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東京の心霊スポット『八王子城跡』佇むのは自害した女性の幽霊か!

八王子城跡は、東京都八王子市に位置する戦国時代の山城の遺構です。

関東で屈指の大きさを誇る史跡で、戦国時代の山城としては保存状態が良いことから、日本城郭協会により「日本100名城」に選定されています。

観光客で賑わう八王子城跡ですが、その歴史からか多くの心霊現象が噂されています。

本記事では、東京都の八王子市に存在する心霊スポット『八王子城跡』の情報を紹介します。

東京都の心霊スポット『八王子城跡』とは

八王子城跡の本丸付近の写真
八王子城跡周辺の写真

八王子城跡は、東京都八王子市元八王子町に位置する戦国時代の山城の遺構です。

関東屈指の規模を誇り、北条氏康の三男、北条氏照によって築かれ、小田原城の支城として関東西部の防衛拠点となりました。

1587年(天正15年)に完成し、氏照の本拠地として機能していました。

しかし、1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐の際、前田利家や上杉景勝らの軍勢約15,000人の攻撃を受け、わずか一日で落城しました。

この戦いでは、多くの守備兵や婦女子が命を落とし、御主殿の滝に身を投じたと伝えられています。その後、城は廃城となりました。

現在、八王子城跡は国の史跡に指定されており、御主殿跡や石垣、虎口(こぐち)などが復元・整備されています。

麓には「八王子城跡ガイダンス施設」があり、城の歴史や構造に関する展示が行われています。

また、山頂付近には本丸跡や八王子神社があり、ハイキングコースとしても人気があります。

八王子城跡は、日本100名城の一つにも選定されており、歴史ファンやハイキング愛好家にとって魅力的なスポットといえるでしょう。

訪問の際は、ガイダンス施設でパンフレットを入手し、散策マップを参考にすると良いでしょう。

八王子城跡』で起こる心霊現象

着物の幽霊のイメージ画像

幽霊の目撃情報

八王子城跡では、幽霊が目撃されるという噂があります。

御主殿の滝付近で白い服を着た女性の霊や武者の霊が目撃されるそうです。

幽霊は、滝の周辺でひっそりと佇んでいる姿や「何かを訴えるような姿」をみせると言われています。

女性の幽霊に遭遇した後、体調を崩したり不運な出来事に見舞われたという噂も絶えません。

うめき声や足音が聞こえる

八王子城跡では、夜になると人のうめき声や足音が聞こえるという話があります。

御主殿周辺や山中の小道で、突然「助けて」とつぶやくような声や、複数の人が歩いているような足音が響くと言われています。

これらの音は、人がいない場所で聞こえるため、とてもよく聞こえるそうです。

また、音が聞こえた直後に強烈な寒気を感じる人もいるそうです。

写真に写り込む不審な影

八王子城跡では、写真を撮影すると謎の人影が写り込むと言われています。

御主殿跡や滝の周辺で撮影した写真に、人の顔や姿がぼんやりと浮かび上がることがあるそうです。

中には、滝の水辺に立つ女性の姿や、消えかかったような手のような影が写ったという人もいます。

ウワサされる心霊現象

  • 女性の幽霊が目撃される。
  • 武者の幽霊が目撃される。
  • 足音やうめき声が聞こえる。
  • 写真に無数の顔が写り込む。
  • 写真に謎の人影が写り込む。
  • 体調不良や不幸に見舞われる。

八王子城跡』の場所

住所〒193-0826 東京都八王子市元八王子町3丁目2735
最寄り駅高尾山駅
アクセス高尾山駅から歩きで30分ほど
備考駐車場の利用時間は午前9時から午後5時まで

