群馬県に心霊スポットとして有名なトンネルがあります。
そのトンネルの名前は、『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』です。
このトンネルでは、過去に悲惨な事故や事件命を落した人がいて、その人たちの幽霊が出現すると言われています。
『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』では、過去に何が起きたのでしょうか・・・。
本記事では、群馬県の心霊スポット『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』についての情報を紹介していきます。
群馬県『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』とは
『下仁田トンネル(しもにたとんねる)』は、群馬県甘楽郡下仁田町に存在するトンネルです。
国道254号線にある長さ101メートルの狭いトンネルで、過去に手掘りで掘削作業が行われた末に開通しています。
正式名称は『小坂坂隧道』ですが、『下仁田地域』にあることから下仁田トンネルと呼ばれているのだと思われます。
トンネル自体も幅が狭いのですが、そこに至るまでの道も幅が狭いので運転には細心の注意が必要です。
また、トンネルまでの道の途中には、火葬場が存在しています。
『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』で起こる心霊現象
女性の幽霊が出現する
下仁田トンネルを通過していると、女性の幽霊が出現するというウワサがあります。
トンネル通過中にどこからともなく女性の声が聞こえてきたかと思うと、突然女性の手が伸びてくるそうです。
また、『トンネルの入り口に女性の幽霊が立っている』『バックミラーに手招きする女性が写り込む』と言う話があります。
謎の音が鳴り響く
下仁田トンネルで肝試しをした人のウワサでは、トンネル内を歩いている間、ずっと自分たち以外の足音が聞こえていたそうです。
また、トンネルを抜けた後には、「ドーン!」という大きな音が聞こえてきたと言います。
どちらも音の原因は分からなかったそうです。
ウワサされる心霊現象
- 女性の幽霊が出現する。
- 謎の音が鳴り響く!
『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』の場所
住所 | 〒370-2601 群馬県甘楽郡下仁田町下仁田 県道195号線 |
最寄り駅 | 下仁田駅 |
アクセス | 下仁田駅から徒歩でおよそ15分 |
備考 | トンネル内はとても狭いです。トンネルまでの道も狭いため運転時注意! |
『下仁田トンネル』で過去に起きた事件・事故
下仁田トンネルでは、工事の際のトラブルや悲惨な事件、事故で命を落した人がいると言われています。
噂されている情報を紹介していきますが、いずれのウワサも根拠となる情報を持つけることが出来ませんでした。
このため、あくまでも噂レベルの話として読んでいただけると助かります。
トンネル掘削時に作業員が亡くなった
下仁田トンネルは、手掘りで掘削が進められたトンネルです。
硬い岩盤を手で掘り進めるのは、非常に大変な労力が必要だったと思われます。
その苦労のほどは、トンネル内のデコボコの壁面をみれば把握できることでしょう。
そして、この大変で過酷な工事のなかで作業員が命を落したと言われているようです。
強姦殺人で女性が死亡
下仁田トンネルは、人里から離れた山の中にあり夜になると明かりも満足にはありません。
このため、強姦事件が発生しやすい場所だと言われています。
そして、ある時、ひとりの女性が強姦された末に殺害されてしまったそうです。
サンルーフから乗り出していた女性が死亡
下仁田トンネルでは、過去にサンルーフから身を乗り出していた女性が命を落したと言うウワサがあります。
女性は、所謂、不良で車のサンルーフから身を乗り出してシンナーを吸っていたそうです。
車に同乗していた男性が、止めるように促してもまったく従う気配がありません。
しびれを切らした男性が、無理やり女性を車内に引き込んだところ女性は首から上が無くなっていたそうです。
女性の頭は、トンネルの入り口に転がっていたと言われています。
トンネルに入る際にトンネル上部の壁に頭をぶつけ、千切れ落ちた・・・ということでしょうか・・・。
『下仁田トンネル』心霊スポット化の理由を考察
下仁田トンネル(小坂坂トンネル)が心霊スポットと呼ばれるようになったのは、トンネルの立地と手掘りならではの不気味な雰囲気が理由だと考えられます。
まず、トンネル自体が民家の少ない山中に存在しており、夜になるとトンネル利用者や灯りが少ないことで、とても暗い雰囲気になります。
また、コンクリートで固められているとはいえ、トンネルの内部は手掘り感が溢れるデコボコした状態です。
トンネル内を車のライトや懐中電灯で照らすと、デコボコした場所に程良く陰影が生じて『人の顔』のように見えてきます。
そして、山の中は夜になると色々な音がなることに加えて、トンネル内は音が反響しやすいため足音が複数聞こえたように感じても不思議はありません。
こういった現象の積み重ねが、心霊現象のウワサを生み出したのでしょう。
また、トンネルに至るまでの道の途中に、火葬場があることも心霊現象のウワサが拡散することにひと役買っていると考えられます。
心霊現象の根拠である事故や事件の情報が確定されない以上は、立地と雰囲気が原因の可能性が高いです。
『下仁田トンネル』訪問時の注意点
下仁田トンネル(小坂坂トンネル)は、山中にありそこまでの道はかなり狭いです。
当然、トンネル内部も狭く車同士の離合は困難でしょう。
また、引き返したいと思ってもUターンできるスペースもほぼないため、要注意です。
また、事故などに遭うと救助が遅れる可能性があるので、訪問する際は十分に準備してから出かけましょう。
現地は、夜になるととても暗くなるため、女性が襲われることもあるそうです。
基本的には、用事が無ければ近寄らないほうが良いと思います。
夜間に細い道で運転するのは、とてもストレスになります。
体験談・噂話
下仁田トンネルで怖い体験をした!
