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魔の12カーブに謎の人影の噂がある!福岡の心霊スポット『高良山』

福岡県久留米市に位置する高良山(こうらさん)は、歴史的・文化的な価値を持つ名所として知られています。

しかしその一方で、心霊スポットとしての噂も語られているのです。

その豊かな自然と古刹が織りなす静寂の中に、怪異譚が囁かれ、訪れる者の好奇心をかき立てています。

本記事では、福岡県の心霊スポット「高良山」に関する情報を紹介します。

福岡県の心霊スポット『高良山』とは

高良山の空撮写真
高良山の山道の写真
高良山の写真

『高良山(こうらさん)』は、福岡県久留米市に位置する標高312メートルの山で、耳納連山の最西端に位置しています。

​古くから「祈りの山」として知られ、中腹には筑後国一宮である高良大社が鎮座しています。

​その歴史的・文化的価値や豊かな自然環境から、多くの人々に親しまれています。​

歴史と文化財

高良山は、古代から宗教的・政治的な拠点として重要な役割を果たしてきました。

​山中には「高良山神籠石」と呼ばれる古代山城の遺構があり、国の史跡に指定されています。

​この神籠石は、山頂付近を囲むように築かれた石垣で、その起源や目的については諸説ありますが、古代の防御施設と考えられています。

また、山中には「孟宗金明竹(もうそうきんめいちく)」の群生地があり、国の天然記念物に指定されています。

​この竹は、通常の孟宗竹とは異なり、茎に金色の縞模様が入る珍しい品種です。

自然環境

高良山は、豊かな自然環境を有しており、特にシダ植物の宝庫として知られています。​

ここを基産地とする種に「コウラカナワラビ」があり、多様な植物が生息しています。​

また、鳥類や昆虫類などの動物の種類も多く、久留米市近郊に残された貴重な自然環境となっています。

登山とトレッキング

高良山は登山やトレッキングのスポットとしても人気があります。​

「九州オルレ久留米・高良山コース」は、JR久留米大学前駅を起点に山中を散策し、JR御井駅へと向かう全長8.6kmのコースで、所要時間は5~6時間です。​

コース内には高良大社や奥宮、夏目漱石の句碑などの見どころが点在し、歴史と自然を満喫できます。 ​

アクセス

高良山へのアクセスは、JR久大本線「久留米大学前駅」から徒歩約50分、またはタクシーで約15分です。

​車の場合、九州自動車道「久留米IC」から約15分で到着します。​

高良大社周辺には約300台収容可能な無料駐車場が完備されています。 ​

高良山は、歴史的な遺産と豊かな自然が融合した魅力的なスポットです。

​訪れる際には、その深い歴史や多様な自然環境をぜひ堪能してください。

『高良山』で起こる心霊現象

魔の12カーブ:事故を引き寄せる怪異

高良山を訪れた者の間で語られる「魔の12カーブ」は、心霊現象が数多く報告されている場所です。

このカーブは、高良山の山道を登る途中に位置し、何の変哲もない曲がり角のはずですが、多くのドライバーが異変を感じるといいます。

最も有名な話は、カーブの手前で「青白い人影が佇んでいた」というものです。

ある運転手が夜間にこの道を通った際、突然、道の中央にぼんやりとした人影が現れ、急ブレーキをかけたところ、その影は消えてしまったそうです。

しかしその後、車のバックミラーには、後部座席に座るはずのない人影が映り込んでいたというのです。

さらに、このカーブ付近では、エンジンが突然停止する、ラジオから異音がする、ヘッドライトが一瞬暗くなるといった怪現象も報告されています。

また、このカーブは交通事故が多発する場所としても知られています。

急なカーブと視界の悪さからスリップ事故が多発し、過去には複数の死亡事故が発生しているともいわれています。

人影の目撃:山中を彷徨う霊たち

高良山の心霊現象で、次に多く報告されているのが「人影の目撃談」です。

特に夜間、高良大社周辺や山道を歩くと、不自然な場所に人影が見えることがあるといいます。

その多くは、木々の隙間や登山道の脇にぼんやりと立っており、こちらを見つめているように感じられるという証言が多いのが特徴です。

しかし、よく見ると、その人影には顔がなかったり、足が地面についていなかったりするというのです。

ある登山者の証言によると、深夜に仲間と高良山を訪れた際、道の奥に白い服を着た女性が立っているのを発見したといいます。

最初は誰かが肝試しに来ているのだろうと思って近づいたものの、女性は何も話さず、ただじっと一点を見つめたままでした。

不審に思いながらもその場を離れようとした瞬間、女性はスッと消えてしまったといいます。

また、夜の高良大社では、誰もいないはずの拝殿の奥から人の気配がしたり、賽銭箱の周りで足音が聞こえたりすることもあるそうです。

さらに、高良山では、車で訪れた際に「後部座席に誰かが座っていた」「車の窓に手形が浮かび上がった」といった現象も報告されています。

あるタクシー運転手の話では、深夜に高良山の近くで女性の乗客を乗せたところ、目的地に着く前に後部座席が空っぽになっていたという話もあるようです。

ウワサされる心霊現象

  • 交通事故多発!魔の12カーブ。
  • 山中を彷徨う霊たちが目撃される。

『高良山』の場所

住所〒839-0851 福岡県久留米市御井町
最寄り駅​JR久大本線「久留米大学前駅」​
アクセス久留米大学前駅から徒歩約30分。
または、駅からタクシーで約10分。​
備考​高良大社の参拝時間は季節によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。​また、山道は狭く、夜間は街灯が少ないため、明るいうちの訪問が安全です。

