暖かい季節になると、当たり前のように水の事故が増加します。
水の事故が多発するような場所では、心霊現象の噂が語られているものです。
高知県に存在する仁淀川も同様に、多くの水難事故が発生しており、そこに架かる『仁淀川河口大橋』では心霊現象が噂されています。
本記事では、高知県の心霊スポット『仁淀川河口大橋』の情報を紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
高知県『仁淀川河口大橋』とは
『仁淀川河口大橋(によどがわかこうおおはし)』は、高知県高知市に存在する橋です。
愛媛県と高知県に流れる一級河川の清流・仁淀川に架かっていて、全長が1000メートルにも及びます。
1974年8月から1977年3月にかけて工事が行われ、完成後は黒潮ラインの一部として開通しました。
総工費は33億8000万円で、当初は有料道路でしたが2001年4月に無料開放されています。
この橋が建設された目的は、観光道路として利用するためで、横浪スカイライン・宇佐大橋とともに、横浪半島や仁淀川の観光資源を活かすために利用されています。
『仁淀川河口大橋』で起こる心霊現象
仁淀川河口大橋で噂されている心霊現象は、非常にシンプルです。
過去に起きたと言われている出来事とも、しっかりリンクしており、非常にわかりやすい心霊現象と言えるでしょう。
女性の幽霊が出現する
仁淀川河口大橋では、『無くした頭を探す女性の霊が出没する』と噂されています。
この女性は、過去に発見された首から上の無い遺体だと言われており、夜な夜な自分の無くした頭を探し回っているのだとか!
ウワサされる心霊現象
- 首から上の無い女性の幽霊が出現する。
『仁淀川河口大橋』の場所
住所 | 〒781-0323 高知県高知市春野町仁ノ |
最寄り駅 | なし |
アクセス | 土佐ICから車で移動 |
備考 | 水難事故が多い場所です。特に河口付近は要注意です |
『仁淀川河口大橋』で過去に起きた事件・事故
仁淀川では、毎年多くの事故が起きているらしく少し調べると、たくさんの情報を見つけることが出来ます。
頭の無い女性の遺体が発見された
仁淀川では、過去に首から上がない女性の遺体が発見されたそうです。
心霊現象のもとになっているのは、この女性の遺体と言われています。
しかし、この女性の遺体については、確定的な情報を発見することは出来ませんでした。
ただし、、仁淀川では毎年多くの事故や自殺が発生しているため、そのなかのひとつの事例なのかも知れません。
プレジャーボート転覆
平成27年7月24日の4時30分ごろに、うなぎ釣りをしていた69歳の男性が乗るプレジャーボートが転覆しています。
男性は、その後死亡しているようです。
シラスウナギ漁中に流された男性が行方不明に!
1月12日に仁淀川河口でシラスウナギ漁中に流された男性 捜索打ち切り 当時茶色のズボンに黒色のカッパ着用
1月12日に仁淀川の河口付近でシラスウナギ漁をしていた男性が流された事故で、高知海上保安部は15日の日没をもって男性の捜索を打ち切りました。
高知海上保安部などによりますと12日午後7時ごろ、仁淀川の東岸の河口付近でシラスウナギ漁をしていた日高村の森岡龍太(もりおか・りゅうた)さん(37)が沖に流され行方不明になりました。
高知海上保安部は巡視船やヘリコプターを使って警察や消防と連携しながら捜索を続けていましたが森岡さんは見つからず、発生から3日経ったことなどから15日午後5時20分ごろ専従での捜索を打ち切りました。
今後は通常の巡視警戒に合わせて捜索を続ける方針です。
森岡さんは当時茶色のズボンの上に黒色のカッパを着用。救命胴衣は着けておらず、高波が押し寄せ波にさらわれて流されたと見られています。
TBSニュースDIG https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/943548?display=1
漁を行っていた男性が死亡
高知県の仁淀川河口で男性死亡 愛媛県の70代か
2日午前10時40分ごろ、仁淀川河口大橋付近で漁をしていた男性から「知人が潮に流された」と110番通報があった。
警察や高知市消防局のほか、高知海上保安部も巡視船や航空機で捜索し、午後1時ごろ、男性が水中で心肺停止状態で発見され、死亡が確認された。
高知新聞plus https://www.kochinews.co.jp/article/detail/532642
少し探すだけでも、これだけの事故が見つかります。
『仁淀川河口大橋』心霊スポット化の理由を考察
仁淀川河口大橋が心霊スポットと呼ばれるようになった理由は、河川で発生する事故の多さが関係していると考えられます。
仁淀川河口では、毎年のように多くの事故が発生していて、その結果、死亡する人も少なくありません。
また、事故なのか自殺なのかは分かりませんが、遺体が発見されることも珍しくないようです。
このように事故が多発する場所では、心霊の噂が流れるものです。
このため、『仁淀川河口大橋』が心霊スポットとして拡散された背景にあるものは、水難事故や発見される遺体への恐怖であることは間違いないでしょう。
ただ、ひとつ気になるとすれば、経緯がハッキリしている死亡事故が多発しているなかで、情報が曖昧な『頭の無い女性の遺体』が心霊現象として語られているのか?です。
情報元がハッキリしない方が、かたちのない噂として広まりやすいのかもしれません。
追加の情報として、仁淀川はかなり大きい川で水の量が多く事故が起きやすい場所ではあるのですが、毎年のようにやって来る台風の後は川底の形状が変化したり、川の流れが変わったりするそうです。
また、上流の雨により急激に水量が増加し、流れが急激に変化することも珍しくないと言われています。
昨今、仁淀川のやって来る観光客やゲリラ豪雨が起きることが増えているため、水難事故も増加しているそうです。
今後も、『仁淀川河口大橋』の付近では、新しい心霊話が生まれて拡散されていくのかもしれません。
水辺は素人が近づいてはイケない領域です。
『仁淀川河口大橋』訪問時の注意点
仁淀川河口大橋付近は、釣りやサーファーが集まるスポットですが、反面、水の事故が多発している場所でもあります。
川の幅が大きいため、昼間の事故の際にも発見や救助が遅れ、命を落す人が多くいます。
そのため、夜間に肝試し目的で訪問して溺れてしまうと、かなりの確率で命の危険が発生することでしょう。
遊び半分で夜間に訪問することは、控えた方が良いでしょう。
また、昼間の訪問であっても気軽に水辺に近づかないことをお勧めします。
川では釣りや漁を行っている方もいるため、迷惑な行為を行わないことも大切です。
体験談・噂話
体験談を募集しています。何かご存じでしたらコメント欄までお寄せください。
まとめ
本記事では、高知県の心霊スポット『仁淀川河口大橋』の情報を紹介してきました。
仁淀川、特に河口付近では、毎年多くの事故が起きており、なかには命を落してしまう人もいるようです。
このような背景から、同地は心霊現象の噂が広がり、心霊スポット化したのだと考えられます。
噂される心霊現象の内容は、『自分の頭を失くした女性の幽霊が、頭を探して彷徨う』と言うシンプルながらも、それ故に聞く者に恐怖心を与えるものになっています。
この話を聞いて興味を持った人が、仁淀川河口大橋を訪問することもあるようですが、心霊現象を抜きにしても水の事故が多い場所です。
遊び半分で訪問して、川に落ちでもしたら大変なので、夜間にひとりで訪問することは絶対にやめましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。