
うーん、レンガ造りのトンネルや橋に手掘りのトンネルまで…歴史的な構造物には、何とも言えない魅力がありますねぇ✨
あら?今日はいつもみたいにマンガや情報紙じゃないものを見ているのね…。


そうなんです!最近、古い構造物にハマっちゃいまして。色々な資料を閲覧してるんです。
そう…何事も興味を持つのは良いことだわ。それじゃあ、今回は徳島県にある閉鎖されてしまった古いトンネルを見ていきましょうか。


いいですね!ぜひお願いします♪
徳島県に存在する廃トンネル『旧童学寺トンネル』はね…

徳島県には数多くの心霊スポットが存在しますが、その中でも特に異彩を放つのが名西郡石井町と神山町の境界に位置する「旧童学寺トンネル(正式名称:童学寺越隧道)」です。
大正時代に建造された歴史あるレンガ造りのトンネルですが、現在は両側の入り口がコンクリートで完全に封鎖され、内部に立ち入ることは一切できなくなっています。
なぜこの貴重な近代化遺産は、物理的に閉ざされなければならなかったのでしょうか。
そこには、老朽化という現実的な問題だけでなく、数々の恐ろしい心霊的な噂や、不法投棄といった人間の業が複雑に絡み合っていると言われています。
本記事では、この封印された心霊スポットについて、基本情報から歴史的背景までを考察を交えながら解説していきます。
旧童学寺トンネル(童学寺越隧道)とは?コンクリートで封鎖された不気味な廃道





旧童学寺トンネルの正式名称は「童学寺越隧道(どうがくじごえずいどう)」です。
徳島県名西郡石井町石井と神山町阿野を結ぶ、旧徳島県道20号石井神山線の峠越え区間に位置しています。
竣工は1913年(大正2年)で、全長は約200メートル、内部は美しい赤レンガ造りとなっており、地域の交通を長年支えてきた歴史的価値の高い建造物でした。
名称の由来は、石井町側にある真言宗の寺院「童学寺」からとされています。
開通から長い期間、生活道路として利用されてきましたが、幅員が狭く離合が困難であったことなどから、2001年(平成13年)に新しい「新童学寺トンネル」が開通しました。
それに伴い、旧道化して交通量が激減しました。
その後、2004年(平成16年)3月にトンネルの坑口(入り口)が石井町側・神山町側の双方ともコンクリートの壁によって隙間なく完全に塞がれました。
現在もそのままの状態で残されており、扁額(トンネル名が書かれたプレート)のみがかつての姿を留めています。
旧童学寺トンネルで噂される恐ろしい心霊現象・都市伝説

首吊り自殺をした男性の霊
旧童学寺トンネルでは、男性の幽霊が目撃されるという噂があるようです。
過去にトンネルの周辺かトンネル内部で自ら命を絶った男性がいるという噂があり、その首吊り自殺をしたとされる男性の幽霊が夜な夜な現れると言われています。
目撃情報として、トンネルの入り口付近の暗がりの中に男性がうつむいてぼんやりと立っている姿が見える。
不自然な高さに首を吊った状態のシルエットが浮かび上がったりするという報告があるようです。
また、遊び半分でトンネルを訪問すると、男性の幽霊が訪問者の車の窓ガラスを叩くという噂も語られています。
コンクリート壁から伸びる手と謎のメッセージとターボババアの噂
旧童学寺トンネルでは、前述の男性の幽霊以外にも数々の怪現象が起きるといわれています。
例えば、旧童学寺トンネルに触れようとすると、トンネルに手が触れてもいないのに金縛り状態になってしまう。
トンネルを封鎖しているコンクリートの壁から無数の手が伸びてきて、訪問者を掴んでトンネル内に引きずり込もうとしてくる。
さらに、封鎖を無視してトンネル内に侵入した場合、その後に「トンネルデナニシテタノ?」というメッセージが携帯電話に届くといった内容です。
これら以外にも、一部の人の間では「ターボババア」が出現するという話も語られています。
神山町側の不気味な廃屋
トンネルの神山町側の坑口付近の廃屋にも怪現象の噂があるようです。
この廃屋の周辺では、誰もいないはずの家の中から強い視線を感じたり、割れた窓ガラスの奥に人の顔のようなものが見えることがある、といった現象が起きるといわれています。
他にも、訪問者がこの廃屋に近づくと、急に頭痛や吐き気などの体調不良になったり、空気が急激に冷たく感じられたりするという体験談も存在するそうです。
ウワサされる怪異
- トンネル内で首吊り自殺をした男性の霊が現れる
- トンネルに手を触れようとしただけで、金縛りにあう
- トンネルを封鎖しているコンクリート壁から手が出てきて、引きずり込まれそうになる
- トンネル内に侵入すると後から「トンネルデナニシテタノ」というメッセージが来る
- ターボ婆が出現する
- 神山町側の廃屋での怪奇現象 の噂
旧童学寺トンネルで凄惨な事件や事故は本当にあったのか?

