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栃木県の心霊スポット『須花トンネル』3つのトンネルの幽霊の噂!

栃木県屈指の知名度を誇り、数々の心霊番組や怪談師のDVDでも取り上げられてきた「須花(すばな)トンネル」。

ここは単なる曰く付きの場所というだけでなく、全国的にも極めて珍しい「特異な構造」を持つことで知られています。

廃墟探索者やオカルト愛好家の間で度々話題に上るこの場所では、一体どんな恐怖体験が語られているのでしょうか?

今回は、須花トンネルで囁かれる噂の詳細や、歴史的背景について解説していきます。

栃木県屈指の恐怖スポット『須花トンネル』とは?

『須花トンネル(すばなトンネル)』は、栃木県足利市名草中町と佐野市下彦間町を結ぶ県道208号線(飛駒足利線)の峠道に位置するトンネルです。

このトンネルの最大の特徴であり、訪問者を圧倒するのが、同じ場所に「明治トンネル」「大正トンネル」「昭和トンネル」という、造られた時代が異なる3つのトンネルが並んで口を開けている点でしょう。

それぞれ「旧々・旧・新トンネル」とも呼ばれ、歴史の変遷をひとつの場所で体感できる非常に珍しいスポットとなっています。

トンネルが開通する以前、足利市方面と佐野市方面を行き来するには険しい「須花峠」を越えるしかありませんでした。

そこで立ち上がったのが、当時の3つの村を統括していた連合戸長・田島茂平(たじま もへい)です。田島は地域の発展のため私財を投げ打ち、なんと単身でトンネルの掘削を開始しました。

その凄まじい熱意に打たれ、下彦間村や足利町の村民も自発的に協力するようになり、1881年(明治14年)には労働者61名による本格的な工事がスタート。両側から掘り進められ、当初は3年で貫通する計画でした。

しかし、強固な岩盤に阻まれて5年経っても貫通せず、資金は底をつき、労働者たちは次々と去っていきました。

残されたのは田島を含むたった3名。さらにその後、2名も病気や怪我で離脱してしまいます。

家庭を顧みず工事に邁進した田島は、愛想を尽かした妻に家出されるという悲劇に見舞われながらも、たった一人でツルハシを振るい続けました。

そして着工から8年という途方もない歳月をかけ、ついに「明治トンネル」を貫通させたのです。

この明治トンネルは地域の発展に大きく貢献し、田島の功績を称えて1892年(明治25年)には内部の排水溝や木枠が整備されました。

その後、交通の要衝であることが認められてさらに立派な「大正トンネル」が造られました。

しかし昭和40年代に入ると、モータリゼーションの発達によって車が大型化し、大正トンネルでも手狭になったため、現在自動車が通行している「昭和トンネル」が新設されるに至りました。

