女性の霊が出現！【ホテルクイン】武蔵村山の心霊スポットとは？

武蔵村山市・多摩湖の南側には、かつてラブホテルが並んだ一帯があります。その代表的な廃墟として知られているのが「ホテルクイン」です。

老朽化が進み無人の廃墟のはずなのに「何かの気配がする」「物音が聞こえる」といった噂がささやかれ、心霊スポットとして恐れられるようになりました。

ホテルクインでは過去に何が起き、どのような心霊現象が報告されているのでしょうか。本記事では、東京都武蔵村山市で心霊スポットといわれている「ホテルクイン」の情報を紹介します。

東京都武蔵村山市の心霊スポット『ホテルクイン』とは

「ホテルクイン」は、東京都武蔵村山市中藤エリアに所在する廃墟のラブホテル群の一部です。一帯の廃墟ホテルは、コテージが並ぶモーテル型で、場内には「全室レーザーカラオケ」など当時の賑わいを示す痕跡が残っていました。

開業年は諸説あるものの確定史料は乏しく、2010年前後には廃墟として知られる存在になりました。周辺自体がホテル街の盛衰を物語る地域で、複数の廃業物件が連なる風景が荒廃の印象を強めています。

現在は解体が進み、旧来の姿は失われています。

『ホテルクイン』で起こる心霊現象

女性の幽霊の目撃談

ホテルクインでは、薄暗い通路やコテージの前で、白い服の女性を見たという噂が散見されます。女性の幽霊は、確認するために振り返るとその姿が消える、窓越しに佇んでいるなど複数のバリエーションがあるようです。

人の気配がする

ホテルクイン周辺では、背後から後をつけられる感じがしたり、衣擦れの音が聞こえてくる、誰かがこちらを覗いているといった謎の気配を感じることがあるそうです。

ドンドンという打音が聞こえる

ホテルクインを肝試し目的で訪問した人のなかには、「扉や壁を叩くようなドンドンという音」を聞いた人もいると言われています。この音は、誰もいない場所で突然鳴り響いたらしく、訪問者はとても驚いたそうです。

『ホテルクイン』の場所

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

『ホテルクイン』で過去に起きた事件・事故

ホテルクインで起きた固有の自殺・殺人・火災などに関する確かな情報は確認できません。多摩湖周辺には昔から水難や投身の噂がありますが、実際に起きたのかは不明です。

個人ブログや匿名掲示板ではさまざまな情報が飛び交っていますが、いずれも裏付けがなく、信頼性に欠ける噂の域を出ていません。

心霊スポット化の理由を考察

ホテルクインが心霊スポットと呼ばれるようになった理由は、環境的な要因が大きいと考えられます。

人けの少ない場所に広がる廃ホテル群は、夜間になると見る者に非常に不気味な雰囲気を与えます。また、廃墟内に響く崩落音などの環境音は、何者かが潜み活動しているかのような錯覚を生み出すことでしょう。

そして、そうした出来事がSNSや投稿サイトで拡散されることで広く知られ、ホテルクインは心霊スポットとして認知されるようになっていったのでしょう。

また、廃墟内にホームレスが生活していた痕跡が残されていたとの情報もあり、人の気配や謎の物音についてはホームレスが原因の可能性が高いと考えられます。

訪問時の注意点

ホテルクインは私有地なので、勝手に立ち入ると不法侵入になります。法令を遵守する観点からも、無断での侵入は避けましょう。

また、現地は老朽化が進んだ廃墟のため、所有者の許可を得て立ち入る場合でも物理的な危険があることを忘れず、十分注意して行動してください。特に視界が悪くなる夜間の訪問は避け、長袖・長ズボン、安全靴や軍手を着用してけがを予防することが重要です。

肝試し目的で現地を訪問しているメンバー間で、思わぬトラブルが発生するおそれもあります。万が一の事故や事件に備えて、連絡手段は確実に用意しておきましょう。

まとめ

本記事では、東京都武蔵村山市で心霊スポットと噂される「ホテルクイン」の情報を解説しました。

ホテルクインは、武蔵村山市に存在する廃墟のラブホテル街の一部です。女性の幽霊が出現したり、謎の気配・呼吸音などの噂が流れています。しかし、この場所で過去に起きた事件・事故を裏づける情報は見つかりませんでした。噂を信用し過ぎずに都市伝説程度に捉えておきましょう。

ホテルクイン付近の廃墟群は、私有地なので訪問時は無断で侵入しないようにしてください。また、廃墟は老朽化が進んでいるので崩壊の危険があります。許可を得て立ち入る場合でも安全への配慮は忘れずに行動してください。

「ホテルクイン」は、廃墟としても心霊スポットとしても魅力的ですが、心霊的な要因よりも物理的な危険が付き纏う場所です。訪問する際は、十分に注意して行動してください。