男性が自殺したという噂の真相
旧童学寺トンネルでは、過去にトンネル内、もしくはその周辺で男性が首つり自殺をしたという噂があります。
しかし、この件に関して公的な記録を見つけることはできませんでした。
自殺者本人やご遺族のプライバシーを守るために情報が公開されることはあまりありません。
警察内部や役所にはデータとして残っている可能性はありますが、一般人では閲覧できないのでこの噂については根拠となる情報のない都市伝説的なものと考えた方が良いかもしれません。
なぜ完全封鎖された?旧童学寺トンネルが閉ざされた現実的な理由

脆い地盤による難工事と崩落の危険性
旧童学寺トンネルが建設されたのは大正時代初期で、現場一帯の山肌は地質が非常に脆く、掘削作業は困難を極める難工事だったと伝えられています。
ただし、工事中の事故などで命を落とした作業員の話はないようです。
トンネルは完成後も長い年月使用されてきましたが、地盤の弱さに加えてレンガ造りという構造上の老朽化が進行。
最終的に壁面のレンガに白化現象(劣化のサイン)や深刻な亀裂が目立つようになり、いつ天井や壁面が崩落してもおかしくない大変危険な状態に陥っていました。
時期はハッキリとしないものの平成10年頃になるとトンネル内部は、コンクリートで補強されていましたが、崩落の危険性は完全になくすことはできなかったようです。
この崩落の危険性が、後にトンネルを完全封鎖せざるを得なくなった最大の理由だといわれています。
新トンネル開通後の不法投棄と治安の悪化
2001年になると新トンネルが開通して旧童学寺トンネルは旧道となります。
そうなると、新トンネルに比べて圧倒的に狭い旧童学寺トンネルを利用する人は激減。
この場所は人目につきにくくなったことから、粗大ゴミや産業廃棄物などの不法投棄が頻発するようになりました。
さらに、薄暗く寂れた雰囲気が話題を呼び、夜間になると肝試しを目的とした若者などが集まるようになっていきます。
これに伴い、トンネル内外へのスプレーによる悪質な落書き、ゴミの散乱、深夜の騒音といった迷惑行為が横行しました。
これらの環境悪化と治安の乱れは近隣住民や管理者にとって深刻な問題となり、最終的にトンネルの両入り口を、コンクリートの壁で物理的に封鎖する結果となりました。
この壁は現在でもそのままの状態で、旧童学寺トンネルへの侵入者を拒んでいます。
旧童学寺トンネルの場所・アクセス・駐車場情報
| 住所 | 徳島県名西郡石井町石井〜神山町阿野 (旧徳島県道20号線) |
| 最寄り駅 | JR徳島線「石井駅」 |
| アクセス | 石井駅から県道20号線を南下。新童学寺トンネル手前の分岐を旧道(山側)へ |
| 備考 | 専用駐車場はありません。旧道の一部は道幅が非常に狭く、神山町側など一部区間は車両通行止めやバリケードが設置されている場合があります。 |
現地訪問時の注意点:内部への侵入は絶対に不可能!
旧童学寺トンネルは、入り口が封鎖されていてトンネル内部への立ち入りは物理的に不可能です。
壁を破壊して、無理に侵入しようとすると器物損壊などの犯罪行為にあたるため、絶対にやめましょう。
また、旧道周辺は最低限のメンテナンスしかされていないため、自然崩落や落石、倒木の危険があります。
足場も悪く、周辺は街灯や人の往来が少ない環境です。万が一事故や怪我を起こすと救助に時間がかかる可能性があるため、基本的に現地の訪問は避けた方が良いでしょう。

