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京都の心霊スポット「メタボ広沢」の噂と真実(現在はシーズン嵐山)

shiori

うーん、実は上の階の人が大音量で映画を見てるとか…。

おはよう…朝から渋い顔をして何を悩んでいるのかしら?

tsuduri
shiori

私の友人が引越しをしたんですけど、夜になるとおかしな声や音が聞こえてくるそうなんです。その子が丁度「訳アリ心霊マンション」っていうマンガを読んでたもので…。

幽霊が出るかもしれないと怖がっているのね。

tsuduri
shiori

そうなんです。もうパニック状態で…でも本当に幽霊が出るマンションなんてあるんでしょうか…。

一応、幽霊マンションなんて呼ばれている物件はあるみたいね。ただし、噂の真偽はまったく不明だけれど…。資料、見てみる?

tsuduri
shiori

あ、ぜひ見てみたいです!

その物件は京都にあるの。しつこいようだけど、噂を鵜呑みにして騒いでは駄目よ…。「メタボ広沢」はね…

tsuduri

京都府京都市右京区にある「メタボ広沢」は、かつて「幽霊マンション」や「自殺マンション」と呼ばれ、京都の心霊スポットとして広く知られていた場所です。

観光地として有名な嵐山エリアの近くに位置しながら、その物騒な異名から多くの都市伝説や心霊の噂が絶えず囁かれてきました。

インターネット上の怪談掲示板や心霊サイト、さらには雑誌の特集などで取り上げられることも多く、夜な夜な肝試し目的で訪れる若者も後を絶ちませんでした。

しかし、その奇妙な名前の由来や、なぜ普通のマンションが心霊スポットと呼ばれるようになったのか、背景を知る人はそう多くありません。

本記事では、このメタボ広沢にまつわる噂や歴史、そして現在の状況について、解説していきます。

当サイトの記事は、あくまで心霊現象をテーマにしたエンターテイメントです。特定の場所や物件を指定して誹謗中傷するものではありません。噂や伝承をもとにした内容で事実とは異なる場合もあり得ます。フィクションとしてお楽しみください。

tsuduri
tsuduri

京都の心霊スポット『メタボ広沢』とは?

「メタボ広沢」は、京都府京都市右京区嵯峨新宮町に位置する、1974年に竣工した8階建ての分譲マンションの旧名称で、現在は「シーズン嵐山」という名称に変更されています。

「メタボ」という少し風変わりな名称は、1960年代に日本の建築家たちが提唱した建築運動「メタボリズム建築」に由来するとされています。

メタボリズムとは生物の代謝を意味し、環境の変化に合わせて空間や建物を増改築していくという建築思想です。

この建物の最大の特徴は、最上階である8階から地上1階まで貫くように設計された巨大な「吹き抜け」の構造にあります。

上階から見下ろすと吸い込まれるような深さがあり、この特殊な構造が後述するさまざまな噂の舞台となりました。

立地としては、JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」から徒歩圏内にあり、丸太町通りに面しています。

現在は外壁も茶色やベージュの明るい色調にリノベーションされ、1階にはテナントが入り、多くの住人が生活するごく一般的な居住用マンションとして機能しています。

京都の心霊スポット『メタボ広沢』で起きる心霊現象

謎の女性のうめき声や壁を叩く音

メタボ広沢では、夜になると誰もいないはずの空室や、人気の少ない踊り場から、謎の音が聞こえるという現象が噂されています。

特に6階から8階にかけての高層階の踊り場付近では、壁の中から激しく叩くような音が鳴り響いたり、女性の低いうめき声や、何かを口ずさむような声が聞こえてきたりするそうです。

この音は、外から聞こえる車の音や隣室の生活音とは明らかに異なり独特の響きなのだそうです。

深夜に鳴り響く落下音

メタボ広沢では、深夜になると謎の落下音が響き渡るという噂が囁かれています。

夜の23時頃から深夜帯にかけて、建物の中心にある吹き抜け部分から、何かが高所から落下してきて地面に激突するような重く鈍い音が聞こえると言われています。

現地を訪れた肝試し客や一部の住民の間で「ドスン」という大きな音や、金属がぶつかるような衝撃音が報告されています。

しかし、音の直後に1階の底部分を確認しても何も落ちておらず、誰かが物を投げ落とした形跡も残されていないのだとか。

吹き抜けや最上階での霊の目撃談

メタボ広沢では女性の幽霊の目撃談も存在するようです。

夕暮れ時から深夜にかけて、8階の最上階の踊り場に白い服を着た女性が静かに佇んでいる姿が目撃されたり、吹き抜けを落下し続ける女性の姿が見えることがあるといわれています。