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

『高良山』で過去に起きた事件・事故

​高良山は、古くから霊山・霊場として崇められてきました。

そのため、山全体が霊の居場所となっており、どこに足を運んでも何かしらの心霊現象が起こるとされています。

また、自殺や暴走族に関する事件も多々あり、地元では忌避される場所となっています。​

歴史的背景と霊場としての高良山

高良山は、奈良時代に編纂された『風土記』や『日本書紀』にもその名が記されており、古代から宗教的な重要性を持つ山でした。​

山頂に鎮座する高良大社は、仲哀天皇8年(199年)に創建されたと伝えられ、地域の信仰の中心として栄えてきました。​

また、奈良時代から神仏習合の山として、中世には寺社勢力として大きな力を持っていた歴史があります。​

自殺の名所としての高良山

高良山は、その霊的な背景や静寂な環境から、一部では自殺の名所として噂されています。

​具体的な情報や統計は公表されていませんが、過去に多くの自殺がこの山で行われたとの噂が広まっています。​

暴走族の活動と関連事件

高良山の山道は、夜間になると暴走族の集会場所として利用されることがありました。​

特に、急カーブが連続する道路は、彼らの走行コースとして好まれていたようです。​

しかし、その危険性から事故が多発し、死亡事故も少なくありませんでした。​

これらの事件は、地元住民にとって高良山を忌避する理由の一つとなっています。​

土地に伝わる歴史や謂れ、曰く

高良山には、数多くの伝説や言い伝えが存在します。

​例えば、山中には「魔の12カーブ」と呼ばれる場所があり、ここでは青白い人影が目撃されるとの噂があります。

​また、山全体が霊の居場所となっており、どこに足を運んでも何かしらの心霊現象が起こるとも言われています。​

これらの伝承が、山の神秘性や恐怖感を増幅させています。​

『高良山』心霊スポット化の理由を考察

高良山が心霊スポットとして語られる背景には、歴史的な要因と現代における事件や事故の積み重ねが密接に関係していると考えられます。

まず、この山は古来より霊山としての信仰が根付いており、神聖な場所として崇められてきました。

高良大社は約1800年の歴史を持ち、地域の守護神として信仰を集めてきましたが、こうした霊場には「霊的な存在が集まりやすい」との考えが昔から存在します。

神聖な場所だからこそ、成仏できない魂がとどまり、何らかの霊的現象を引き起こすのではないかという解釈が生まれやすく、高良山もまたそのような認識を持たれるようになった可能性があります。

また、高良山は戦国時代には山城が築かれ、激しい戦の舞台となった歴史があります。

この地で命を落とした武士たちの無念が今も残っているのではないかという言い伝えがあり、それが心霊スポットとしてのイメージを強める一因となっている可能性があります。

さらに、古くから修験道の修行場としても知られており、厳しい修行の末に命を落とした者もいると伝えられています。

これらの歴史が、霊的な力が強い場所という印象を与えているのでしょう。

加えて、現代においては「魔の12カーブ」と呼ばれる場所で事故が多発していることも、心霊スポット化を加速させた大きな要因でしょう。

このカーブは高良山の山道に存在し、急なカーブと見通しの悪さから交通事故が多発していると言われています。

しかし、単なる交通の問題だけではなく、事故を経験した人々の中には「カーブの手前で白い人影を見た」「突然ハンドルが効かなくなった」といった不可解な証言を残す者も少なくありません。

これらの証言が蓄積され、「この場所には霊がいる」「何かの力が事故を引き寄せている」といった噂が広まりました。

また、高良山は夜間になると非常に静かで暗く、人の気配が少ないため、不気味な雰囲気が漂います。

特に、心霊スポットとしての評判が広がったことで肝試しに訪れる若者が増え、「実際に人影を見た」「誰もいないのに声が聞こえた」といった証言が次々と生まれるようになりました。

こうした要因が積み重なり、「霊が集う場所」としてのイメージが定着し、現在に至るまで語り継がれているのではないでしょうか。

『高良山』訪問時の注意点

高良山を訪れる際には、夜間の訪問は避けた方が良いでしょう。

山中は街灯が少なく、視界が極端に悪いだけでなく、肝試し目的の訪問者もいるため、安全面と余計なトラブルを避けるためにも、夜間の訪問はおすすめできません。

また、高良山へ向かう道はカーブが多く、中でも「魔の12カーブ」と呼ばれる場所では、過去に事故が多発しています。

このカーブでは、不意に青白い人影を見たと証言するドライバーもおり、驚いて急ハンドルを切った結果、事故を起こしてしまうケースもあるといいます。

そのため、特にこのエリアを通行する際は、スピードを控え、慎重な運転を心がけることが大切です。

さらに、高良山は単なる心霊スポットではなく、歴史ある高良大社が鎮座する信仰の場でもあります。

多くの参拝者や観光客が訪れるため、訪問の際はマナーを守ることが求められます。

ゴミを持ち帰る、騒音を控えるといった基本的なルールを守り、他の参拝者や地元の人々に迷惑をかけないようにしましょう。

まとめ

本記事では、福岡県で心霊スポットといわれる『高良山』の情報を紹介しました。

高良山は、その歴史的・文化的価値から多くの人々に親しまれている一方、心霊スポットとしての一面も持ち合わせています。

古くからの霊場としての背景や、実際に報告されている心霊現象、過去の事件や事故などが、その噂を支えています。

訪問を考える際は、これらの情報を踏まえ、安全かつマナーを守った行動を心がけることが重要です。

敬意を持って訪問すれば、高良山はその神秘的な魅力と共に、訪れる者に深い歴史と自然の美しさを提供してくれる場所になるでしょう。

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