青山霊園でタクシーに乗り込む幽霊のイメージ画像

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東京の心霊スポット『青山霊園』タクシーに幽霊が乗り込んでくる!

青山霊園は、東京都港区南青山に位置する都立霊園で、1874年(明治7年)に開設されました。

都心にありながら広大な敷地と豊かな自然を有し、多くの著名人の墓所が点在することで知られています。

一方で心霊スポットとしての噂が絶えず、数々の心霊現象が報告されているのです。

本記事では、東京都の心霊スポット『青山霊園』の情報をご紹介します。

東京都の心霊スポット『青山霊園』とは

青山霊園内の写真
青山霊園の写真

青山霊園は、東京都港区南青山二丁目に位置する都立霊園で、1874年(明治7年)9月1日に開設されました。

その歴史は、江戸時代の美濃郡上藩(現在の岐阜県郡上市)藩主・青山家の下屋敷跡地に遡ります。

明治維新後、この地は神葬墓地として指定され、1872年(明治5年)に開設されました。

その後、公共墓地として一般市民にも利用されるようになり、東京府から東京市(現在の東京都)に移管され、公営墓地としての役割を果たすこととなりました。

青山霊園の造成目的は、都市化が進む東京において、市民のための公共墓地を提供することでした。

明治時代の人口増加や市街地の発展に伴い、新たな墓地の必要性が高まり、青山霊園を含む複数の墓地が造成されました。

これにより、多くの都民が安らかに眠る場所としての役割を果たしています。

現在、青山霊園は約26ヘクタールの広大な敷地を持ち、都心の貴重な緑地空間としても機能しています。

園内には桜並木があり、春には多くの人々が花見に訪れるスポットとしても知られています。

また、歴史的・文化的価値が高い場所として、多くの著名人の墓所が存在し、観光名所としても親しまれています。

一方で、都心の一等地に位置することから、土地の再開発や有効利用に関する議論も存在します。

しかし、青山霊園は単なる墓地ではなく、歴史的・文化的資産としての価値が高いため、再開発には多くの法的および社会的な制約があり、現時点で具体的な計画は発表されていません。

青山霊園は、歴史的背景と都市計画のバランスを考慮しながら、都民の憩いの場としての役割を果たし続けています。

『青山霊園』で起こる心霊現象

タクシーに乗り込む幽霊のイメージ画像

タクシードライバーの怪談

青山霊園の心霊話で有名なものが、「タクシードライバーの怪談」です。

内容は、ありがちですが「青山霊園で乗せた女性客がいつのまにか消える。女性が座っていたシートが濡れていた。」というものになります。

別のパターンとして、女性の幽霊の目的地が青山霊園になっている話も存在しているようです。

このような話が語られているためか、夜になると青山霊園近くでは、タクシーが止まってくれないという噂も流れています。

雨の日に、兵隊や落ち武者たちが行進してる

青山墓地(都立青山霊園)の近くでは、雨の降っているときに幽霊が目撃されると言われています。

幽霊は、落ち武者や戦時中の兵隊の姿で、まるで行進しているかのように5~6人で隊列を組んで歩いているそうです。

戦争の時の兵隊さんみたいな人とか。落ち武者みたいな人とか。歩いてるんですね。行進してるんです。

浮遊する人影が目撃される

青山霊園では、夜間に「浮遊する人影」が目撃されることがあると言われています。

人影は、霊園内の桜並木や墓地の間を漂うように現れるそうです。

木の陰から突然姿を現すこともあり、目撃した人を驚かせると言われています。

謎の標識の噂

!標識のイメージ画像

青山霊園の周辺には、『!』だけが表示された道路標識が立っていたと言われています。

通常、道路標識は、注意を促す目的で設置されていますが、この「!」の標識には補足がなく、何に注意すれば良いのか不明だったそうです。

そのため、「!」の標識は、幽霊に注意しろというサインなのではないかと噂されていたと言われています。

謎の音が聞こえてくる

夜間に青山霊園を訪れると、謎の音が聞こえてくると言われています。

墓地の周囲や遊歩道を歩いていると、不気味な音が鳴り響いたり、足音が後をつけてくるような感覚に襲われるそうです。

また、誰もいないのに話し声や笑い声が聞こえることもあるといわれています。

人気のない深夜には、どこからともなく聞こえるすすり泣きのような声が聞こえてくることもあると噂されています。

ウワサされる心霊現象

  • タクシードライバーの怪談
  • 雨の日に、兵隊や落ち武者の幽霊が目撃される。
  • 浮遊する人影が目撃される。
  • 謎の標識の噂がある。
  • 謎の音が聞こえてくる。

