日本有数の観光地として賑わう日光。 しかし、煌びやかな東照宮から少し歩を進めると、まるで別世界に迷い込んだかのような、静寂と轟音に包まれた小渓谷が現れます。 その名は『憾満ヶ淵(かんまんがふち)』。 苔生した荒々しい岩肌と、激しく打ち付ける白い水しぶきが織りなす景色は、息を呑むほど美しい名勝地です。 しかし同時に、ここは「日光最恐の心霊スポット」として畏れられている場所でもあります。 薄暗い遊歩道にずらりと並ぶのは、首や顔を失った不気味な地蔵群。『行きと帰りで、何度数え直しても数が合わない』そんな奇妙な伝 ...