緑山峠は、神奈川県の心霊スポットとして知られる場所の一つで、その不可解な現象や噂により多くのオカルトファンを引き付けています。
元々は幹線道路でしたが、走り屋やローリング族の聖地として知られていたようです。
そんな『緑山峠』では、どのような心霊現象が起こるのでしょうか?
本記事では、緑山峠で起きる心霊現象のウワサや過去に起きた事故のウワサを紹介しています。

ぜひ最後までお付き合いください。
神奈川県『緑山峠』

『緑山峠』とは
緑山峠『緑山峠(みどりやまとうげ)』は、神奈川県横浜市に存在する道・峠です。
横浜市青葉区にあり、緑山スタジオに沿って『こどもの国』から『鶴川方面』に抜ける峠です。
峠とは言いつつも山奥にあるわけではなく、比較的、高低差が少ない場所にあり短距離のなかにカーブが連続している道路で、1980年代には、『緑山コーナー』『緑山サーキット』などと呼ばれ、走り屋やローリング族が集まる場所になっていました。
走り屋による暴力行為や交通事故があまりにも多発したために、社会的な問題となっていたようです。
横浜市都市計画道路真光寺長津田線が開通したため、現在は廃道となっていて出入り口がアーチ状の車止めバリケードで封鎖されています。
進入禁止ではないので、徒歩や自転車であれば通行は可能ですが、車やバイクでの侵入はできません。
『緑山峠』の場所
住所 | 〒227-0036 神奈川県横浜市青葉区奈良町2065 |
最寄り駅 | こどもの国駅 |
アクセス | こどもの国駅から徒歩13分 |
備考 | TBS緑山スタジオ横の新道から脇道に入ると通行止めのバリケードがあります。 車やバイクでの侵入は禁止ですが、徒歩や自転車ならばそのバリケードの先の旧道『緑山峠』までいけます。 |
『緑山峠』で過去に起きた事件・事故
緑山峠では、走り屋やローリング族の聖地となっていたこともあり、過去には交通事故が多発しています。
死亡事故も多く起きていたらしく、当時は電柱に手向けられた花は頻繁に目撃されていたそうです。
この峠で有名な話として、当時17歳だった少年がバイク事故で亡くなった際に親御さんが「最愛の子よ 十七才の青春を ここにて 永遠に 昭和六十三年五月二十一日」と書かれた小さな慰霊碑を設置したというものがあります。

私の地元でも走り屋が集まる峠があり、週末になると車が崖や藪に突っ込んでいるのが見られていました・・・。
『緑山峠』で起こる心霊現象

緑山峠では、走り屋やローリング族の事故死が多発したためか、幽霊の目撃談が多数あるようです。
事故で死んだ人の霊が出現する
緑山峠では、廃道になる前から事故で亡くなった人の幽霊が目撃されていたそうです。
幽霊は事故を起こした時の悲惨な姿で出現することもあれば、姿がなく排気音だけだけが聞こえてくることもあったのだとか!
首なしライダー
峠の心霊スポットでは、定番ともいえる首無しライダーも緑山峠で目撃されていたと言われています。
後ろから来たバイクの運転者に首から上が無いとなれば、恐怖心が溢れてしまいますね。
火の玉が目撃される
緑山峠では、火の玉も目撃されていたそうです。

心霊の噂からバイク事故の多さが推察されますね…。
ウワサされる心霊現象
- 事故で死んだ人の霊が出現する。
- 首なしライダーが出現する。
- 火の玉が目撃される。
『緑山峠』心霊スポット化の理由を考察
緑山峠が心霊スポットになった理由は、走り屋やローリング族の交通事故やそれによる『死』が大きな原因だと考えられます。
かつて走り屋が集まっていた場所は、交通事故が多く発生することに加えて状態によっては死に直結することも珍しくありません。
また、そう言った場所には決まってギャラリーが集まっていたので、死亡事故の噂が広がるのもあっという間です。
そういった噂が広がるうちに、心霊現象も意識されるようになっていったのでしょう。
緑山峠の場合は、事故死した17歳の少年の親御さんが、「最愛の子よ 十七才の青春を ここにて 永遠に 昭和六十三年五月二十一日」と書かれた小さな慰霊碑を設置したことも心霊スポット化の一因だと思われます。