また、マンションの周辺を徘徊する影や、空中に浮かぶ顔のようなものを見たという体験談が雑誌に掲載されたことがあるそうです。

女性の幽霊は、マンションの高層階で目撃されることが多いとされています。

マンション前の道路での怪異

マンション内部だけでなく、目の前を通る道路でも奇妙な現象が起こるそうです。

車やバイクでマンションの前を通りかかった際、突然目の前に女性が飛び出してくるのだとか。

運転手は「人を轢いてしまった」とパニックになるのですが、慌てて車から降りて周囲を確認しても、轢かれたはずの女性の姿はどこにもないそうです。

また、車のバンパーや車体にも衝突した痕跡や傷が一切見当たらないという「幽霊との交通事故」を体験したという話が残されているそうです。

ウワサされる心霊現象

  • 謎の女性のうめき声や壁を叩く音
  • 深夜に鳴り響く落下音
  • 吹き抜けや最上階での霊の目撃談
  • マンション前の道路での怪異

京都の心霊スポット『メタボ広沢』で過去に起きた事件事故

管理人の娘の投身自殺の噂

メタボ広沢を語る上で欠かせないのが、マンションの管理人の娘が、建物の8階から吹き抜け部分へ飛び降りて命を絶ったという凄惨な事件の噂です。

この出来事が「自殺マンション」という異名の直接的な原因になったとされています。

ただし、この投身自殺についての公的な記録を見つけることはできませんでした。

この自殺がいつ頃起きたのか、被害者の詳細な年齢や動機、家族や友人との関係などは一切明らかになっていません。

「投身自殺」という言葉がこれだけ多くの人に知られるほど広まっているにもかかわらず、当の「管理人の娘」については、人物像すら話題にのぼらないのは不自然さを感じさせます。

自死の場合、新聞報道や警察の公式な記録等で確認することが難しい側面があることに加え、かなり古い出来事であるため、この情報が事実か否かは定かではありません。

「マンションの管理人の娘」「建物の8階から吹き抜け部分へ飛び降りて」「命を絶った」というワードが噂の物語性を高めるために利用されただけのようにも感じます。

マンション前の道路での交通事故

もう一つの事件として語られているのが、マンションのすぐ目の前を通る道路で過去に発生したとされる死亡交通事故です。

道を歩いていた女性が、走ってきた自動車に轢かれて命を落としたというものです。

こちらも過去数十年の間に起きたと噂されていますが、具体的な発生日時、被害者の身元、加害者の状況などの正確な情報は残されていません。

狭い道路であるため実際に事故が起きやすい環境ではあるものの、噂が独り歩きしている可能性があります。

風葬地としての嵯峨野・嵐山エリアの歴史

メタボ広沢が位置する嵯峨野や嵐山エリアの周辺は、平安時代以降、遺体を野ざらしにして自然の風化に任せる「風葬(ふうそう)」が行われていた場所(化野など)が近隣に存在するそうです。

かつての京都では、身分の低い者や引き取り手のない遺体を洛外の特定の場所に運び込み、そのまま弔うという歴史的背景がありました。

メタボ広沢の土地自体が直接的な風葬地であったという記録はありませんが、この地域一帯が古くから「死」と密接に結びついた歴史を背負っていたようです。

『メタボ広沢』の場所はどこ?アクセスと行き方

住所京都府京都市右京区嵯峨新宮町
(現在のマンション名:シーズン嵐山)
最寄り駅JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」
京福電鉄嵐山本線(嵐電)「鹿王院駅」
アクセスJR「嵯峨嵐山駅」南口から徒歩約7~10分(丸太町通り沿い)。嵐電「鹿王院駅」からは徒歩約15分。
備考 現在は一般の居住用マンションであり、私有地です。迷惑行為や無断侵入は厳禁です。

京都の心霊スポット『メタボ広沢』訪問時の注意点

ここまで、心霊スポットとして「メタボ広沢」の情報を紹介してきましたが、記事の冒頭で述べたように過去に起きた事件や各種心霊現象には、その根拠となる情報を見つけることが出来ません。

そして、大前提としてメタボ広沢は、現在ではシーズン嵐山と名前を変更して多くの人が居住する普通のマンションで、廃墟や管理されていない空き家ではありません。

そのため、心霊スポット探索などの興味本位で敷地内、特にエントランスや吹き抜けのある共有スペース、上層階の踊り場などに無断で立ち入る行為は「住居侵入罪(不法侵入)」に問われる可能性が極めて高い違法行為となります。

また、深夜にマンション周辺をうろついたり、大声で騒いだり、写真や動画を撮影する行為は、平穏に暮らしている近隣住民に対して多大な迷惑と恐怖を与えることになるでしょう。

過去には無断撮影が問題視されたケースもあります。建物の外観を公道から節度を持って眺める程度に留め、絶対に敷地内への侵入や迷惑行為は行わないでください。

shiori

メタボ広沢(シーズン嵐山)は、現在も多くのファミリーや単身者が生活を営んでいる「一般の居住用マンション(私有地)」であるということを忘れないようにしてください。

心霊記事や動画などは、あくまでもエンタメとして楽しみ、そこで完結するようにしてくださいね。

tsuduri
shiori

記事を読んだり動画を見たりすると興味が湧いて来ちゃいますからねぇ…。

とは言え、基本的に都市伝説レベルの話なのでわざわざ現地を訪問して、ケガをしたり逮捕されたら大変よ…。

tsuduri

京都の心霊スポット『メタボ広沢』が心霊スポット化した理由の考察

メタボ広沢が心霊スポットとして知られるようになった理由には、建物の「特異な構造」と、無責任に拡散される噂が関係していると考えられます。

シーズン嵐山としてリニューアルした現在は、建物の色を塗り替え明るい雰囲気になっていますが、「メタボ広沢」時代はコンクリート打ちっぱなしの薄汚れた外壁で、おどろおどろしい雰囲気を醸し出していました。

