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【禁断の儀式】振り返り厳禁!未来を告げる「さとるくん」の都市伝説

「自分の未来を知りたい」という欲求は、いつの時代も人間を突き動かしてきました。古くは巫女の神託から、学校で流行したコックリさんまで、その方法は様々です。

しかし、2000年代以降、インターネットの普及と共に急速に広まったある都市伝説があります。それが「さとるくん」です。

さとるくんは、他の都市伝説とは一線を画す特徴を持っています。それは、ただ怪奇現象に遭うだけではなく、「どんな質問にも答えてくれる」という予言者としての側面を持っている点です。

しかし、その代償は決して安くはありません。知りたいことと引き換えに、あなたは「現世ではないもの」を自分の背後に招き入れることになるのです。

今回は、現代の降霊術とも呼ばれる「さとるくん」について、呼び出す方法や禁忌、都市伝説のルーツ、そしてさとるくんという存在について考察していきます。

さとるくんとは?

「さとるくん」は、公衆電話と携帯電話を使って呼び出すことができる、少年の姿をした幽霊のような存在だと言われています。

さとるくんを呼び出す手順は、時代を感じさせる方法で、現代で実施するのは少しばかり手間取ることでしょう。

その手順は、まず、公衆電話に10円玉を入れ、自分の携帯電話に電話をかけます。

そして通話状態になった携帯電話に向かって「さとるくん、さとるくん、おいでください」と唱えた後、電話を切ります。

その後、携帯電話の電源を切っておくと、しばらくして(24時間以内)非通知の着信が入るのだそうです。

「今、駅前にいるよ」という言葉の後に電話は切れ、着信のたびに「今、家の近くにいるよ」などのようにさとるくんは徐々に近づいてきます。

そして最後の着信では「今、後ろにいるよ」となり、この瞬間に知りたいことを質問しなければなりません。

ちなみに、受話器から聞こえるさとるくんの声は、「普通の少年の声」という説もあれば、「低くしわがれた老婆のような声」、「抑揚のない機械的な声」だったという噂もあります。

どちらにせよ、この世のモノとは思えない響きを含んでいることは間違いありません。

そして、さとるくんはどんな難問にも答えてくれますが、いくつか絶対的なタブーが存在します。

ひとつは「答えが分かっている質問をしてはいけないです。このタブーを犯すとさとるくんは激怒し、殺されたり、異世界に連れて行かれたりすると言われています。

次のタブーは、さとるくんが後ろにいる時に「決して振り返ってはいけないこと」…。もし後ろを振り返ってしまうと、あの世へ連れ去られるのだそうです。

さとるくんからの電話は、1回目:「今、○○にいるよ」(遠い場所)、2回目:「今、△△まで来たよ」(少し近い場所)、3回目以降:どんどん近づいてくる。最後の電話:「今、君の後ろにいるよ」といった流れで進むらしいです。

呪文には地域差があり、「さとるくん、さとるくん、おいでください」の他に、「さとるくん、さとるくん、いらっしゃいましたらお返事ください」や、シンプルに「さとるくん、来て」と唱えるパターンも存在するそうですよ。

さとるくんに対する禁忌

  • 振り返る:あの世へ連れて行かれる
  • 質問をしない・思いつかない:あの世へ連れ去られる
  • 答えを知っている質問をする:さとるくんが怒って殺される
  • 無視する:どこかへ連れ去られる
  • 電話をガチャ切り:連れ去られる・殺される
  • 失礼で強い言葉で話を打ち切る:連れ去られる・殺される

さとるくんの終わらせ方

「さとるくん」のような、儀式系の都市伝説で重要なのは、儀式の終わらせ方ではないでしょうか。

この記事を読んでいるみなさまも「質問の後はどうすれば終わるのだろう?」と疑問に思ったのでは?