慰霊碑は現在は無くなっているそうです。
『緑山峠』訪問時の注意点
緑山峠は、現在は廃道になっています。
バイクや車での侵入は、違法となるため注意してください。
自転車や徒歩での侵入と移動は許可されているようですが、路面はメンテナンスをされておらずボロボロな状態で、夜間に出掛けると足元が不安定なため非常に危険です。
また、山奥では無いとは言え、周囲には民家が少ないためケガをした時には救助を呼びにくいですし、痴漢などの被害に遭う可能性も捨てきれません。
どうしても現地を訪問するのであれば、日中にした方が良いでしょう。
体験談・噂話

体験談①
昨日怪談イベントを聞いたついでに以前から興味があったので訪れたのがちょうど18時過ぎになってしまい、辺りは真っ暗闇。持ってきた懐中電灯を持ちながらカメラを片手に散策していたのですが、歩き続けているうちにわたしが歩いていたのは歩道だったのですが、耳元でふと”ブーン”という音がすぐそこで聞こえてきました。当初は蚊かな?と思いましたが明らかにわたしのすぐ近くをバイクが駆け抜けていきました。二輪車の通行禁止のはずなのに、過去がフラッシュバックしているのかなと不思議に思いつつ先へ進み、左手に緑山スタジオが見えて復路につこうとしたときのこと、現場にはわたししかいないのに右手のスタジオがある方向に白い、特攻服を着たリーゼントのヘアースタイルが特徴的な17歳か18歳ぐらいの若い男性がわたしの存在に気付き冷やかしに来たのかとばかりに睨まれました。わたしは出てもおかしくないと思い先へ進みましたが、あらわれた男性はわたしを追ってついてきました。今度はわたしが歩く左側の雑木林の木々の上から見下ろすようにして男性はわたしの行動をじっと見ていました。そして公園の入り口の付近でいったん立ち止まると、そのリーゼントの男性は自分のことを決して怖がらず相手にもしなかったことが逆に不思議に思ったのか彼の心境は分かりませんが、目の前にあった雑草を蹴り上げて消え去りました。その表情はとても寂しげでした。そのほかにも可視化して現れることはなかったがわたしの同行に対して茂みの向こう側からチロチロと見てくる視線、暗闇のフェンスのほうへと向かって走る帽子をかぶった男性、駐車禁止の標識のところで待ち伏せをしている男性など、若い方が多い印象を受けました。
それだけ多くの若い方々の、天国への階段を急いで登ってしまったがために、彼らには生きていたらまだまだやりたかったこと、言葉には決して言い尽くしがたいが、あの道には自らの愚行に只管懺悔や後悔の念を抱きながら彷徨い続ける若者達の無念の魂がまだまだいます。帰る際にわたしは”ありがとうございました、どうか安らかにお眠りください”と両手を合わせ合掌させて頂きました。どうか訪れた際には両手を合わせて彼らの魂が安らかに眠ることを心から祈るばかりです。
心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」 https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=243#chapter_taikendan_3019
体験談②
小学生低学年の頃に母親とお兄ちゃんと公園の帰り、夕方の暗いときに緑山峠を通りました。
心霊ほぼ実話「心霊スポットの恐怖体験談」 https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=243#chapter_taikendan_3019
自転車で通っていましたが、街灯が一つもなく、自転車の明かりのみでした。
母親とお兄ちゃんは自転車にギアがついてたので先にどんどん行ってしまい、すごく、怖いです。
周りに森がありましたが、木々の間から亡くなったライダーの方たちに見られているような視線がすごく感じられました。
怪奇現象もいつ起きるかわからないですし、起きると思うとすごく怖いです。最近も友達と何回か使いますが、相変わらず怖い道です。
慰霊碑もあるみたいなんですが、すごくわかりずらいので、見つけたことはないですが、見つけたときは怖いと思います。
緑山峠には、走りや意外で霊園があるんですが、その池で小さい男の子が溺れてなくなったと言う話もあるので、緑山峠をとおるときには、急坂もあるので、道を走るときもそうですが、亡くなったライダーの方々の幽霊にはお気をつけください。
まとめ
本記事では、神奈川県の心霊スポット『緑山峠』を紹介しました。
緑山峠は、その背景や不可解な現象により、心霊スポットとして知られています。
緑山峠は、現在では車やバイクで侵入することはできませんが、かつては走り屋で賑わっていたらしく、心霊現象のウワサの多くは、かつて交通事故死した若者たちが原因となっているようです。
廃道になってからは、メンテナンスも行われていないため、路面はボロボロになっていて夜間に訪問するのは危険な状態です。
また、無用な人的なトラブルを避けるためにも、どうしても緑山峠を訪問する際は明るい時間帯にしましょう。