宮城県仙台市に心霊スポットと言われる廃トンネルがあります。
トンネルの名前は『太白山トンネル』
非常に狭く短いこのトンネルで過去に何が起きたのでしょう…。
本記事では、宮城県の心霊スポット『太白山トンネル』で起きると言われる心霊現象を紹介していきます。
最後まで読み進めて、『太白山トンネル』の秘密に迫ってみて下さい。
『太白山トンネル』とは
『太白山トンネル(たいはくさんとんねる)』は、宮城県仙台市に存在する廃トンネルです。
東北自動車道、仙台南インターチェンジの近くにあるトンネルで、1914年(大正3年)に、秋保で産出される凝灰岩である『秋保石』の貨物輸送を目的として開業されました。
その際の名称は『秋保石材軌道』で、長町と秋保温泉間を結んでいました。
1925年(大正14年)に電化を完了して名称を『秋保電気軌道』に変更、1944年(昭和19年)になると『秋保電気鉄道』と改称して運営、電車が走っていたと言われています。
戦後になると、設備の老朽化や利用者の減少により経営が悪化、1961(昭和36)年に全線が廃止となりました。
『旧秋保鉄道トンネル』『自由が丘トンネル』とも呼ばれていたそうです。
『太白山トンネル』の場所
〒982-0215 宮城県仙台市太白区旗立3丁目37
少し奥まった場所にあるトンネルですね…。
人通りが少ないので、危険がイッパイです!
『太白山トンネル』で起きた事件・事故
太白山トンネルは、廃線して長い期間が経過していますが、電車が稼働していた頃には住民が電車の下敷きになり轢死する事故が多発していたと言われています。
また、過去にはトンネル内で焼身自殺した人もいるそうです。
『太白山トンネル』は、戦前に開通したトンネルなので安全に対する意識は、現在よりもかなり低かったことが予測されます。
このため、近道をする感覚でトンネルを徒歩で移動していて、事故に遭うケースが多かったのではないでしょうか?
こういった事故の噂や、廃線後のオドロオドロしい雰囲気が絡み合うことで心霊スポットとして知られるようになったと考えることが出来ます。
むかし、私の祖父が線路を横切って畑まで近道していましたが…、それに近い感覚でトンネルを徒歩で移動していた可能性がありますね。
『太白山トンネル』でウワサされる怪異
太白山トンネルでは、トンネル内で事故に遭い轢死した人の幽霊や焼身自殺した人の霊が目撃されています。
特に子供の幽霊が目撃されているらしく、興味本位や遊び半分でトンネル内に踏み入ると恐ろしい目に合うそうです。
子供の幽霊も、事故で亡くなってしまった子なのでしょうか…。
ウワサされる怪異
- 轢死した人の幽霊が目撃される。
- 焼身自殺した人の霊が出現する。
- 子供の幽霊が現れる。
どちらにしても、遊び半分で訪問するのは危険です…。
まとめ
本記事では、宮城県の『太白山トンネル』を紹介して来ました。
このトンネルは、戦前から開通していた電車用の隧道で主に『秋保石』を運搬する目的で利用されていました。
戦後になると、設備の老朽化や利用者の減少により廃線となっています。
電車の通過していた頃は事故による轢死者が多数いたらしく、この事故の件とトンネル内での自殺者の噂、廃線後の不気味な雰囲気がもとになり心霊スポット化したと考えられます。
現在の管理者については正確には分かりませんが、私有地である可能性があるので、許可なくトンネル内に立ち入ることは避けましょう。
また、トンネルの周辺は民家なども少なく、人の気配がない場所なので物理的なトラブルが生じる危険もあるため、肝試しなどはやめておくことをお勧めします。