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逃げ若の聖地は心霊スポット?鎌倉『泣塔』で囁かれる祟りの噂

shiori

はぁ~、見事な最終回でした…。連載開始時はどうやって幕引きするのか心配でしたが、余計な心配でしたね。

あら?『逃げ上手の若君』…。また、館長の私物かしら?

tsuduri
shiori

そうなんです!今後の参考になるからって…。最初は、歴史ものかぁなんて思ってたんですけどね。主人公の「北条守時」が可愛すぎて…いや~すっかりハマっちゃいました♪

そういえば、主人公たち一行にゆかりのあるスポットを紹介する予定なんだけど…一緒に資料をまとめてみる?

tsuduri
shiori

そうなんですか?すごくタイムリーです!ぜひご一緒させてください。

そう、それじゃあ始めましょうか、神奈川県鎌倉市に存在する「泣塔」はね…

tsuduri

神奈川県鎌倉市といえば、歴史ある寺社仏閣や豊かな自然が広がる観光名所として有名です。

しかし、その華やかな表の顔の裏には、かつて幾多の戦火や流血の歴史が刻まれた地としての側面もあります。

そのため、市内には今なお数多くの「心霊スポット」や都市伝説が点在しています。

その中でも、ひときわ異彩を放ち、地元の人間から「決して動かしてはならない」と恐れられてきたのが、寺分に佇む『泣塔(なきとう)』です。

夜な夜なすすり泣く声が聞こえるという奇妙な伝承からその名がついたこの石塔は、周囲の近代化が進む中でも、そこだけが隔離されたかのように守り続けられてきました。

今回は、鎌倉最恐の曰く付き物件とも称される泣塔の正体と、そこに秘められた怪異の歴史に迫ります。

神奈川・鎌倉の心霊スポット『泣塔』とは?由来と歴史的背景

『泣塔(なきとう)』は、神奈川県鎌倉市寺分に存在する供養塔です。

正式名称は、「石造宝篋印塔(せきぞうほうきょういんとう) 文和五年銘」で、南北朝時代の文和5年(1356年)2月20日に建立されました。

この供養塔は、1333年(元弘3年)、鎌倉幕府の滅亡を決定づけた「元弘の乱」にて、大船方面から鎌倉へと押し寄せた新田義貞の軍勢を迎え撃ち、壮絶な玉砕を遂げた幕府最後の執権・北条守時と彼に従った軍勢の霊を弔うために建てられたものです。

