大阪市北区の地下街「ホワイティうめだ」に位置する「泉の広場」は、1970年の開設以来、待ち合わせや休憩の場として多くの人々に親しまれてきた人気スポットです。
一方で、赤い服を着た女性の目撃談や不思議な現象が報告され、心霊スポットとしても知られるようになりました。
現在は再整備が行われ、噴水が撤去されるなどの変化があったものの、その独特な雰囲気や過去の噂話は依然として多くの人々の関心を集めています。
本記事では、大阪府の心霊スポット『泉の広場』に関する情報を詳しくご紹介します。
大阪府の心霊スポット『泉の広場』とは
「泉の広場」は、大阪市北区の地下街「ホワイティうめだ」に存在する広場です。
1970年の開設以来、梅田エリアを代表する待ち合わせスポットとして、多くの人々に親しまれてきました。
当初は白を基調としたデザインで、中央には噴水が設置されており、待ち合わせや休憩の場として活用されていました。
1981年には天井に鏡面加工のステンレスが取り入れられるなどのデザイン変更が行われ、2002年にはイタリア・ミラノの彫刻家による大理石製の噴水やモザイクタイルを特徴とする新しいデザインが採用されました。
さらに、2019年のリニューアルでは噴水が撤去され、「Water Tree」という水と木をイメージしたモニュメントが新たなシンボルとして設置されました。また、LED照明による演出も加えられ、広場全体に現代的な雰囲気を持たせています。
このリニューアルに伴い、35店舗の飲食・食物販店が並ぶ食ゾーンも新設され、単なる通路としてだけでなく、人々が集い楽しむ空間へと進化しました。
時代ごとにデザインや用途を変えながら、「泉の広場」は現在も多くの人々に利用され続けています。
大阪府【泉の広場】の詳細
役割と目的:
- 待ち合わせスポット: 開設当初から、梅田周辺での待ち合わせ場所として多くの人々に利用されています。
- 憩いの場: 地下街を行き交う人々が休憩できる場所としての役割も果たしています。
構成:
- 初代（1970年）: 白を基調としたデザインで、中央に噴水が設置されていました。
- 二代目（1981年）: 時代に合わせたデザイン変更が行われ、鏡面加工のステンレスを天井に使用し、広場全体を明るい印象に仕上げました。
- 三代目（2002年）: イタリア・ミラノの彫刻家によるデザインで、大理石製の噴水やモザイクタイルが特徴的でした。
- 四代目（2019年）: 「Water Tree」と呼ばれる水と木をイメージしたモニュメントが新たなシンボルとして設置され、LED照明による演出が施されています。
整備された時期:
- 初代: 1970年、「ホワイティうめだ」2期エリアのオープンと同時に設置されました。
- 二代目: 1981年、デザインの時流適合を目的に改装が行われました。
- 三代目: 2002年、イタリアのデザインを取り入れた改装が実施されました。
- 四代目: 2019年5月6日に噴水が撤去され、同年12月5日にリニューアルオープンしました。
リニューアル後の「泉の広場」周辺には、35店舗の飲食・食物販店が集まる新たな食ゾーンが誕生し、従来の通路から人々が集い楽しめる空間へと生まれ変わりました。
これらの整備を通じて、「泉の広場」は時代のニーズに合わせた進化を遂げ、現在も多くの人々に利用されています。
『泉の広場』で起こる心霊現象
赤い服の女性の目撃談がある
泉の広場では、長い髪に赤い服を着た女性が、広場周辺をふらふらと歩く姿が頻繁に目撃されています。
この女性に声をかけようとすると、突然異常な速さで近づいてくるという噂もあります。
また、この女性は目が真っ黒で白目がないという異様な姿で目撃されたこともあるそうです。
これらの目撃情報がインターネット上の掲示板や心霊系サイトで広まり、泉の広場は心霊スポットとして知られるようになったとされています。
ウワサされる心霊現象
- 赤い服の女性の目撃談がある。
シンプルにして強いインパクト！一度聞いたら忘れられませんね。
『泉の広場』の場所
| 住所 | 〒530-0001 大阪府大阪市北区 |
| 最寄り駅 | 東梅田駅 |
| アクセス | 東梅田駅から歩いて3分 |
| 備考 | 公共施設なので迷惑行為はやめましょう |
私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。
『泉の広場』で過去に起きた事件・事故
「泉の広場」自体に関する重大な事件や事故の公式な記録は確認されていません。
しかし、その周辺地域では以下のような出来事が報告されています。
売春行為の摘発
2019年から2020年にかけて、「泉の広場」周辺で売春行為を行っていた17歳から64歳の女性61人が、大阪府警によって現行犯逮捕されました。
これらの女性たちは、大阪や京都、兵庫といった関西圏だけでなく、長崎や香川といった遠方からも集まっており、生活費の補填、借金返済、遊興費の捻出など、さまざまな理由で売春行為に及んでいたとされています。