役割を終えた大正トンネルは一時期、歩行者・自転車用として使われましたが、現在は明治トンネルと共に崩落の危険があるため封鎖されています。

現在、明治トンネルの入り口には比較的低い木の柵が設けられているのみですが、大正トンネルは厳重な金網で塞がれています。

田島茂平の執念とも言える血と汗が染み込んだ明治・大正の旧トンネルは、2009年に公益社団法人土木学会によって「選奨土木遺産」に認定されました。

しかし、この封鎖された古い遺構が放つ異様な空気が、数々の心霊の噂を生み出す源泉となっているのもまた事実なのです。

幽霊出現⁉『須花トンネル』で起こる心霊現象

幽霊の目撃情報

須花トンネルでは、3つのトンネルごとに別々の幽霊が目撃されるといわれています。

最も古い手掘りの『明治トンネル』の内部では、男性の幽霊が出現するそうです。

この男性の幽霊は、トンネルの掘削中に落盤事故に巻き込まれて命を落とした作業員だといわれています。

男性は、トンネルの奥深くに姿を現し、ただ無言で立ち尽くして訪問者を見ていると噂されています。

次に古い『大正トンネル』では、和服を着た女性と子どもの幽霊が出現するそうです。

女性は、子供の手を引いて姿を現すとトンネルの反対側を指して「向こう側へ行けない」と呟くのだそうです。

また、女性の声で「どうして!こんなはずじゃなかった」という声が頭の中に響いてきて意識を失いそうになるという噂も聞かれます。

最後に、昭和トンネルですがここでは、深夜に車で通過すると、うめき声が聞こえてきたり車体に無数の手形がついていたという噂があるそうです。

トンネルごとの幽霊の噂

  • 明治トンネル:男性の幽霊が出現する。
  • 大正トンネル:子供を連れた女性の幽霊が出現する。
  • 昭和トンネル:謎のうめき声が聞こえ、車体に無数の手形がつく。

閉鎖された旧トンネルから響く声と足音

現在、3つのトンネルの内、大正トンネルは厳重な金網で、明治トンネルは木の柵で塞がれ、その奥は薄暗い闇が広がっています。

その立ち入り禁止の柵の向こう側…深く冷たいトンネルの最奥部から「複数の男たちの低いうめき声が反響して聞こえてきた」「女性のすすり泣くような声が風に乗って耳元をかすめた」といった話が数多く聞かれています。

この声は、先に記述したトンネルに出現するといわれる幽霊の声だといわれているようです。

また、トンネルの背後の山中では、周囲には自分たち以外に誰もいないはずなのに、「ザクッ、ザクッ」と枯れ葉を踏みしめる重い足音が、聞こえてくるのだとか…。

慌てて振り返っても、そこには闇があるだけで誰の姿も見えないそうです。

カーブミラーや車内に映り込む青白い顔

現在使われている昭和トンネルは、車がすれ違うのがやっとの狭い道幅で、昼間でもどこか薄暗く圧迫感のある空間なのですが、このトンネルでも心霊現象が起きるそうです。

トンネルの内部や、入り口付近のカーブが連続する場所に設置されたカーブミラーに、「見知らぬ人影が立っている」「青白い女性の顔がこちらをじっと見つめている」といった不気味な噂が流れています。

特に深夜や雨が降って霧が立ち込める日には、視界の悪さも相まって霊的な現象に遭遇する確率が跳ね上がるそうです。

さらに、車でトンネルを通り抜けている最中に、ふとルームミラーに目をやると、後部座席に見えないはずの同乗者がうつむき加減で座っているのが見え、慌てて振り返ると誰もいない…という背筋の凍るような噂も語られています。

ウワサされる心霊現象

  • 幽霊がトンネル内に出現する。
  • 閉鎖された旧トンネルから声や足音が聞こえてくる。
  • カーブミラーやルームミラーに青白い顔が写り込む。
shiori

別のトンネルの心霊スポットでも同じような心霊現象を聞いた気がしますね?

まぁ、トンネル系の心霊スポットは古くからあるから、ある程度は体系化しているのかもね…。

tsuduri

『須花トンネル』の場所

住所栃木県足利市名草中町 ~ 佐野市下彦間町(県道208号線)
最寄り駅JR両毛線「足利駅」
アクセスJR両毛線「足利駅」から車で約30分
北関東自動車道「足利IC」から車で約20分
備考明治・大正トンネルは崩落の危険があるため立ち入り禁止区域
tsuduri