群馬県の下仁田トンネルで怖い体験をしました。今でも恐怖です。(群馬県甘楽郡下仁田町)
これは私が会社に入社して1年たった頃の話です。
だいぶ昔の事です。
当時、私は地元から離れた会社の支店で採用。
慣れない土地で1年かけて何とか仕事を覚えてきました。
その際に上司がゴルフ道具一式をタダでくれてゴルフをしないかと誘われました。
私は社会人として上司や他の方々と交流するツールとしてやってみることにしました。
打ちっぱなしで教えてもらい練習したりして楽しかったです。
初めての地元のゴルフ場でのコースも散々でしたが楽しめました。
次やる時は上手になりたいと思い仕事が終わり、時間のある日はひたすら練習に行きました。
丁度今頃の秋に、当時の上司Kさんから
「群馬県の方に知り合いがいるゴルフ場に行かないか?安くできるしどうだ?」
と誘われました。
私は自分の腕が上がったか確認したかったので休みも合ったので承諾しました。
まさか、行く先で怖い体験をするとは夢にも思いませんでした。
当日、上司のK課長の車に乗り、私、T主任、先輩のMさんと共に群馬県に明け方入りました。
群馬県の浅間山手前にある下仁田カントリークラブでゴルフをすることとなり、
初めて県外の地でゴルフというのが楽しみで新鮮。
群馬の自然あふれ空気の良い環境が気に入りました。
だいぶ当時割引も効いたり上司のおごりもあり、私はほとんどお金を出しませんでした。
スタートし、初デビューは散々な結果でしたが、
だいぶマシになり、T主任に勝ちいいプレイができ満足でした。
昼にはK課長と、T主任はお酒を飲みました。
私と先輩のMさんは運転要員の為にアルコールは飲酒運転になる為お茶やジュースで我慢でした。
大体13時くらいには全ホール回り風呂に入り帰るだけでした。
次の日は全員休みで後は帰るのみでした。
K課長が
「せっかくここまで来たんだ。浅間山少し見に行きたい。」
と言われM先輩が運転しました。
途中下仁田トンネルに入り向かいました。
私はトンネルに入った時に急に冬のような寒さを全身に感じました。
感じたことのない寒さと違和感があり、しかもトンネルが非常に不気味に見えました。
抜けて浅間山手前に着き駐車場に止めて山を見ました。
秋の紅葉が素晴らしく綺麗でした。
そんな私の脇にM先輩が居ましたが、先輩は何故か青ざめた顔で呆然と山を見てました。
私はいつも明るく冗談話して、よく遊びにつれて行ってくれるMさんが暗い表情をしているのをこの時初めてみました。
「どうかしました?先輩」と尋ねると、
「い、いや…な、何でもないよ…」と引き攣った笑顔をして車に戻っていきました。
私は上司達と何かあって嫌な思いをしたのかなと思いました。
しばらくいて、K課長も浅間山を堪能し、車に乗り帰りました。
私は助手席に乗り込み、上司達は後部座席。
運転手のMさんは顔色が青白かったです。
再び下仁田トンネルの手前に着ました。
先ほど来た時より何だか暗さというか不気味さが増した気がしました。
トンネルに入りました。
K課長のBMWが何だか急にスピードが遅く低下しました。
何だろうと思った瞬間、私は自分の左手首に冷たさを感じました。
(え、なんだ?)と思い見ようとした時に、私の耳元に若い女性の擦れた声が聞こえました。
確かに。「何処に行くの?」私はビビりました。
車内には男性4人しかいないのに女性は存在しないはずです。
私は手首を見ました。すると女性のか細い手だけが私の手首を握っていたのです。
と同時に車が止まりました。
「止まった!う、動かない!」Mさんは焦りながらキーを回しました。
対向車や後続車両は全くありません。
私の耳元に更に「遊びましょう…」と擦れた声が聞こえてもう怖くてたまりませんでした。
「掛かれ!エンジン!!」
Mさんが思いっきり叫びキーを回したら、再びエンジンが掛かり走りました。
Mさんはアクセルを踏んで急加速しトンネルを抜けました。
