大阪府堺市に位置する大泉緑地は、昼間は家族連れやスポーツ愛好者で賑わう憩いの場です。
しかし、夜になると風景が一変!心霊スポットとしての面を覗かせるのです。
広大な敷地内で目撃される心霊現象や囁かれる噂が、この公園を不可思議なものにしています。
本記事では、大阪の心霊スポット『大泉緑地』の情報を紹介します。
大阪府堺市の心霊スポット『大泉緑地』とは



大泉緑地(おおいずみりょくち)は、大阪府堺市北区と松原市にまたがる広大な府営公園です。
面積は約101.5ヘクタールにも及び、約200種、32万本の樹木が植えられた園内は「都市の中の森」とも呼ばれ、四季折々の自然を楽しむことができます。
主な施設として、大泉池を中心に広がる散策路、大芝生広場、冒険ランドや海遊ランドなどの児童遊戯場、15品種・約1万株のカキツバタが咲き誇るかきつばた園、香り豊かな植物が並ぶふれあいの庭、BMX競技用コースのサイクルどろんこ広場、バーベキューが楽しめる野外炉、小型犬専用のドッグランなどがあり、多彩なレクリエーションを提供しています。
さらに、野球場や人工芝のテニスコート(14面)、球技に利用できるスポーツ広場などの施設も充実しており、幅広い世代が利用可能です。
アクセスは、Osaka Metro御堂筋線「新金岡」駅から徒歩約15分、または近畿自動車道松原ICから車で約7kmと便利です。
園内には駐車場も完備され、合計787台分のスペースが利用できます。
公園は24時間開放されていますが、各施設の利用時間や管理事務所の営業時間(9:00~17:45)は異なります。
入園料は無料で、一部の施設利用には料金が必要です。
このように自然観察、スポーツ、家族でのピクニックなど、多様な楽しみ方ができる大泉緑地は、多くの人々に親しまれる憩いの場となっています。
『大泉緑地』で起こる心霊現象

黒い影の目撃談がある
大泉緑地では、夜間になると「黒い影」を目撃することがあるそうです。
黒い影は、公園内の遊歩道や人気(ひとけ)のない場所に現れると言われています。
影は、具体的な姿形を持たず、ただ漠然と「黒い人影」として認識されることが多いようです。
この影は遠くに現れる場合もあれば、突然目の前を横切るように現れるケースもあるようです。
目撃者の中には、影が特定の方向に消えずに突然消失する瞬間を見たという人もいます。
影を目撃すると寒気や不安感に襲われると言われていて、夜間に1人でいるときに目撃されることが多いそうです。
犬を連れた幽霊が出現する
大泉緑地では、「犬を連れた幽霊」の目撃談もあるようです。
この幽霊は白い犬を連れていることが多く、公園内の遊歩道や駐車場付近で目撃されるといわれています。
犬を散歩させるように歩く姿が目撃されているようですが、突然姿を消すこともあるそうです。
夜間に犬を連れた幽霊とすれ違った際に「無音で歩いていた」「こちらをじっと見つめてきた」という証言が多いようです。
一部では、犬が幽霊ではなく生きているように見えたと噂されています。
池の付近で視線を感じたり声が聞こえる
大泉池の付近では、視線を感じたり、誰もいないはずの場所から声が聞こえるという体験談も報告されているといわれています。
この現象は池の周囲を一人で歩いているときに起こりやすく、視線を感じた方向を振り返っても誰もいないことがほとんどだそうです。
また、池の水面近くから「何かが囁くような声」が聞こえることがあり、声の内容は不明瞭で不気味だと言われています。
一部の人は「池に人の顔のようなものが映り込んでいるのを見た」と言っているようです。
ウワサされる心霊現象
- 黒い影の目撃談がある。
- 犬を連れた幽霊が出現する。
- 池の付近で視線を感じたり声が聞こえる。
『大泉緑地』の場所
住所 | 〒591-8022 大阪府堺市北区金岡町128 |
最寄り駅 | Osaka Metro御堂筋線「新金岡駅」 |
アクセス | 新金岡駅から徒歩約15分(約1km) 近畿自動車道 松原ICより約7km |
備考 | 池周辺は暗く、足元が見えづらい場所もあるため注意が必要 |