実は、「さとるくん」には、明確な終わらせ方がないのです。儀式の最後は基本的に「電話を切る」ことで終了となります。

しかし、「これで終わり」のような宣言はせず、さとるくんとの会話が自然に終わるのを待つか、さとるくんの意志に配慮しながら通話を終えて電話を切るしかないようです。

通話を終えて電話を切る際に、無言で「ガチャ切り」したり、「結構です」や「要りません」などの失礼で強い言葉を投げかけて話を終わらせるとさとるくんが怒って、連れ去られる・殺されるという噂もあるため注意が必要です。

さとるくんの儀式を安全に終了するためには、都市伝説のルールである「振り返らない」を守りつつ、質問を終えたら「ありがとう」と感謝を述べて電話を切る、という方法が推奨されているようです。

怪異が相手でもルールを守ることと、礼儀を忘れないことが大切なようですね。

わたし、うっかり振り返っちゃいそうです…。

その時は、残念ですけど、さようなら…ですね。

つ、冷たい💦礼儀とか人の心はないのかな⁉

さとるくんの誕生の経緯

さとるくんという都市伝説が確立されたのは2000年代に入ってからと推測されています。

都市伝説の構造を読み解くと、昭和と平成を代表する二つの怪談の「ハイブリッド(融合体)」であることが見えてきます。

一つは「メリーさんの電話」で「あたしメリーさん、今ゴミ捨て場にいるの」と徐々に近づいてくる恐怖の演出は、さとるくんが接近してくるプロセスそのものです。

そしてもう一つは「コックリさん」。硬貨や特定の儀式を通じて霊を呼び出し、未来や秘密を質問するという「オラクル(神託)」の要素が含まれていることが分かります。

ただ恐怖を与えるだけの存在だった「メリーさん」のシステムに、「未来を教えてくれる」という「コックリさん」のメリットを付加することで、さとるくんは「リスクを冒してでも呼び出す価値のある怪異」へと進化した都市伝説だと言えます。

さらに、インターネットが一般家庭に浸透していくなかで、ネット掲示板などに「本当にやってみた」という体験談が容易に共有されるようになったことも、この伝説の拡散を後押ししたと言えるでしょう。

元々、「さとるくん」のように、一定の儀式を行うことで事象が発生し進んでいくタイプの怪談話は昔から数多く存在していました。

それらの怪談は、人々の間での噂、テレビの怪談特集、深夜ラジオでの放送やインターネット掲示板といった様々な媒体を通じて誕生し、拡散されてきました。

「さとるくん」が誕生した明確な経緯は不明ですが、時代の流れと共に消えていく公衆電話と逆に普及していく携帯電話、そしてインターネットを媒体として誕生した新しいかたちの怪談と言えるのではないでしょうか。

わたしは、さとるくんに出会ったら宝くじの当たり番号とか、当たり馬券を聞きたいなぁ♪語部さんは、どんな質問をします?

私が聞くなら、世界情勢や3Iアトラスが残した影響辺りでしょうか…。

ま、真面目ですね💧

ちなみに、多くの人は「好きな人の気持ち」や「試験の合否」、「自分の寿命」などを尋ねるようです。でも、未来を知ることが必ずしも幸福とは限りませんが…。

さとるくんの正体とは?

さとるくんの正体については諸説ありますが、最も有力なのが日本の民話に登場する妖怪「覚(サトリ)」の現代版という説です。

「覚」は山に住み、人の心を見透かす妖怪です。

覚の心を読み取る能力は、さとるくんの「どんな質問(隠し事や未来)も答えられる」という能力とリンクする部分もあります。

「サトリ」が訛って親しみやすい「さとる」という名前になったと考えれば、呼び名に対する辻褄合わせもできます。

また、もう一つの説は「ドッペルゲンガー説」です。 何故さとるくんは未来を知っているのか。

それはさとるくんが「未来から来た自分自身」だからなのかもしれません。儀式をおこなった者の背後に立つのは未来の自分…。

過去の自分が未来の自分を直視することは、タイムパラドックス(時間の禁忌)に触れる行為で「存在が消滅する」と言われています。

これは、振り返って目があった瞬間にさとるくんに連れ去られてしまうという噂に繋がると解釈できるのです。

さとるくんの内容が「メリーさん」と「コックリさん」が融合したものと考えれば、さとるくんの正体も何らかの怪異が融合したものでも不思議ではありません。

まあ、単純にそういう幽霊の可能性もありますけど…。

さとるくんという存在についての考察

なぜ、「さとるくん」という都市伝説は誕生したのでしょうか?