「泉の広場」は長年待ち合わせスポットとして親しまれてきましたが、同時に売春行為の温床ともなっていました。
立ちんぼと呼ばれる女性たちが広場に立ち、通行する男性に微笑みかけるなどして客を取る姿が見られていたそうです。
これに対し、大阪府警は約1年をかけて捜査を行い、売春防止法違反容疑で摘発を実施。
この取り締まりにより、「泉の広場」周辺の風紀は改善され、現在では立ちんぼの姿は見られなくなっています。
こうした過去の出来事が、「泉の広場」にまつわる心霊現象の噂と結びついている可能性も指摘されています。
『泉の広場』心霊スポット化の理由を考察
「泉の広場」が心霊スポット化した理由には、さまざまな要因が複合的に影響していると考えられます。
地下街という閉鎖的で薄暗い空間は、人々に不安感を与え、不気味な印象を増幅させます。
この「不安定な空間」としての意識が、心霊現象の噂を助長した可能性もあるでしょう。
また、2000年代初頭にインターネット掲示板「2ちゃんねる」のオカルト板に投稿された「赤い服の女性」の目撃談が、この噂の発端となりました。
この女性は赤い服を着て長い髪を持ち、目が合うと異常な速さで近づいてくるという内容が、都市伝説として広まったのです。
さらに、過去に周辺で行われていた売春行為という社会的背景も、心霊現象の噂と結びついた可能性が考えられます。
これらの要素が複雑に絡み合い、「泉の広場」は心霊スポットとして広く知られるようになったとされています。
泉の広場が心霊スポット化した要因
1. 都市伝説の拡散
2000年代初頭、インターネット掲示板「2ちゃんねる」のオカルト板に投稿された「赤い服の女性」の目撃談がきっかけで、この噂が広まりました。
この女性は、赤い服を着て長い髪を持ち、目が合うと異様な速さで近づいてくるとされています。
このような投稿が相次ぎ、都市伝説として定着しました。
2. 地下空間の特性
「泉の広場」は地下街に位置し、閉鎖的で薄暗い雰囲気が漂っています。
このような環境は、人々の不安感や恐怖心を増幅させ、心霊現象の噂が生まれやすい傾向があります。
特に、地下という特殊な空間は、怪異が発生しやすい「不安定な空間」として認識されることが多いです。
3. 噴水の存在
「泉の広場」の中央には噴水が設置されており、水場は霊的なエネルギーが集まりやすいとされることから、心霊現象の噂が助長された可能性があります。
また、噴水の周辺は待ち合わせ場所として多くの人々が集まる一方で、薄暗く静かな雰囲気が漂い、怪談が生まれやすい環境だったとも言えます。
4. 社会的背景
「泉の広場」周辺では、過去に売春行為が行われていたとの報告があります。
これらの社会的な問題が、心霊現象の噂と結びつき、心霊スポットとしての認識を強める一因となった可能性があります。
これらの要因が複合的に作用し、「泉の広場」は心霊スポットとして広く認識されるようになったと考えられます。
『泉の広場』訪問時の注意点
「泉の広場」は、大阪市北区の地下街「ホワイティうめだ」に位置し、日々多くの人々が行き交う公共の場です。
この広場は、待ち合わせや休憩の場として広く利用されています。
そのため、訪れる際は他の利用者への配慮を忘れないようにしましょう。
地下街特有の音の反響を考慮し、大声での会話や騒音を控えることが重要です。
こうした行為は周囲に不快感を与える可能性があります。また、広場内や通路で立ち止まる際には、通行の妨げにならないよう注意し、特に集団で長時間場所を占有することは避けましょう。
さらに、清潔さを保つためにゴミは必ず持ち帰るか、指定されたゴミ箱に捨てることを心がけてください。
心霊スポットとしての検証目的で訪問する方もいるかもしれませんが、特に注意が必要です。
地下街は営業時間外の立ち入りが禁止されており、深夜に訪れることは不法侵入となる可能性があります。
また、撮影を行う際は、他の利用者や店舗が映り込む場合があるため、事前に許可を得るなど、周囲への配慮を徹底してください。
さらに、心霊現象の検証を目的とした奇異な行動や、他者を驚かせるような行為は周囲に不安を与え、迷惑行為とみなされる可能性があるため控えましょう。
「泉の広場」は、多くの人々が日常的に利用する公共の場です。訪問時には節度ある行動と他者への配慮を忘れずに、気持ちよく利用しましょう。
まとめ
本記事では、大阪府の心霊スポット「泉の広場」に関する情報をご紹介しました。
「泉の広場」は、長年にわたり、待ち合わせや休憩の場として親しまれる一方で、心霊現象にまつわる噂が語り継がれてきました。
特に「赤い服の女性」の目撃談がインターネットを通じて広まり、心霊スポットとして知られるようになりました。
ただし、これらの噂の多くは都市伝説やネット上の情報に基づいており、実際に心霊現象が確認されたわけではありません。
訪問の際は、多くの人が利用する公共の場であることを意識し、マナーを守りつつ周囲への配慮を忘れないようにしましょう。