『青山霊園』の場所

住所〒107-0062 東京都港区南青山2-32
最寄り駅東京メトロ銀座線「外苑前駅」
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」
アクセス駅から徒歩で7~10分ほど
備考管理事務所の窓口は8:30~17:30

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

『青山霊園』で過去に起きた事件・事故

武者の幽霊のイメージ加増

竹橋事件

青山霊園付近は、多くの歴史的事件や出来事と関わりがあります。

有名なのは「竹橋事件」でしょう。これは1878年(明治11年)8月23日の夜、近衛砲兵大隊の兵士たちが待遇改善を求めて起こした反乱です。

反乱は鎮圧さて、その後、多くの兵士が処刑されました。処刑された兵士の遺体が青山墓地に埋葬されたと言われています。

霊園内には「竹橋事件殉難者鎮魂碑」が建立されており、事件の犠牲者を慰霊しています。

『青山霊園』心霊スポット化の理由を考察

浮遊する影のイメージ画像

青山霊園が心霊スポットとして語られる背景には、いくつかの要因が考えられます。

まず、単純に「墓地である」ということです。多くの墓地では、何かしらの心霊現象が噂され、心霊スポット化しがちです。

本来であれば、しっかりと供養された後に納骨されているはずで、怨念の類は残されていないはずなのですが、墓地と心霊現象は切っても切れない関係にあるようです。

一説では、過去に土葬が主流だった時代に、遺体から出るガスやリンに引火して、火の玉(人魂)が出現したとされています。

それが漂う場面を目撃した人々の口伝により、心霊現象の印象が強まり、現代にも色濃く残っているのでしょう。

また、青山霊園には「竹橋事件」で処断された人が眠っていることも、無念の魂が残されていると考えられる一因になっているのかもしれません。

このような要因に加えて、タクシードライバーの間で語り継がれる幽霊話が拡散され、青山霊園は心霊スポットとして広く知られるようになったと考えられるのです。

『青山霊園』訪問時の注意点

青山霊園を訪れる際には、故人を弔う神聖な場所であることを十分に理解し、適切なマナーを守りましょう。

大声での会話や騒音は迷惑になるため、絶対に控えてください。また、霊園内での喫煙や飲食といった行為も控えるべきです。

青山霊園を訪問する際は、周囲の環境や他の参拝者に配慮し、礼儀正しく行動しましょう。

また、青山霊園は昼間は多くの人が訪れる観光スポットでもありますが、夜間は人気(ひとけ)がなくなります。

有名な心霊スポットなので、よからぬ目的で訪れている者がいる可能性があります。

安全面でリスクが高いため、できるだけ日中の明るい時間帯に訪問した方が良いでしょう。

写真や動画を撮影する場合には、遺族や関係者の感情に十分配慮することが求められます。

出来るだけ、墓石や慰霊碑などの撮影は控えましょう。その行為が不敬と受け取られる可能性があるため注意が必要です。

まとめ

本記事では、東京都の心霊スポット『青山霊園』の情報を紹介しました。

青山霊園は、明治時代から続く歴史を持ち、多くの著名人の墓所や歴史的な出来事と結びついた場所として知られる、都心の霊園です。

その広大な敷地には桜並木が広がり、春には美しい花々が咲き誇る癒しのスポットとして、多くの人々が訪れています。

一方で、竹橋事件をはじめとする悲劇的な歴史や、霊園に眠る人物たちにまつわる逸話が語り継がれる中で、心霊スポットとしての側面も持ち合わせています。

これらの歴史的背景や静寂に包まれた雰囲気が、訪れる人々の想像をかき立て、青山霊園を特別な存在へと押し上げているのでしょう。

しかしながら、青山霊園は何よりも、故人を弔うための神聖な場所です。

そのため、訪問する際には、歴史や故人に対する敬意を忘れず、礼儀をわきまえた行動を心掛けることが大切です。

また、心霊現象を目的に訪れる場合であっても、騒音を立てたり、墓所を無断で撮影することは控えましょう。

夜間の訪問は安全面のリスクも伴うため、できるだけ日中の明るい時間帯に訪れることが望ましいです。

青山霊園は、その歴史や文化を感じながら自然と向き合うことのできる都心の貴重な空間です。

心霊スポットとしての興味や歴史散策の一環として訪れる場合でも、節度ある行動を心掛け、青山霊園が持つ魅力を存分に感じてみてはいかがでしょうか。

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