塔の高さは約203cmで、素材には安山岩が使用されています。

その歴史的・文化的価値は非常に高く、戦前には国の重要美術品に認定されていたほか、1971年(昭和46年)には鎌倉市の有形文化財(建造物)に指定されました。

塔の表面には「文和五年」の銘文が明瞭に刻まれており、中世鎌倉の石造建築の特徴を色濃く残す貴重な遺物です。

もともとは旧JR東日本大船工場の広大な敷地内、うっそうとした樹木が茂る小高い丘の上に鎮座していました。

長年にわたり一般人の立ち入りが制限されたエリアにあったため、神秘性がより強固なものとなっていました。

しかし、2026年現在、周辺の再開発に伴う防災措置として周囲の樹木が伐採され、現在は剥き出しの状態で現地に保存されています。

『泣塔』でウワサされる恐ろしい心霊現象・祟り

夜な夜な響く?石塔から聞こえる「すすり泣き」

泣塔では、夜になると塔の周辺から不気味な「すすり泣く声」が聞こえてくるという噂が囁かれています。

この泣き声は、現地では古くから聞かれていたそうで、静まり返った夜の闇の中に無念を訴えるような、悲哀に満ちた声が風に混じって響いてくるのだそうです。

一部では、この泣き声が、慰霊塔が「泣塔」と呼ばれるようになった要因だという噂も語られているそうです。

動かすと祟られる…夢枕に立つ人影と体調不良

泣塔を移動させようとすると関係者の夢枕に、謎の人影が立つと言われているようです。

夢の中に現れた人影は、悲痛な様子で「元の場所へ戻してくれ」と訴えかけたり、じっとこちらを睨みつけたりするのだそうです。

また、この夢を見た者や、塔に対して悪戯をした者は、その後に原因不明の高熱や激しい頭痛、倦怠感といった心身の不調に見舞われるのだとか。

青蓮寺への移設と怪異の発生

過去に泣塔を近隣の手広地区にある「青蓮寺(しょうれんじ)」へと移設する試みが行われたそうです。

しかし、移設した直後から先述の「すすり泣く声」や関係者の夢枕に立つ怪異が頻発する事態となりました。

地元に伝わる話によると、当時の人達はこれらの異変を「塔の怒り」や「土地の祟り」と考えて、恐怖の末に塔を再び元の場所へと戻したとされているそうです。

工場開発時の不可解な事故の噂

近代に入ると、泣塔の周辺は海軍工廠や国鉄(後のJR東日本)大船工場として開発されることになります。

そうなると、敷地を整備する必要が出てきます。その際に、泣塔が工事の邪魔になることから、破壊や撤去の計画が幾度か持ち上がったそうです。

しかし、ここでも撤去作業を進めようとするたびに、工事関係者が突然の病に倒れたり、重機が不可解な故障を起こし始めたのだそうです。

そして、遂には現場で不慮の事故が発生したという噂が職人の間で流れはじめました。

結果として、この時にも泣塔の撤去を断念し、敷地内に残す選択をしたのだそうです。

土地を所有すると貧乏に?泣塔で語られる奇妙な都市伝説

少し変わった噂として、泣塔が建っている土地を所有した者は貧乏になるというものがあるそうです。

泣塔自体が、長年にわたり一般人の立ち入りが制限されたエリアに建っていることを考えると、個人でこの土地を所有するのは難しそうなので、都市伝説的な噂だと思われます。

しかし、泣塔に関する祟りを表現する現象のひとつとして受け取ると、少しだけ面白いかもしれません。

ウワサされる怪異

  • 石塔から聞こえるすすり泣きの噂
  • 夢枕に立つ謎の人影と体調不良の噂
  • 泣塔が建つ土地を所有した者は貧乏になるという噂

『泣塔』周辺で過去に凄惨な事件や事故は起きたのか?

泣塔付近で発生したとされる、心霊現象に繋がるような事件や事故の情報は見つかりませんでした。

しかし、冷静に考えると「泣塔」自体が、1333年の鎌倉幕府滅亡時に戦死した北条守時とその関連武将を弔う供養塔です。

すなわち、同地では、過去に戦が行われ大勢の命が失われたことに間違いはないでしょう。

『泣塔』の場所はどこ?住所・最寄り駅とアクセス方法

住所神奈川県鎌倉市寺分字上陣出
(深沢多目的スポーツ広場付近・旧JR東日本大船工場敷地内)
最寄り駅湘南モノレール「湘南深沢駅」
アクセス湘南深沢駅を出て旧大船工場跡地方面へ徒歩で約5分
備考泣塔の周辺一帯は、深沢地区の土地区画整理事業に伴う再開発エリアとなっており、立ち入り禁止のフェンスで厳重に囲まれています。敷地内に無断で侵入することは法律で禁じられているため、現在は外側から遠目に確認することしかできません。