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

八王子城跡』で過去に起きた事件・事故

八王子城の落城と御主殿の滝の悲劇

八王子城の落城は、1590年の豊臣秀吉による小田原征伐の一環として起こりました。

この戦いで、八王子城は前田利家や上杉景勝らが率いる約15,000人の大軍勢に包囲されました。

当時、城内の守備兵はわずか3,000人ほどで、戦力差は圧倒的で、多くの守備兵が奮戦したものの、城は一日で陥落しました。

特に悲劇的な出来事が起きたのが、御主殿の滝周辺で、戦いの最中に多くの女性が自害した場所として知られています。

戦に巻き込まれた婦女子たちは、敵の手に落ちることを恐れ、滝に身を投じたそうです。

その数は数百人に上るともいわれており、滝の水が三日三晩血で染まり続けたという悲惨な言い伝えが残されています。

赤く染まる川と村の言い伝え

御主殿の滝から流れ出た水が赤く染まるほどの惨状は、付近の川にも影響を及ぼしました。

当時の村人たちは、滝から流れ出た血が川を下り、その水を使って炊いた米が赤く染まるという恐ろしい体験をしたと伝えられています。

この現象に恐れを抱いた村人たちは、犠牲者の供養のために赤飯を炊いて祈りを捧げたといわれています。

土地の曰くや謂れ

八王子城の土地は、その名前にあるように「八人の王」を意味する由来があると言われています。

一説には、この地が古くから霊的な力が強い場所であり、山岳信仰や神聖視された土地だったともいわれています。

また、城が建てられる以前から、この地域には血なまぐさい争いが絶えなかったという歴史的背景もあるようです。

八王子城跡』心霊スポット化の理由を考察

武者の幽霊のイメージ画像

八王子城跡が心霊スポットとして有名になった理由は、史跡に伝わる悲劇的な歴史が関係していることは間違いないでしょう。

八王子城の悲劇的な歴史は、短期間での落城と多くの犠牲者の存在が根底にあります。

1590年、小田原征伐の際に豊臣軍の攻撃を受け、一日で城は陥落しました。

この戦いで御主殿の滝周辺では多くの婦女子が自害したとされています。

この歴史的な背景が、八王子城跡を霊的な噂が語られるスポットにしていったのでしょう。

さらに、城跡が山中に位置するという地理的条件も影響しています。

木々に囲まれた山中は日中でも薄暗く、夜になるとほとんど人影がなくなります。

このような環境は、訪問者に自然と不安感や恐怖心を抱かせ、山中の静けさの中で聞こえる風や木々の音が、人のうめき声や足音に聞こえることもあるでしょう。

こうした歴史的背景、地理的条件が、八王子城跡を日本有数の心霊スポットへと押し上げた要因と考えられるのです。

八王子城跡』訪問時の注意点

八王子城跡を訪問する際には、安全面とマナーに注意しましょう。

城跡は歴史的な遺構であり、発掘調査や保全のために立ち入りが制限されているエリアがあります。

これらの区域に無断で入ることは、遺構を傷つけるだけでなく、自身の安全にも重大なリスクを伴います。

また、山中の地形は急な斜面や崩れやすい箇所が多いため、指定されたルートを歩くことが必須です。

次に、夜間の訪問は避けることが推奨されます。

八王子城跡は山中に位置しており、日没後は足元が見えにくくなるだけでなく、動物が出没する可能性もあります。

特に未整備の道や石垣付近では、転倒や怪我のリスクが高まります。

また、夜間は視界が制限されるため、迷いやすくなることもあります。訪問は明るい時間帯を選び、安全に配慮しましょう。

まとめ

本記事では、東京都八王子市の心霊スポット『八王子城跡』の情報を紹介してきました。

八王子城跡は、戦国時代の悲劇的な歴史とそこにまつわる心霊現象の数々から、日本屈指の心霊スポットとして広く知られる存在となりました。

しかし、この場所は単なる恐怖体験の場ではなく、多くの命が散った歴史的な遺構であり、文化的にも価値の高い場所です。

訪問する際は、歴史に対する敬意を忘れず、心霊目的ではなく、過去に思いを馳せる意識を持つことが大切です。

また、安全を第一に考え、指定ルートを遵守し、夜間の訪問を避けるなどの注意を徹底してください。

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