行者還トンネルで目撃された女性の幽霊のイメージ

広告 奈良県 心霊スポット 関西地方の心霊スポット

奈良 心霊スポット 行者還トンネル 過酷な峠で絶命した人の霊が⁉

奈良県の山深い地域に位置する『行者還トンネル』は、心霊スポットとして知られています。

険しい道のりや名前の由来から、多くの噂や怪異談が語られています。

この記事では、行者還トンネルにまつわる心霊現象や訪問時の注意点について紹介しています。

奈良の心霊スポット『行者還トンネル』とは

『行者還トンネル(ぎょうじゃがえりとんねる)』は、奈良県吉野郡天川村に存在するトンネルです。

このトンネルは、修験道の開祖である役小角(えんのおづぬ)が一度引き返したとされる「行者還岳」に由来し、その険しさから「行者還り」の名が付けられました。

奈良県吉野郡の天川村と上北山村を結ぶ国道309号線上に位置しており、大峰山脈を貫き標高約1,110メートルの地点にあります。

トンネルの全長は約1,300メートルで、照明が設置されていないため、内部は真っ暗です。そのため、通行の際には十分な注意が必要です。

夜間や天候不良時には、車両のライトを点灯し慎重に運転する必要があります。

また、行者還トンネルは、周辺の登山道へのアクセスルートとしても利用されています。

行者還岳(標高1,546メートル)や弥山・八経ヶ岳への登山口として、多くの登山者がこのトンネルを経由することになります。

そのため、トンネル周辺には駐車場が整備されています。行者還トンネル西口には「弥山登山口駐車場」があり、約50~60台の車両が駐車可能で、1日1,000円の利用料金が設定されています。

登山シーズン中は早朝から満車になることが多いため、早めに到着できるように出発時間を調整しましょう。

なお、2022年3月28日に発生した斜面崩落により、国道309号線の一部区間が通行止めとなりましたが、同年10月7日に復旧が完了し、現在は通行可能となっています。

行者還トンネル周辺は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である大峯奥駈道が通っており、歴史的・文化的にも重要な地域です。

『行者還トンネル』で起こる心霊現象

行者還トンネル内に現れる白装束の女性の幽霊のイメージ画像

老婆の幽霊の目撃

行者還トンネルでは、「老婆の幽霊の目撃談」があります。

この老婆はトンネル内やその周辺で目撃されており、多くの人が「白い着物を着た老人がゆっくりと歩いていた」と話しています。

老婆は、車のヘッドライトに照らされると姿を消したという話や、恐ろしい顔でこちらを見ているという話があるようです。

車両の異常

トンネルを通過する際、車両に異常が発生するという話もあるようです。

車のタイヤが突然パンクしたり、トンネル内で叫ぶとエンジンが急に止まるといった現象が報告されています。

また、トンネル内で車が動かなくなった際に、背後に「人影が浮かんでいた」という話もあるようです。

その他の幽霊の目撃

行者還トンネルでは老婆の幽霊だけでなく、様々な姿の幽霊が目撃されています。

白装束の女性がトンネルの壁際に立っていたり、背広を着た男性が道を横切ったりすることがあるそうです。

これらの幽霊は、一瞬だけ見えてすぐに消えてしまうことが多いと言われています。

また、幽霊を目撃した人の中には、その後に不幸な出来事に見舞われたという人もいます。

ウワサされる心霊現象

  • 老婆の幽霊の目撃がある。
  • 車両の異常が起こる。
  • 女性の幽霊や男性の幽霊が出現する。

『行者還トンネル』の場所

住所奈良県吉野郡天川村北角
最寄り駅近鉄吉野線の下市口駅(現地までバスで約54分)
アクセス下市口駅から奈良交通バスに乗車し、天川川合バス停で下車
備考:国道309号線は道が良くないので、運転には十分な注意が必要

私有地に無断で立ち入ると罪に問われます。絶対にやめましょう。

『行者還トンネル』で過去に起きた事件・事故

行者還トンネルに現れる老婆の幽霊のイメージ画像

行者還トンネル自体での具体的な事件や事故の記録は確認されていません。

しかし、周辺の国道309号線は「酷道」として知られ、道幅が狭く、急カーブや急勾配が多いため、交通事故が発生しやすい危険な道路です。

そのため、過去に事故で命を落とした者がいる可能性があります。

また、トンネルの近くにある行者還岳は、その険しさが有名な山です。そのため、過去に修行者が命を落していてもおかしくありません。

『行者還トンネル』心霊スポット化の理由を考察

行者還トンネル内で突然止まった車のイメージ画像

行者還トンネルが心霊スポットとして認識されるようになった理由は、歴史的な背景が大きいと考えられます。

この行者還トンネルの名前は、修験道の開祖・役小角が引き返したとされる「行者還岳」に由来しています。

地名や修行者が命を落とした可能性が語り継がれているため、心霊的なイメージを持ちやすいと言えるでしょう。

このような歴史的背景と国道309号線の険しい道のり、トンネル内の暗さが持つ不気味な雰囲気が絡み合うことで心霊現象の噂が生まれたのだと考えられます。

さらに老婆の幽霊の目撃談や車両の異常現象といった怪奇現象の噂が拡散されたことで、行者還トンネル心霊スポットとして有名になっていったのでしょう。

『行者還トンネル』訪問時の注意点

行者還トンネルを訪問する際は、交通事故に遭わないように注意しましょう。

国道309号線の道幅の狭さや急カーブ、急勾配はとても危険なポイントと言えます。

特に夜間や悪天候時には、視界が悪くなり危険度が高くなります。出来れば夜間や雨天時の訪問は避けた方が良いでしょう。

また、地元住民や他の通行者に迷惑をかけないようマナーを守り、大声や長時間の駐車を控えてください。

昼間に訪問する場合でも、トンネル内の暗さに備えて車両のライトや懐中電灯などの安全装備を携行して万が一に備えることが重要です。

まとめ

本記事では、奈良県の心霊スポット、行者還トンネルの情報を紹介しました。

行者還トンネルは、その歴史的背景や周辺の独特な環境により、数々の心霊現象の噂が語られ、多くの人々の関心を集めている場所です。

修験道の開祖に由来する名称や険しい道のり、暗闇に包まれたトンネル内の雰囲気が、これらの噂をさらに助長していると考えられます。

しかし、心霊現象に関連する具体的な事件や事故の公式な記録は確認されておらず、多くの話は伝聞や噂に基づいています。

訪問を検討する際には、道路の険しさや周辺環境に十分注意を払い、交通安全を徹底することが重要です。

また、地域住民や他の訪問者への配慮を忘れず、マナーを守る行動が求められます。

心霊スポットに興味を持つことは問題ありませんが、冷静で客観的な判断を心がけることが、安心で安全な体験につながるでしょう。

訪問はあくまで自己責任で行い、事前の準備を怠らないようにしましょう。

    -奈良県, 心霊スポット, 関西地方の心霊スポット
    -,