すると、手首の冷たさと女性の声が聞こえなくなりました。
ホッと私はしました。
が、ドアミラーを見て驚愕しました。
トンネルの出口付近にゆらゆら白い服を着て立っている女性が二人ほど見えたのです。
一人は片腕がなく、もう一人は足から下が見えませんでした。
私は見ないで前だけ見てました。
しばらくすると何事もなく普通の道になりました。
Mさんもさっきより落ち着いて運転してました。
後部座席のK課長とT主任はお酒と疲れで爆睡し、いびきかいてました。
高速に乗り、サービスエリアでトイレ休憩で停車しました。
外に出てMさんは、
「お前、あのトンネルで変なの見なかったか?」と真顔で聞いてきました。
私は怖かった体験を正直に話しました。
「やっぱりな…」とMさんは顔が青ざめてました。
Mさんは最初浅間山に行くためにトンネルに入った時、
何かに車のハンドルが取られて良く動かせなかった感触を覚えたそうです。
しかも、バックミラーにはずっと女性の姿らしきものが手招きをしているのが見えたそうです。
帰りのトンネルでは耳元で「休みましょう」とか
「帰らせない」といった声が間違えなく聞こえたそうです。
何か車のパワーもダウンした感じでブレーキの足を踏む部分が何か硬くなっていたような感触を覚えたそうです。
私はその話を聞いて少し小便を漏らしそうになってしまいました。
一応、サービスエリアのガソリンスタンドでエンジン系統やバッテリーを見てもらいました。
ですが、異常はありませんでした。
バッテリーはK課長が車検時に1か月前に変えて新しいものにしたばかり。
弱ってもいなくて不思議だとスタンドの店員が不思議がってました。
その後は無事に帰宅できました。
その後調べた事ですが、下仁田トンネルでは心霊体験や恐怖な思いをする場所ということがわかりゾッとしました。
私はその件依頼、正直県外のゴルフ場に行くのが怖くなりゴルフを止めました。
M先輩もゴルフは現在もしていますが、「県外でのゴルフは一切いかない。」と言うほどです。
その後私は移動した別支店で、取引先の社長さんとゴルフ話をした時に、
下仁田トンネルでの私が体験した以上の恐ろしい話を聞き、冷や汗が止まりませんでした。
そんな曰く付きの場所を知らずに通過していたと思ったらと考えたら膝の震えも止まりませんでした。
もう二度と行きたくありませんし、行かないです。
そんな下仁田トンネルでの怖い体験話でした。
本当にあった怖い話 全国心霊スポット 事故物件より引用
https://scarystory.surudake.com/story.php?spotcd=22#chapter_taikendan_1436
まとめ
本記事では、群馬県の心霊スポット『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』を紹介しました。
『下仁田トンネル(小坂坂トンネル)』では、過去に作業員のトラブルや強姦殺人、事故などによって命を落した人がいると言われています。
そして、そういった人たちが幽霊として出現して、ドライバーを事故に誘うと噂されているようです。
ただし、前述した事件や事故の情報は発見することが出来ず本当に起きたのかは不明です。
このようなことから、下仁田トンネル(小坂坂トンネル)が心霊スポットと呼ばれるようになった理由は、寧ろ立地やトンネル内部の雰囲気であると考察できます。
もし本記事を読んで、下仁田トンネル(小坂坂トンネル)に興味が湧いても迂闊に近づかない方が良いでしょう。
理由は、幽霊ではなく道の細さと民家の少なさ、トンネル利用者の少なさです。
運転に失敗して事故を起こしても、通りかかる人が少ないと救助が遅れる可能性があります。
自分の身を守るためにも、危険そうな場所にはなるべく近づかないことをお勧めします。
下仁田トンネル(小坂坂トンネル)の動画をご紹介しておきます。