立ち入り禁止区域は物理的な危険が非常に大きいです。絶対に侵入しないようにして下さい。

『須花トンネル』で過去に起きた事件・事故

実は、須花トンネルでは、心霊現象に繋がるような陰惨な事件や事故の公式的な記録は残されていません。

ただ、噂や日常生活上の事故などはあるので、ここではこれらを紹介していきます。

崩落事故の噂

須花トンネルのなかでも、特に古く手掘りで作業が進められた「明治トンネル」では、作業中に度々、崩落事故が起きて作業員が犠牲になったという噂があるようです。

しかし、この噂については、根拠となる情報を見つけることができませんでした。

手掘り故のトンネル内の歪さや独特の雰囲気に加え、心霊スポットということで都市伝説的に噂が流れた可能性が高いようです。

交通事故の噂

現在供用されている昭和トンネルに至るまでの山道は、非常に狭くカーブが連続しています。

さらに、トンネル内も車がすれ違うのがやっとの幅しかありません。そのため、過去には見通しの悪さによる交通事故も発生しているようです。

心霊現象は、このような交通事故で命を落とした方の無念が原因であるという噂もあるようです。

shiori

交通事故といって、狭くて見通しが悪い道なら、そんなにスピードは出ていないと思うのですが…。心霊スポット化するほど大きな事故が起きたとは思えないのですけど。

そうね、交通事故自体は毎日そこら中で起きているのだから、心霊スポット化するほどのものとなると…。

tsuduri

須花トンネル訪問時の注意点

心霊的な噂が絶えない須花トンネルですが、現地を訪れる際は幽霊よりも「現実的な危険」に注意する必要があります。

まず、明治トンネルと大正トンネルは老朽化が激しく、いつ天井や壁面が崩落してもおかしくない大変危険な状態です。

入り口には立ち入り禁止の柵や厳重な金網が設置されていますので、肝試し目的などで無断侵入することは絶対にやめてください。

また、周辺は自然豊かな山林です。夏場はヤマビルやマダニといった害虫が発生しやすく、ツキノワグマやイノシシなどの野生動物の生息域でもあります。

夜間に安易な気持ちで足を踏み入れると、獣害に遭うリスクが非常に高いため警戒が必要です。

さらに、道の幅が狭くカーブもあるため車で訪問する際には、交通事故に対しての注意も必要でしょう。

夜の心霊スポットはとても暗く危険です。
スマホのライトだけでは足元が見えづらく、転倒や事故のリスクが高まります。

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tsuduri

地元の方が日常の交通インフラとして利用している道でありトンネルなので、訪問して迷惑にならないように心がけてください。

須花トンネルが心霊スポット化した理由の考察

須花トンネルが心霊スポットとして有名になった最大の理由は、「3つの時代のトンネルが共存している」という視覚的・環境的なインパクトにあると考えられます。

特に明治トンネルの荒々しい素掘りの岩肌や、大正トンネルのレンガ造りの重厚感は、日常ではなかなか目にすることのない異空間です。

昼間であっても太陽の光が届きにくく、常に湿気を帯びて薄暗い雰囲気が漂っています。

実は、明治・大正の旧トンネルは2009年に「土木学会選奨土木遺産」に認定されており、近代土木技術の変遷を知る上で非常に価値の高い史跡でもあります。

しかし、その古さゆえの廃墟感と、崩落の危険から立ち入りが制限されている閉鎖性が、人間の根源的な恐怖心や想像力を強く刺激し、怪異の噂を増幅させている側面は否めません。

そして、トンネルは古くから「この世と異世界を繋いでいる」といわれてきました。このことも須花トンネルの心霊スポット化にひと役買っているのではないでしょうか。

まとめ

今回は、栃木県を代表する心霊スポット「須花トンネル」について解説しました。

明治、大正、昭和という3つの時代のトンネルが肩を並べる特異な光景は、貴重な土木遺産であると同時に、数々の心霊体験を生み出す独特の雰囲気を放っています。

手掘りで開通させた先人たちの途方もない苦労に思いを馳せると、この場所が発する得体の知れない気配の正体が、少しだけ見えてくるような気がします。

もし近くを通る機会があっても、決して遊び半分で旧トンネルに近づくことはせず、現役の昭和トンネルを安全運転で通り抜けるに留めておくのが賢明でしょう。

都市伝説や怪異の裏には、必ず何らかの歴史が隠されています。須花トンネルは、まさにその事実を体現している場所と言えるのではないでしょうか。

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