そこには「孤独」と「つながり」という現代特有のテーマが見え隠れしているように考えられます。

かつての「コックリさん」は、放課後の教室で数人が集まって行う「集団儀式」でした。つまり、恐怖や秘密を友人と共有する一種のイベントだったのです。

対して「さとるくん」は、公衆電話と携帯電話を使い一人で行う「孤独な儀式」と言えます。

誰にも相談できない悩みを抱え、深夜に一人で公衆電話に向かう姿…。それは、SNSなどで常に誰かと繋がっているようでいて、実は心の深いところで孤独を抱えている現代人の写し鏡のようです。

また、公衆電話という「時代に流されて消えゆく設備」を街中にある異界への入り口と捉え、それを携帯電話という「個人の領域」を繋ぐ行為は、デジタルとアナログの狭間で不安を抱える私たちの深層心理が具現化したものかもしれません。

簡単に答えを求めたい、でも人と関わるのは怖い。そんな矛盾した願望が、さとるくんという怪異が存在する理由なのではないでしょうか。

儀式を実行する際のリスクと警告

最後に、この儀式を行おうとしている方に警告です。都市伝説や降霊術の類には、共通点として「終わらせ方」の難しさがあります。

既に解説しましたが、さとるくんには明確な「帰し方」が伝わっていません。

「質問に答えたら帰ってくれる」というのは、あくまで人間側の都合の良い解釈に過ぎないのです。

一応、感謝を告げてから電話を切るといった対人間と同じ方法で電話を終わらせれば良いという意見があるようですが、これも確定した儀式の終了方法なのかは分かりません。

つまり、質問を終えて電話を切ったとしても、さとるくんが帰ることはなく、背後に異常な気配を感じ続けながら、一生を過ごすことになるかもしれないのです。

また、公衆電話は心霊スポットの多さや怪談話で語られやすいように、霊的なエネルギーが集まりやすい場所と言われています。

さとるくんを呼んだつもりが、全く別の悪意ある霊を呼び寄せてしまう危険性も否定できません。

「今、後ろにいるよ」と告げられた時、そこに立っているのは本当に少年の姿をしたさとるくんなのでしょうか…。

実際には、もっとおぞましい形相をした「何か」なのかもしれません。しかし、決して振り返って「それ」の姿を確認してはいけないのです。

心臓の弱い方や心霊話が苦手な方、それ以外の方にも興味本位での儀式の実行は推奨しません。

まとめ

今回は、都市伝説「さとるくん」の噂を紹介してきました。

さとるくんは、現代社会が生み出した新しい形の妖怪で、私たちの心の隙間に入り込む存在です。

彼が教えてくれる答えは、確かに真実かもしれません。しかし、未来や秘密を知るには、現世の理(ことわり)を超えた危険な領域に足を踏み入れる必要があります。

「後ろの正面だあれ」。日本の童歌にあるように、後ろにいる存在を言い当てようとする行為は、古来より不思議と不気味が混ざり合う、神秘的でありながら恐ろしい行為でした。

公衆電話を見かけた時、もし誰もいないはずの電話ボックスで携帯電話が鳴り響いても、決して耳を傾けてはいけません。

それは、さとるくんからの電話で、今まさに、あなたの背後に忍び寄ろうとしている最中かもしれないのですから…。

そもそも最近では公衆電話を見つける方が大変なのでしょうけど…ね?

あの、わたしのスマホに知らない番号から電話がかかって来たんですけど💦

あら、番号は?

0×0-5××●-▲■×〇です⁉

ああ、それ詐欺電話のリストに載ってる番号のようね。折り返しては駄目よ…。

詐欺⁉さとるくんより怖いかも💦

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