千葉県松戸市に位置する「21世紀の森と広場」は、豊かな自然環境と広大な敷地を持つ総合公園として、多くの人々に親しまれています。
しかし、その一方で心霊現象の噂もあり、訪れる人々の興味を惹きつけています。
本記事では、21世紀の森と広場にまつわる心霊現象や、訪問時の注意点などの情報を紹介します。
千葉県の心霊スポット『21世紀の森と広場』とは



『21世紀の森と広場(にじゅういっせいきのもりとひろば)』は、千葉県松戸市にある、東京ドーム約11個分(約50ヘクタール)の広大な敷地を持つ総合公園です。
園内には豊かな自然環境が広がり、森や池、芝生広場、湧水の流れる小川など、多彩な景観を楽しむことができます。
特に「千駄堀池」は、かつての谷津を集めて作られた人工の池で、東京ドーム1個分の面積(約5ヘクタール)を誇り、1日あたり約1,000トンの湧水が流れ込んでいます。
公園内には、手ぶらで利用可能なバーベキュー広場があり、家族や友人と気軽にアウトドアを楽しむことができます。
また、ビニールシートを持参して芝生の上でお弁当を広げるのもおすすめです。
ただし、自然保護の観点から園内にゴミ箱は設置されていないため、ゴミは各自で持ち帰る必要があります。
近年、公園内の「風と光の広場」エリアに新たな遊び空間「あそびのすみか」が整備されました。
このエリアには、50メートルを超えるローラースライダー「スパイラル・フォレスト」、林間を上りながら遊べるネットクライム「冒険トレイル」、竪穴式住居をイメージした複合遊具「縄文サークル」など、多彩な遊具が設置されています。
これらの遊具は、子どもたちが自然環境に親しみながら遊べるよう工夫されています。
さらに、2024年10月10日からは「ペット(犬)と一緒に楽しめるエリア」が「つどいの広場」の一部にオープン予定です。
このエリアには南口から入園でき、愛犬とともに公園の自然を満喫することができます。
このように、『21世紀の森と広場』は、自然環境の保全と利用者の楽しみを両立させた公園として、多くの人々に親しまれています。
『21世紀の森と広場』で起こる心霊現象

女性の幽霊の目撃談
21世紀の森と広場では、夜間や早朝に女性の霊を目撃したという報告が複数あります。
目撃情報によると、白いワンピースを着た女性が公園内の森の奥や千駄堀池の近くに佇んでいる姿が目撃されているようです。
また、「その女性がじっとこちらを見つめていた」という証言や、「女性が何かを訴えるように手を伸ばしてきた」という体験談もあります。
さらに、幽霊の存在を確かめようと写真を撮ったところ、不可解な影が写っていたという報告も寄せられています。
唸り声の聞こえる現象
21世紀の森と広場では、夜間に謎の唸り声が聞こえてくるという噂があるようです。
特に、風と光の広場周辺や森の奥の遊歩道での報告が多く、「遠くから男のうめき声が響いてきた」という証言があります。
その声は徐々に近づいてくることがあり、突然背後から「低いうなり声が聞こえて振り向いたが、誰もいなかった」という恐ろしい話も伝えられています。
さらに、音の方向を確かめようとしても別の方向から聞こえてくるため、まるで何かに囲まれているかのような恐怖を感じるといいます。
録音機器を持参した人もいましたが、録音でははっきりとした音は入らず、ノイズだけが異常に多く残されていたという報告もあります。
巨大な虫の目撃
21世紀の森と広場では、通常では考えられないサイズの巨大な虫を目撃したという奇妙な報告があります。
特に有名なのが、人の腕ほどの大きさのミミズのような生物で、「地面を這う黒い影を見た」という噂が囁かれています。
目撃者の話によると、「通常のミミズの何十倍もの大きさを持つ生物だった」とのことです。
ある目撃者の証言では、そのミミズのような生物は突然地面から現れ、5秒ほど姿を見せた後、再び地中に潜っていったといいます。
この生物は、公園の奥の湿地帯付近でしか目撃されていないそうです。
なお、同じエリアでは、通常よりも異常に大きいカエルや昆虫が確認されたこともあり、この場所には何かしらの異変があるのではないかと囁かれています。
ウワサされる心霊現象
- 女性の幽霊の目撃談がある。
- 謎の唸り声の聞こえてくる。
- 巨大な虫の目撃情報がある。
『21世紀の森と広場』の場所
住所 | 〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀269 |
最寄り駅 | 常盤平駅 八柱駅 |
アクセス | 常盤平駅から車で4分 八柱駅から車で5分 |
備考 | 園内には 有料駐車場 があり、利用可能。 |