さらに、建物内の管理が十分にされていなかったのか、ポスト周辺はごみが散乱していたりフロアに自転車が置きっぱなしにされていたそうです。

マンションの中心部には吹き抜けがあるのですが、昼間でも薄暗く上層階から下を覗くと吸い込まれそうになると感じる人が多かったと噂されています。

そして、吹き抜けの一部にはグリーンのネットが張られていて、まるで過去に事故が起きた為に転落防止のために張られているように見えたのだとか。

このような建物の特徴に加えて、事故物件を紹介しているサイト「大島てる」に事故物件として紹介されていることや芸人の「ガリガリガリクソン氏」がメタボ広沢に関する怪談を紹介していたことが恐怖心を煽る要因になっていると考えられます。

それ以外にも書籍でもメタボ広沢にまつわる心霊現象が掲載されたりと、多くの媒体で取り上げられたことで多くの人が「メタボ広沢」は心霊現象が起きる場所だと認識していったのでしょう。

ここに、古いマンション特有の環境要因が発生することで心霊現象を演出することになっていきます。

例えば、「地上から最上階まで貫通する吹き抜け」です。8階から下を覗き込んだときの吸い込まれるような高度感と薄暗さは、人間の本能的な恐怖心を煽ります。

古い建物であれば、配水管のウォーターハンマー現象による金属音や、建材のきしみ、外部の風が吹き抜けを通り抜ける際の風切り音など、様々な物理的な環境音が日常的に発生します。

これらの現象を心霊現象として勘違いした訪問者が「自殺した女性の落下音」や「謎のうめき声」という話を創り出し拡散し、メタボ広沢を心霊スポットに仕立て上げたのだと推察できます。

shiori

メタボ広沢が大島てるに事故物件として掲載されていて、『有名な心霊マンション(家主の娘が飛び降り自殺)』なんていうコメントが書かれているんですよね…。

大島てるには間違った情報が書かれていることもあるのだけど…有名なサイトだから信じちゃう人は結構多いのよね。

tsuduri
shiori

テレビや書籍で紹介されることも多かったらしいですし、そういったものも心霊スポット化に関係しているんですかね?

おそらくね…芸人のガリガリガリクソン氏が訪問した結果、幽霊に憑りつかれて除霊した話が有名らしいし…。

tsuduri
shiori

さらに、【合本版】新耳袋 第六夜~十夜 現代百物語 (角川文庫)九十九怪談 第九夜にもメタボ広沢の女性の幽霊の話が出てくるそうですよ。

噂の真偽はともかく、ある意味ひとつのコンテンツになっているんでしょうね。

tsuduri

まとめ

本記事では、京都の心霊スポット『メタボ広沢』の情報を紹介してきました。

京都の心霊スポットとして名を馳せた「メタボ広沢」は、建物の特徴的な吹き抜け構造と、過去の投身自殺や交通事故といった不確かな噂が結びつき、「幽霊マンション」として恐れられてきた場所です。

深夜の落下音や女性の霊の目撃など、数多くの心霊現象が語り継がれていますが、その多くは建物の環境音や先入観による心理的要因が作り出した都市伝説である可能性が高いと考えられます。

現在、建物は「シーズン嵐山」と名前を変え、外観も明るくリノベーションされて、多くの人が平穏に暮らす一般的なマンションとして生まれ変わっています。

歴史ある嵐山エリアの片隅で生まれたこの都市伝説は、人々の恐怖心と想像力が生み出した現代の怪談の一種と言えるでしょう。

訪問する際は居住者の迷惑にならないよう、現地を訪問することは避けてください。

shiori

現在も普通に入居者を募集している一般的なマンションなので、噂はあくまで噂、ということですね!

本当に住みやすい物件みたいだからね…。そういえば、お友達のマンションの問題は解決したのかしら?

tsuduri
shiori

無事に解決したみたいです!心霊現象じゃなくて2つ離れた部屋の人が大音量でカラオケを歌ってたみたいです。

幽霊騒ぎが解決したのは良かったけど、それはそれで困った問題ね…。

tsuduri
shiori

確かに…そうですね💧本人は幽霊じゃなければ問題ないみたいですけど…ね。

本記事は、メタボ広沢で囁かれる噂をあくまでも都市伝説的として紹介しています。噂にあるような自殺や事故が実際に起きたのかは不明です。興味本位でマンションに迷惑をかけるような行為は避けてください。また、本記事は、あくまでもエンタメ的な扱いですので、賃貸選びの参考にはならないことも覚えておいてください。

tsuduri

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