化の理由を考察

手招き地蔵が心霊スポット化した背景には、複数の要因が考えられます。

まず、大規模な土砂崩れ事故による犠牲者を弔う地であるという歴史的背景が挙げられます。

この事故の悲劇は非常に印象深く、お地蔵様に特別な意味を持たせ、噂を生む土壌を形成したと考えられます。

さらに、交通事故が多発したことで、心霊スポットとしての噂が広まったのでしょう。

「地蔵の手が霊の重みで下がった」という噂も、土砂崩れや交通事故の影響が大きいと思われます。

心霊現象の一つとして噂される『不自然な交通事故』については、実際には『不自然』と言うほどではありません。

昔の別大国道は、一般の国道であるにもかかわらず、道路状態が良く信号が少なかったため、時速100~120㎞で走る車も珍しくありませんでした。

さらに、手招き地蔵付近は緩いカーブになっていますが、減速せずに突っ込む車も多く、事故が発生するのは容易に想像できます。

このような条件下では、命にかかわる交通事故が多発するのも不思議ではありません。

しかし、現在では道幅が広くなり、道路が整備されてきれいになったことに加え、別大国道内にオービスが設置された結果、手招き地蔵付近での重大な交通事故は減少しています。

このように、過去に起きた災害や事故の話が元になり、心霊スポットとして恐れられている場所は少なくないと言えるでしょう。

『手招き地蔵』訪問時の注意点

手招き地蔵は、大分市と別府市を結ぶ別大国道(国道10号線)の旧道沿いに位置し、交通量の多いエリアにあります。

るため、訪問時には交通安全を最優先に考え、路肩への駐車は避けしましょう。

また、手招き地蔵が心霊スポットとして知られることから夜間に訪れる人もいますが、暗い時間帯は視界が悪く危険なため日中の訪問を推奨します。

さらに、地域住民への迷惑を避けるため大声やゴミの放置は控えてください。

なお、現在の別大国道は道の駅があり観光道路としても人気が高く、大型車両や観光バスの往来も多いです。歩行中には周囲を十分確認して安全に行動してください。

まとめ

本記事では、大分県別府市の心霊スポット『手招き地蔵』についてご紹介しました。

この場所では、過去に土砂災害や交通事故など、数々の悲惨な事故が発生しています。

手招き地蔵は、これらの事故の被害者を弔うために安置されたお地蔵様です。

しかし、その来歴や現地の独特な雰囲気から、恐ろしい噂が広がったと考えられます。

近年では、道の駅ができたことで、以前に比べて訪問しやすくなっています。

ただし、路上駐車をしての肝試しは絶対にやめましょう。また、道の駅を利用する場合でも、施設に迷惑をかけないようマナーを守って行動してください。

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