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。
『21世紀の森と広場』で過去に起きた事件・事故
戦時中の塹壕や防空壕
21世紀の森と広場には、アジア・太平洋戦争末期、本土決戦に備えて多数の塹壕や防空壕が掘られたという噂があります。
塹壕や防空壕は千駄堀の山林に掘られ、物資の集積場としても利用されていたとされています。
21世紀の森と広場内の古びた祠の噂
21世紀の森と広場の森の中には、古びた祠があり、それにまつわる伝承や噂が存在するようです。
この祠に触れると祟られる、御札やしめ縄に触れると呪われるといった話が伝わっています。
しかし、上記の噂以外に、この祠に関する詳細な情報は見つけることができませんでした。
ただ、松戸市の地名の由来に関連する伝承がいくつか存在するようです。
松戸神社の伝承によれば、ヤマトタケルが従者とこの地で待ち合わせた際、その場所に祠を祀ったことから、「待つ里」や「松戸」という地名が生まれたとされています。
この伝承は、地域の歴史や文化に深く根ざしており、祠が古くから信仰の対象であったことを示唆しています。
また、21世紀の森と広場の敷地内には、松戸市立博物館の野外展示として、縄文時代の竪穴式住居が復元されています。
これらの復元住居は、地域の歴史や文化を学ぶための施設として設置されています。
こうした歴史的な構造物や伝承が、公園内の祠にまつわる噂や心霊現象の背景として影響を与えている可能性があります。
上記の伝承以外にも、「馬の飼育が盛んで『馬の里』と呼ばれていたことに由来する説」や、「太日川(現在の江戸川)の津(渡し場)であったことに由来する説」などがあるようです。

『21世紀の森と広場』心霊スポット化の理由を考察
21世紀の森と広場が心霊スポット化した理由については、いまひとつ思い当たることができませんでした。
この場所が心霊スポットとして知られるようになったのは近年のことらしいのですが、きっかけとなるような事件や事故の情報を見つけることができませんでした。
可能性としては、公にされていない事故や自死が発生し、地元民だけが情報を知っているケースや、何者かが明確な目的を持って心霊現象の噂を拡散したケースなどが考えられます。
ほかには、戦時中の塹壕や防空壕が存在することから噂が誕生した可能性や、祠にまつわる伝承、松戸市に伝わる言い伝えなどが要因になっていることも考えられます。
しかし、これらの要因が元になっている場合、古くから心霊スポットとして知られているはずなので、あくまで可能性のひとつとして考える程度に留めておくべきでしょう。

ぜひ、みなさまの考えをお聞かせください。
『21世紀の森と広場』訪問時の注意点
21世紀の森と広場は、多くの人々が利用する公共の公園です。訪問する際は、公園のルールを守りましょう。
季節ごとに開園時間が異なるため、事前に確認してから出かけることをおすすめします。
心霊現象を目的に訪問する場合でも、ほかの公園利用者の迷惑にならないよう十分に配慮してください。
まとめ
本記事では、千葉県松戸市の心霊スポットとして噂される『21世紀の森と広場』の情報を紹介しました。
21世紀の森と広場は、豊かな自然環境と広大な敷地を誇り、家族連れやジョギングを楽しむ人々など、多くの来園者に親しまれています。
しかし、その一方で「心霊スポット」としての噂も絶えず囁かれており、女性の霊の目撃談、謎の唸り声、巨大な虫の目撃情報など、数々の不可解な体験が報告されています。
園内の古びた祠にまつわる伝承や呪いの噂も相まって、不気味な雰囲気を感じる人も少なくないようです。
ただし、これらの現象の多くは伝承や噂に基づくものであり、科学的な証拠が存在するわけではありません。
公園本来の目的は、市民が自然を楽しみ、憩いの場として利用することです。
心霊スポット巡りを目的とした無許可の探索や、不審な行動は避けるべきでしょう。
訪問の際には、公園のルールを守り、ほかの利用者や管理者への配慮を忘れず、安全を確保しながら楽しむことを優先してください。
特に、深夜の訪問や無計画な探索は、事故や迷惑行為につながるリスクもあるため、慎重な判断が求められます。
好奇心を持つのは自由ですが、都市伝説にとらわれすぎず、自然の魅力を存分に味わうことをおすすめします。