『ダム』は心霊スポットとして良く耳にする場所です。
ほとんどの場合ダムだけでなく、その周辺でも心霊現象の目撃談があります。
ダム建設時に水没した土地の因縁や、事故や事件の犠牲者の無念が怪奇現象を引き起こすのでしょうか?
今回の記事では、心霊スポットとしても有名な佐賀県の『北山ダム』を紹介していきます。
『北山ダム』とは
『北山ダム』は、1950年に農林省によって計画された国営嘉瀬川農業水利事業の根幹施設として建設されました。
佐賀平野に流れ込む嘉瀬川は砕屑物が堆積している天井川で、干ばつになると簡単に水が枯れてしまい大きな被害を出していました。
『北山ダム』はかんがい用水と水力発電を目的として建設されました。
『北山ダム』の場所
〒840-0541 佐賀県佐賀市富士町大字藤瀬729−5
北山ダム(ほくざんダム)は佐賀県佐賀市、一級河川・嘉瀬川本川最上流部に建設されています。
『北山ダム』は周囲を山に囲まれています。
観光で訪れる際は、十分に準備をしておきましょう。
『北山ダム』で起きた事件
『北山ダム』は、その建設時に160戸の家屋が湖底に沈むことになりました。
第二次世界大戦終了直後だったこともあり、住民に対しての保証は満足いくものではなかったようです。
また、ダムの建設中に殉職された方も複数人いることが明らかにされています。
ダム建設時の家屋の水没以外にも、多くの事故や事件が発生しています。
下の表にまとめていますので、確認してみて下さい。
発生日 | 事件・事故内容 |
1990年9月 | 暴力団を脱退した男性が団員にリンチされた後、北山湖の天神橋から突き落とされる殺人事件が起きています。 |
1991年3月 | ボートで遊んでいた男性が転落し死亡する事故が起きています。 |
1992年4月 | 魚釣りに来た男性が溺れて亡くなる事故が起きています。 |
2008年5月 | 女性がダム湖に浮いているのが発見されました。『人のようなものが浮かんでいる』と通報が入り、病院で死亡が確認されました。 |
2020年5月 | 釣り人がボートから転落して病院に搬送された後、死亡が確認されています。 |
…転落して死亡する事故がかなり多い印象です。
『北山ダム』でウワサされる怪異
『北山ダム』とその周辺では、多くの怪奇現象が報告されています。
北山キャンプ場近くの『こうふくトンネル』では、女性の霊が目撃されていますし、展望台に近い『サイクルトンネル』では、上半身だけの男児の霊が這いまわっていると言われています。
また、北山キャンプ場の駐車場では首つり自殺した人の霊が出現!
近隣の墓地では軍服姿の全身が焼けた男性の霊が目撃されているようです。
『北山ダム』で噂される怪異
- 『こうふくトンネル』で女性の霊が目撃されている。
- 『サイクルトンネル』で上半身だけの男児の霊が這いまわっている。
- 北山キャンプ場の駐車場で、首つり自殺した人の霊があらわれる。
- 近隣の墓地で、軍服姿の全身が焼けた男性の霊が目撃されている。
事故や事件の多さが、怪奇現象の目撃談と比例しており恐怖心をあおられます。
まとめ
今回は、佐賀県の心霊スポット『北山ダム』を紹介しました。
『北山ダム』は建設時に160戸もの家屋がダム湖に沈んだり、建設中には殉職者が発生しています。
ダムの完成後にも、事故や事件が多発しており心霊スポットと呼ばれる理由が十分納得できる場所です。
ただし、『北山ダム』は自然豊かな場所に建設されているので、心霊スポットとしてだけでなく観光地としても有名です。
ダムの規模も大きく、魅力たっぷりなので佐賀県観光の際は立ち寄ってみてはいかがでしょう?
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
またのご来館をお待ちしております。