夏場には虫や野生動物との遭遇も考えられるので…私は、絶対に行きたくないです。
トンネルまでの道も狭くてカーブが多いので、思わぬ事故を起こす可能性も考えられるわ…。


その上で、頑張って現地訪問しても旧童学寺トンネルは封鎖されていて中には入れない…と💧
先人が残してくれているブログや動画を視聴して雰囲気を楽しむだけに留めておいた方が良いと思うわ。

【考察】旧童学寺トンネルはなぜ心霊スポットになったのか?

旧童学寺トンネルが心霊スポットと呼ばれるようになったのは、現地の雰囲気と古いトンネル特有の外観が関係していると考えられます。
まず、大正時代に造られたレンガ造りのトンネルは独特の薄暗さと湿っぽさを有していました。
これは、訪問者の目には不気味で恐ろしい場所に見えたことでしょう。まさに、人間が持つ根源的な恐怖心を煽るのに十分な舞台装置だったのです。
そして、新トンネルの開通により生活道路としての役割を終え、人通りが途絶えたことで、かつての活気が失われ「死の空間」のような寂寥感が漂うようになっていきます。
さらに、老朽化や不法投棄対策として入り口が「コンクリートで完全に塞がれる」という非現実的な風景は訪問者の想像力を掻き立てました。
「崩落の危険を避けるため」「違法な侵入を防ぐ」「ごみの不法投棄」という現実的な理由は思考の端に追いやられ、「何か恐ろしいものを外に出さないための封印ではないか」という都市伝説的な解釈が誕生したのではないでしょうか。
それは、「自殺した男性の幽霊」であったり、すごい速度で迫って来る「ターボ婆」、「訪問者をトンネル内に引きずり込もうとする手」だったのかもしれません。
それ故にトンネルに触れようとしたり内部に侵入したものには、金縛りやメッセージが届くといったペナルティのような現象が語られているのかもしれません。
そして、心霊現象の噂が広まるにつれて、興味本位の訪問者が増加。彼らが体験談を拡散することでこのトンネルは心霊スポットとして知られるようになっていったのではないでしょうか。

自殺した男性の情報がない以上、男性の幽霊にも疑問符がついちゃいますからねぇ💧
男性の幽霊の噂のはじまりは、シミュラクラ効果のよる錯覚や誤認だと思うのよね…。トンネルの壁面や天井に現れる人型の染みって、中途半端に浮かんでいるように見えたりしないかしら?


丁度、ロープとかで吊るされているみたいに…ですか?言われて見れば、そうかも?
吊られている男性の幽霊を見たと思った人たちは、次にその噂の由来を想像して…。首つり自殺をした男性の噂が生まれたんじゃないかしら…。


なるほど!自殺者の噂⇛首吊りの幽霊発見!じゃなくて、首吊りの幽霊発見!⇛自殺者の噂ができたっていう流れだと考えたんですね。
実際のところはどうなのか分からないけど…ね。


ちなみにターボババアの噂の出どころって何なんでしょう?
正直、わからないわ…。トンネルに侵入した訪問者へのトラップ的な意味合いなのかしらね?

まとめ
本記事では、徳島県で心霊スポットだと噂される「旧童学寺トンネル」について解説してきました。
「旧童学寺トンネル」は、大正時代に造られた美しいレンガ造りの近代化遺産でありながら、現在はコンクリートで固く口を閉ざされた異様な姿を晒しています。
首吊り自殺の噂や謎の廃屋といった心霊現象が語り継がれる一方で、その封鎖の裏には崩落の危険性や不法投棄、心霊スポット化による治安の悪化といった人間の現実的な問題が潜んでいました。
現在はトンネル内に立ち入ることはできませんが、その封印された分厚い壁の前に立つと、歴史の重みと得体の知れない気配の両方を感じ取ることができるかもしれません。
もし訪れる機会がある場合は、ルールとマナーを守り、廃道探索としてのリスクを十分に理解した上で、この場所が持つ複雑な歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