現地を訪問する際の注意点!立ち入り禁止エリアと不法侵入のリスク

泣塔周辺は、深沢地区の土地区画整理事業に伴う再開発エリアになっています。

立ち入り禁止のフェンスで厳重に囲まれているため、敷地内に侵入することはできません。

もし、無断で侵入すると不法侵入となり、最悪の場合は逮捕案件となってしまいます。

泣塔を訪問するのであれば、フェンスの外側から遠目に確認する程度にしておきましょう。

2026年現在、防災上の目的で周囲の樹木や竹林がすべて伐採されたため、遮るものがなくなり遠くからでも塔の姿がはっきりと目視できるようになっているようです。

そのため、あえて危険を冒してまで接近する必要性は薄れているといえます。

また、周囲は工事車両の往来が多く、夜間は人通りが激減して見通しが悪くなるため、安全面への配慮も必要です。

なぜ『泣塔』は恐ろしい心霊スポットになったのか?理由を考察

泣塔が心霊スポットとして噂されるようになった理由は、同地で過去に歴史的な戦が行われ、大勢の命が失われたという事実が関係しているのは間違いないでしょう。

記録に残る凄惨な大量死の記憶と、ポツンと残された意味深な供養塔の存在は、心霊現象の噂を生み出す要因として十分すぎるほどのインパクトを持っています。

日本には「平将門の首塚」に代表されるように、古い時代から脈々と語り継がれてきた遺物に対し、「大切にすればご利益があり、粗末に扱えば祟りが起きる」と畏怖する心理が深く根付いています。

これは、八百万の神々を崇め奉る文化や、先人への敬意と礼節の念が強く関与しているのでしょう。

過去の凄惨な戦死者の存在、そして泣塔自体が持つ慰霊的な意味を正しく理解している信心深い人であれば、供養塔を移設・撤去するとなった際、強い心理的抵抗を感じたはずです。

その不安から枕もとに立つ幽霊の夢を見たり、風の音を人の泣き声と錯覚してしまうこともあったと考えられます。

特に、江戸時代などの古い時代は言わずもがな、近代の海軍工廠があった時代であっても、周囲のコミュニティは狭く、現在より信心深い人が多かったのではないでしょうか。

誰かの見た夢や泣き声の噂は瞬く間に広がり、人々の恐怖心をより強く煽ることになったとしても不思議ではありません。

「祟りがあるかもしれない」という極度の緊張や不安を抱えた状態での工事作業は、少しの不注意から重大な事故を誘発することもあり得ます。

そのような不幸な連鎖が「泣塔の怒り」として伝承に刻まれ、語り継がれていくうちに鎌倉屈指の心霊スポットとして定着していったのではないでしょうか。

shiori

大規模開発の際、周囲が完全に平地化されているのに、泣塔が建つ一画だけが手つかずで残っているのは、視覚的に訴えかけるものがありますよね。

それに、認知バイアスがかなり強く働く場所でしょうし…ね。

tsuduri
shiori

将門の首塚のように、国の機関や大企業ですら祟りを恐れて触れられなかった聖域みたいな扱いになって噂が広がった可能性がありますよね。

ただの都市伝説だとしても、有無を言わせない説得力があるのは確かよね…。

tsuduri

まとめ:鎌倉の歴史と怪異が交差する『泣塔』

本記事では、神奈川県で心霊スポットと噂される「泣塔」の情報をご紹介しました。

神奈川県鎌倉市の「泣塔」は、夜な夜な響くすすり泣く声や、動かす者に災いをもたらすという強烈な祟りの伝承によって、長年恐れられてきた心霊スポットです。

しかし、その正体は南北朝時代に建てられた「石造宝篋印塔」であり、幾多の激動の時代を乗り越えて現代に遺された、極めて貴重な鎌倉市の指定有形文化財でもあります。

2026年現在、崩壊を防ぐための樹木伐採が行われ、かつての不気味な雰囲気からは一転して開けた姿を見せていますが、現在も現地保存のまま再開発エリアの中で厳重に守られています。

恐怖の曰くが語られる一方で、どれほど周囲の環境が変わろうとも決して破壊されず、形を変えながら現在まで大切に引き継がれてきたという事実は、この塔が持つ歴史の重みと不思議な力を物語っています。

もし訪問する際は歴史への敬意を忘れず、立ち入り禁止区域の外からその佇まいを静かに見学するようにしましょう。

shiori

亡くなった方達への敬意を忘れずに行動することが求められますね…。

その通りよ、無断での侵入やいたずらなんてもってのほか…。それはそうと、

tsuduri
shiori

そういえば、『逃げ上手の若君』ってアニメもあるんですよね?

アニメの『逃げ上手の若君』は、2026年7月から2期が放送される予定だそうよ?丁度良いタイミングだから今から少しずつアニメ1期を視聴して第2期に備えておきましょうか。

tsuduri
shiori

おお!まさに最高のタイミングですね!では、今日の業務後から一緒に視聴しましょう♪

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