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。
『大泉緑地』で過去に起きた事件・事故
大泉緑地で過去に起きた事件や事故の公的記録は多く残されていません。
しかし、過去に園内の池で水難事故が起きたという噂もあるようです。大泉池は広大で深さもあるため、夜間の視界の悪さや足元の危険から事故が発生しやすい環境でした。
特に過去に遊泳が禁止される以前は、不慮の事故が多かったとの話もあります。
また、大泉緑地の周辺地域は、戦前戦後にかけて開発が進められたエリアで、整備される以前に、不法投棄や犯罪が行われていたという噂も残されているようです。
『大泉緑地』心霊スポット化の理由を考察

大泉緑地が心霊スポットとして語られる理由には、環境的要因や心理的要因が関与していると考えられます。
大泉緑地の広大な敷地と街灯の少なさは、夜間の訪問者に強い孤独感と不安感を与えます。
夜になると公園内は不気味な静寂に包まれ、人の気配が少なくなることで、非日常感が押し寄せてきます。
さらに、大泉池や遊歩道の周辺は、過去に目撃談や体験談が集中しており、池の水面にまつわる視線や囁き声などの現象が報告されています。
こうした薄気味悪さは、訪問者の心理的不安を増幅し、「何かがいるのではないか」という感覚を引き起こすことでしょう。
また、インターネットやSNSを通じて拡散された目撃談や噂が、大泉緑地の心霊スポットとしてのイメージを一層強化しています。
体験談が口コミで広がることで、元々あった漠然とした恐怖感がさらに具体化され、新たな訪問者を呼び寄せるという悪循環を生んでいるのです。
これらの要因が重なり、大泉緑地は実際の事件や事故の記録が少ないにもかかわらず、心霊スポットとして有名になっていったのではないでしょうか。
『大泉緑地』訪問時の注意点
大泉緑地を訪問する際には、安全面やマナーに配慮する必要があります。
まず、当然ですが深夜の訪問は控えるべきです。広大な敷地内では街灯が少なく視界が悪いため、転倒や痴漢などのリスクが高まります。
また、不審者や危険人物に遭遇する危険性も否定できません。
深夜に公園を利用することは、近隣住民や他の利用者にとって迷惑行為となる可能性があるため、避けるのが望ましいです。
次に、公園を利用する際にはマナーを守ることが大切です。
ゴミを持ち帰り、騒音を出さないよう心がけることで、地元住民や他の利用者に対する迷惑を減らすことができます。
大泉緑地は多くの人々が訪れる公共の場であるため、自分だけでなく他者も快適に利用できる環境を保つことを心がけましょう。
また、広い敷地内では迷うこともあるため、通信手段を用意し、複数人で訪問することがお勧めです。
グループで行動することで、安全性が向上するだけでなく、万が一の事態に備えることもできます。
これらの注意点を守ることで、大泉緑地を安全かつ快適に楽しむことができるでしょう。
まとめ
本記事では、大阪府堺市の心霊スポット『大泉緑地』の情報を紹介しました。
大泉緑地は、レジャー施設が充実しているので、日中は多くの人で賑わいます。
しかし、夜になると雰囲気は一変し不気味な空気が流れはじめます。公園内は街灯が少なく単独での訪問は非常に危険だと言えるでしょう。
単純に転倒や滑落のリスクがあるだけでなく、よからぬ目的で大泉緑地を訪問している人物がいる可能性もあります。
また、地元住人に対しての配慮やマナーも重要です。心霊現象を目的とする場合でも羽目を外して大騒ぎするのは絶対にやめましょう。
これらの注意点を守ることで、大泉緑地を安全かつ快適に楽しむことができるでしょう。